わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

感性を磨くこと

2005年09月24日 | 健康・元気
 今日、お昼にテレビをつけて、びっくり。
愛知万博の会場からの生放送だったのですが、
懐かしい人たちが映っていました。
「クローム」。
オーストラリアの人気ストリート・パフォーマンスの3人組。
 あの頃のように、サメの格好をしていました。

 7年ほど前の、私が学生だった頃のこと。
私は、この「クローム」に弟子入りをしました。
愛知県芸術美術館が主催した2週間のワークショップに参加したのです。
いっしょに弟子入りをした仲間は、15人ほどでしたか。
 多くの仲間たちは、演劇の劇団員たちでした。

 「クローム」のリーダーのトニーさんが、私たちの講師でした。
私たちは、ワークショップで、歌やパフォーマンスの型を学びました。
その後、3人組になって、自分らで考えたパフォーマンスを披露しました。
「クローム」のクローンということで。
私たちは、サメではなくて、車工場の労働者の格好をしましたが。
 自分らが考えたパターンを軸としながらも、ほとんどが即興。

 通りがかりの人たちを、どのように驚かせ、巻き込み、楽しんでいただくか。
無表情でパフォーマンスするのですが、頭の中では、必死で考えていました。
しかも、他のメンバーとのタイミングを考えないといけないので、たいへん。
それでも、お客さんの反応がよいと思わず、にやりと笑ってしまったりして。
「あ~、クロームが笑ったよ!」って、お客さんに笑われることもありました。
なんと、クールさを保って演じ続けることの難しいこと!
 それでも、あのとき感じたわくわくは、今でもよく覚えています。
 
 学生時代にいろんなことにチャレンジして、自分なりに磨いていた感性。
今は、廃れてしまっていないかな。
 7年ぶりの「クローム」との再会で、はっとさせられました。

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