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PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

17年に一度のご開帳

2017年02月21日 15時45分30秒 | 寺社めぐり

隣町の田原市にある慈眼寺で17年に一回の

ご本尊のご開帳があった。

17年とは、33観音の半分に時間で開帳する時間の

ことで、今年がその年にあたる。

 

ご開帳になった仏像は江戸時代初期に制作された

十一面観音立像で、それは綺麗な顔立ちをされていた。

普段は雨乞山の上にある観音堂に鎮座されており

見ることはできない。

 

帰りに河津桜を見て、渥美文化会館の雛人形を見て

帰って来た。

 

 

 

ご朱印帖も随分と増えた。

 

 


初詣@伊勢神宮

2017年01月05日 20時45分35秒 | 寺社めぐり

今年は元旦から穏やかな日が続き、今日も

冷え込みは厳しいがいい天気だ。

今日は孫を連れて伊勢神宮に初詣に出かけた。

伊良湖岬から三重県の鳥羽まで伊勢湾フェリーを

使っていく予定であったが、風が強いので、急遽変更して

三河湾、伊勢湾をぐるっと一周する道を行くことにした。

 

東名高速から伊勢湾岸道路を通って伊勢道に、およそ200km

ひた走った。

さすが伊勢神宮、正月5日でも多くの参拝客が来ている、

車を停めるところがなく、内宮から随分と離れた場所に停め

歩く。

猿田彦神社

神域に入る

手水にて

御紋

正宮へ

正宮

孫も元気に歩いています。

甘酒をいただく。

 

五十鈴川にかかる橋を渡って神域に入る、手水で手、口を清め

厳かに正宮に向かう、樹齢数百年は経つであろう杉の木立を

過ぎて正宮を参拝、ここでは願い事をしてはならない、

感謝の気持ち、お礼をする場所である。

隣の社、荒祭宮へ移動してお願いごとをして、甘酒接待場所へ

行く。

五十鈴川

おかげ横丁で定番の赤福をいただく

こんぶと梅干がばっちり合うんですな。

 

ここで昼飯を。

こんなのも。

 

帰りはいつもの渋滞、伊勢関から四日市まで18km、1時間の渋滞

たまりません!

 

すっかり暗くなった、刈谷ハイウェイオアシス

 

疲れましたわ。

 

 

 

 


四国八十八所公認先達研修会

2016年12月21日 13時57分39秒 | 寺社めぐり

大洲城、宇和島城そして高知城を巡って香川県に向かう。

高知道から高松道を走って善通寺へ。ここまでおよそ80km

今回も随分と走った。

善通寺宿坊 いろは会館

やはり食事は精進料理。

 

善通寺は弘法大師・空海が生まれたところでもあって

真言宗善通寺派の総本山である。

境内は広大で東院には五重塔や薬師如来が祀ってある本堂が

あり、西院には御影堂、宝物館などが立ち並ぶ。

今日の泊まりはその西院の中にある宿坊、いろは会館である。

朝の勤行

研修会場

 

今日はゆっくり眠れそうだ。

 

翌朝5時におきて勤行に参加、一段と冷えた朝だった。

住職をはじめ多数の僧と一緒になって朝のお勤めである。

御影堂

お勤めが終わって朝食をとり、研修がスタート、

僧侶の話や大学の先生の話など一日みっちりの研修であった。

 

 

 

 


稲沢・岡崎仏像めぐり@仏教美術友の会

2016年11月26日 13時13分46秒 | 寺社めぐり

一昨日の寒さから一変して昨日は最高の

お出かけ日和になった。

年2回(春、秋)の仏像巡りに参加してきました。

 

今回は地元愛知県の稲沢と岡崎の寺院5寺を

訪れました。

 

まずは稲沢の無量光院。

稲沢は全国的にも知られている裸祭りで有名な町、

この地方には多くの寺院がある、中でもこの無量光院は

阿弥陀三尊像が有名。

宝物館に寺物は保管されている、予約してあるので

すぐ入って拝観できることができた。

仏師慶派の寛慶の作と伝わっている。

じっくり見ているとなんだか厳かな気落ちになる。

化仏も綺麗

お礼を言って次の安楽寺へ

安楽寺と言う名のお寺全国たくさんあるが、ここのは

重要文化財に指定されている、阿弥陀三尊像だ。

ヒノキ材の寄木造りで半丈六の仏像である。

保管状態が良かったのは綺麗な仏像だった。

 

