焼津名物 “炎の弾丸男!!”    【富士山通信 Vol.2】

“百見は一体(体験)に如かず”を信条とし、持続可能な人類、世の中を目指し、人間性の向上と楽しい人生を目指すパワフルな鮪屋

演技する子供たち

2008年02月25日 | ひとりごと!

毎度 焼津名物 炎の弾丸男!! でござる。

 この週末某団体会議にて講演を聴き、多くを学ばせていただいた。

 その中でもしかと頭にとどめたことをご紹介します。

 我輩、某団体の活動で青少年を対象とした事業に参加する機会がある。

 地域の子供たちを集め、我々が何日も夜遅くまで無い知恵を絞り作ったプログラム(ex..自然環境教育など)を提供するのであるが、
 自然や人と触れ合う中で目を輝かせて活き活きとする姿から、

「我々の血と汗の結晶であるプログラムを全ての子供たちが本当に楽しんでくれている!」と疑う余地も無かった。

 が、しかし今回の講演で講師が言うには、

「大人からの『どう?楽しかった?』という問いかけに対して、
    『楽しかった』という子供たちの言葉の大半は演技から。」


ということ  汗・汗・汗・・・

 

 仮に子供たちと接するのが学生や20代前半の若い大人だと、子供たちはその大人たちを大人としてでなく、お兄ちゃん、お姉ちゃんといった存在として接し本音が返ってくるそうである。
(特に最近は一人っ子などが多いのでお兄ちゃん、お姉ちゃんに接したいという願望が強いらしい。)

そう、その差は歴然だそうだ。

 

考えてみたら子供たちは毎日毎日お父さんやお母さんに接する中で、親(大人)の顔色を見てご機嫌取りのテクニックを自然と身につけ、いつも良い子に見られよう、怒られないようにしようと演技していることが多いのかも知れない。

となると、当然家庭以外でも、両親と同じような大人のご機嫌取りはお手の物??


どんなにこちらが同じ視線で親しく接しようとも、常に相手は何らかのバリアを張って接しているのかもしれない。

 

 そんなぁーーっ!! って声をあげたかった。

 

実は今年も子供たちを対象としたプログラムを提供する。
ここ数年子供たちをまとめるリーダー役を大学生にお願いしていた。


しかし、そうすることで我々メンバーのかかわりが余りにも薄くなってきてしまっていたような気がしたので、「やっぱ今年のリーダーは我々メンバーがやり、大学生にサポート役をしてもらおう!」と声を大にして訴えた経緯がある。(汗)

 

 事業の目的にはメンバーが子供たちとふれあうことでその大切さを再認識するといったこともあることはあるのだが、あくまでも主役は子供たち。

 その子供たちにピュアーな心で人や自然と接して貰わなければ意味はない。

 
 幸い事業の議案は承認前。明日は臨時もあるのでこのことは伝えなければならない。

 

 我々団体の事業には客観的な立場の人に言わせると、“自己満足の世界”といわれることも少なくない。

 

 あくまでも我々の活動は“自己満足”ではなく、
   “明るい豊かな社会の実現(世界平和)”のためである。

 

 しかし今回の一件の場合は完全に“我輩自身の自己満足”になるところだった???

 結果どういう方向で行うかは別として、このことは正直にカミングアウトしよう。

f^_^;

では・・・

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4 コメント

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昨年度の夏・・・ (amo)
2008-02-26 15:14:44
小学校3年生以上は子どもだけで参加できる、
2泊3日志賀高原散策、というものがありまして、
うちは小さい子どもがいるので、
家族4人で参加したのですが・・・

2日目のハイキングの日、
現地の案内の方が、もっと自然を子どもたちに見せたいと、
ちょっと疲れるコースを勧めてきたのです。

そうしたら子どもたち、
絶対行きたくない!!!早く帰ろう!!とみんな口を揃えて・・・

大人の自己満足、とかいうのではなくて、
その自然を子どもたちに伝える事を、
本当はやって行かなくてはならないのだと感じるのは私だけですか?

年々子どもたちの体力の低下が叫ばれています。
こういう自然との関わりが薄れているのも事実です。

それを、こういう企画をする方たちは
もっと自信を持ってもらっても良いのではないかなって思います。

自然に触れさせる機会を持たせるのは、今はとっても難しいことだから・・・

と、偉そうに語ってすみません。
でも、大半が私自身の反省です
返信する
ありがとうございます。 (炎の弾丸男!!)
2008-02-26 16:43:38
amoさん、毎度でござる。

ありがとうございます。
そのような声が我々の大きな後押しになります。

教育関連は何でもそうですが、取っ掛かりは押し売りのような物でもいいんでしょうねぇ。

子供たちのことを思ったらある程度の「詰め込み教育」(言葉は悪いですが)が必要であるということは、「ゆとりの教育」の失敗で証明されましたから。

自身をもって、我々の思いを伝えられるようにがんばります。


では・・・
返信する
Unknown (amo)
2008-02-26 22:50:55
コメントしきれないくらい、自然に関わることの大切さをこのごろ実感していて・・・

ゲームなどの、人工的な遊びが流行る時代です。
そんなものを作り出してしまった大人は、
自然の偉大さを、教えていくべきだと思ってます。

今の子どもたちに自然を語るのは正直難しいと思う。
便利な世の中だから。
でも、無理強いしてでも、子どもに自然と関わりを持つ機会があるべきだと思う。

その時子どもたちは、大人の顔色を見て、
「楽しかった」「良かった」と言うでしょう。

でも、それは、その子どもたちにとって、
数年後には確実に素敵な体験としてよみがえると信じています。

http://blog.goo.ne.jp/amo-ov/e/21e17307e247813d5c9eb21081e90793

↑私が読んだこの本がお勧め

長々と失礼しました
返信する
がんばります。 (炎の弾丸男!!)
2008-02-27 10:06:09
amoさん、毎度でござる。

またまた力を頂きました。

我輩こんなでも一時は「ネイチャーゲーム」なんかの資格(簡単な)をとったりしてがんばった?事もあります。

さらに今子供たち(子供たちを通して大人にも)に“生き方”(物事の捉え方とか・・・)を伝えたいなぁ?なんて生意気にも思ってます。

ひょっとしたら何かの形として実際にライフワークとして?アクションを起すかも知れません。

有言不実行になる確率は高いですが。(笑)

では・・・




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