PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

ふたたび京都南山城・木津川あたりの古刹・浄瑠璃寺へ

2017年05月14日 19時26分34秒 | 寺社めぐり

昨年っもこの辺りを散策した。

奈良興福寺で阿修羅を堪能し、木津川を

越えて京都に戻ってきた。

ひっそりとした山門

阿弥陀堂

三重塔(国宝)

この池を中心に東に浄瑠璃浄土(三重塔)があり、西に西方浄土(阿弥陀堂)が

配置されている。

阿弥陀堂縁側(裏側)

阿弥陀堂表扉

 

このあたりは京都、奈良の僧が修行するために

山郷に隠棲し庵を結んだ地域である。

奈良や京都の喧騒を逃れてやってきた僧と

末法思想から貴族の多くが伽藍を建立し、西方浄土に

行くことを阿弥陀如来に願ったのだろうか。

 

この辺りを当尾と呼ばれ、そんな中にひっそりと浄瑠璃寺は

建っていた。このお寺は創建時のご本尊が薬師如来で

あったことから、その浄土である浄瑠璃世界が寺名の

由来とされる。

 

その後、九体阿弥陀とそれを安置する堂を建立し

現世を表す庭園(池)が整備され、京より三重塔が

移築された事により今も伽藍が出来上がった。

 

 

 

浄瑠璃寺でのんびりして、当尾の石仏群を探しに行く。

 

 

 

 

 


京都から奈良へ

2017年05月14日 00時27分53秒 | 寺社めぐり

京都国立博物館の海北友松展を観て

奈良は興福寺に向かう。

定番の撮影地、猿沢の池からの五重塔

池の周りでは絵を描いてる人が多くいる。

坊さんも何処かのTV局の取材を受けていた。

 

 

今、興福寺仮講堂(通常は非公開)で

阿修羅ー天平乾漆群像展を開催されており

阿修羅像をはじめ八部衆、十大弟子、金剛力士など

国宝館の主要な国宝を展示・公開されている。

展示が創建当時とほぼ同じように配置されており

壮大で威圧感のある圧倒的な迫力で観るものを

屈服させる。

右の建物が仮講堂

 

仮講堂の中央には阿弥陀如来坐像(重文)、左右には

釈迦十大弟子、仏教に帰依した八部衆(この部類の中)に阿修羅はある。

四隅には四天王、金剛力士像、梵天、帝釈天など、そのほとんどが

国宝、重文で見ごたえ十分でした。

風物詩・奈良公園の鹿

 

阿修羅を堪能して、再び京都南山城へ。