三件目は国分寺

奈良時代に全国の造られた国分寺の尾張に

設置された由緒あるお寺、今は臨済宗妙心寺派に

属されている。ここのご本尊は釈迦如来で随分と

像が傷んでいた、特にめっきが剥がれており

修復だれたほうがいいかもしれない。

 

そして稲沢市内で昼食をとって、岡崎に向かう。

岡崎の最初は徳川家康ゆかりのお寺大樹寺である。

大樹寺は松平、徳川家の菩提寺で江戸時代は大いに

栄えた寺院である。重文の山門をはじめ、徳川歴代の

将軍の位牌が等身大に安置されていた、しかし15代

将軍、徳川慶喜だけは明治維新で平民となって

残されいない。

愉快な案内人に別れをつげて、最後の訪問地、滝山寺へ。

本堂

多宝塔

鐘楼

本尊 阿弥陀如来

 

毎年2月に開催される鬼まつりで有名な滝山寺には、それはそれは

綺麗な聖観音と脇侍には弁財天と梵天の三尊像がある。

聖観音菩薩立像の胎内には源頼朝の髪と歯が納められて

いることがX線検査で判明した。また作者が運慶とその子、

湛慶によって造られたあった。

滝山寺本堂

東照宮

聖観音三尊

甍に陽が落ちてもみじが綺麗だ。

 

 

今日は5つのお寺めぐりをしてきました。

秋のつるべ落とし、日の暮れるの夕方の帰路についた

一日だった。

次回は来春の予定、さて何処に行こうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


伏見稲荷から帰路へ~そしてモンブランを作る~

2016年10月14日 00時44分22秒 | 寺社めぐり

黄檗山満福寺から伏見稲荷を寄って参拝し帰路につく。

今回の仏像めぐりは多くの仏に会うことができた。

特に南山城地区の古刹・名刹には隠れた?秀逸な仏が

おられる。今回行けなかった、禅定寺、観音寺、寿宝寺などは

出かけたいところだ。

 

伏見稲荷写真

着物姿の女性はほとんど外国人だ。

 

千本鳥居

 

 

東大寺ご開帳のときに勧進所の境内に落ちていた栗で

特製モンブランケーキを作ってみた。

栗は誰も見向きもしない、で私一人栗拾いをしていたら若い

僧が「見なかった、見なかったことにしましょう」と笑っていかれた、

これはもうOKってことでしょう!ポッケにいっぱい拾ってきました。

実はこの僧とはこの勧進所のことや東大寺のことについて

長くお話しさせていただいた人でした。

 

裏ごしでちょっと手抜きをしたのでデコレーションが上手く出来なかった、

やっぱり手順がきちんとしないといけないですね。

でも味が抜群でした(と言っておこう・・・)笑

勧進所境内の栗の木

立派な栗でした。

 

 

 

 

東大寺特製栗、モンブランケーキ。

美味しかった!!

 

 

 

 

 

 

 


南山城~海住山寺から蟹満寺そして黄檗山満福寺へ~

2016年10月12日 23時57分16秒 | 寺社めぐり

岩船寺参拝を終えて次は海住山寺へ向かう。

海とあるが山の頂上に向かっている、細く曲がった

山道を走ってやっとたどり着いた。

海住山寺は天平七年(753)に開創された、商務天皇の

勅で東大寺の良弁が建立、当初は藤尾山観音寺と称し

本尊は十一面観音菩薩を奉安した。

山を登って

ここの五重塔のも見事です。

木津川を渡って蟹満寺へ。

木津川

蟹満寺本堂は新しくなって、今一風情がないなぁ~

金剛製 釈迦如来坐像

この寺には蛇伝説がのこっておりますが、書かないことに。

 

そして黄檗山万福寺へ。

夜のお勤めを知らせる。

修行僧

 

万福寺は1654年(江戸時代)、中国福建省から渡来した隠元禅師が

後水尾法王や徳川四代将軍家綱公の尊崇を得て、1661年に開創

された寺院であり日本三禅宗(臨斎、曹洞、黄檗)の一つ、黄檗宗の

大本山である。

 

今回の奈良・京都の寺院めぐりもそろそろ終盤です。

帰りに伏見稲荷を参詣して帰るとしよう。

 

 

 


浄瑠璃寺から岩船寺へ

2016年10月11日 21時41分50秒 | 寺社めぐり

浄瑠璃寺でしっかり浄土の世界を堪能し

次の岩船寺へ向かった。

本来ならここから石仏めぐりをしながら歩くのが

よいのだが、今回は時間の都合もあって車で向かった。

田園風景の中を歩いたら気持ちいいだろうな~。

本堂

ここの三重塔も素晴らしい。

岩船寺は天平元年(729)、聖武天皇が、出雲の国不老

山大社に行幸の時、霊夢があり行基に命じて阿弥陀堂を

建立したのが始まりとされる。

その後、弘法大師、嵯峨天皇などもかかわるお寺として

岩船寺として栄える、

最盛期には東西十六町、南北十六町の広大な境内に

三十九の坊舎を有した。境内にはもみじ、あじさいなど

その時々の花見が最高であろう。

若い女性も三々五々拝観にこられるようだ。

 

右:本尊阿弥陀如来と守護する四天王立像

中:普賢菩薩

左:十一面観音菩薩

 

いや~この辺りほんとに趣あるお寺や仏像がある、また来なくては・・・・・

 

 ~海住山寺、蟹満寺へ~

 

 


奈良から南山城へ~浄土の世界・浄瑠璃寺~

2016年10月10日 07時31分05秒 | 寺社めぐり

りぼん観音の不退寺から一山越えて京都に入る。

木津川沿いは昔から名刹・古刹が多いことで知られている。

木津川は伊賀を水源として昔は大河であって、その周辺に

多くの寺院が建てられた。南山城は三方を大阪、三重、

奈良、滋賀の4県に囲まれ、この地は

古くから東海、北陸、山陽、山陰に至る街道につづく道として

人や物資が往来したようだ。その担い手のひとつが木津川

の流れでもある。

また木津川は万葉に時代、泉川とも呼ばれ、活気に満ちていた

そして川を利用して寺院建立の材料である木材を筏に組んで

運んだんであろう。

そんな木津川沿いには古から寺院が建てられ長閑な田園風景に

しっくりと馴染んで今にその姿を残している。

 

まずは九体阿弥陀で有名な浄瑠璃寺へ。

東に三重塔が建ち、池を挟んで西には本堂(阿弥陀堂)が建つ、なんとも

長閑でなんの策略も無く、ただただ静かで、落ち着く古刹である。

この配置は人間の一生をも現しており、生まれて(東)、死ぬ(西)へと

流れていく。東は薬師如来の現世利益で死ねば西へ(浄土の世界)

阿弥陀如来が導いてくれる。

そんな世界を表わしている。

 

阿弥陀堂

石塔も重文指定されている。(二つとも)

九体阿弥陀像 

脇仏8体は高さ138~143CMあり国宝に指定されている。

本堂の長い須弥壇上に並ぶ九体の阿弥陀如来坐像、中尊だけが来迎印を結び

他の8体は定印を結ぶ。浄土信仰は来世を阿弥陀浄土に往生することを勧める。

来迎印を結ぶ中尊阿弥陀

吉祥天立像(秘仏)鎌倉時代の作で唐美人を思わせる魅力的な像である。

 

雨がしとしと降るなか、静かにあくまで静かに時間が過ぎた。

 

 

 

 

 

 

 

 


奈良探訪 大和郡山御菓子司 本家菊屋へ、そして不退寺拝観

2016年10月09日 08時21分49秒 | 寺社めぐり

東大寺勧進所のご開帳を見て、大和郡山へ向かう。

奈良の名物 本家菊屋の御城之口餅というもの、

娘からのリクエストで、ナビで場所を探し、向かった。

以外や店舗は古く、今にも壊れそうな、古の家屋で

あったが、長い歴史を持った老舗なのだろう。

本家本店、軒先でお茶も・・・

天井にはお菓子の型板がずらりと並んでいる。

 

そして再び奈良市内に戻る途中で国道24号線から一筋中に

入ったところにひっそりとたたずむ古刹がある、不退寺である。

ここを訪れたのは、ご本尊の聖観世音菩薩立像を拝観することである。

国の重要文化財にも指定されており、高さ1.90mの一木作りで

ある。

山門から本堂 萩の花のころは綺麗だろう・・・

大きなりぼんが特徴な観音さま。

 

全身胡粉地に極彩色の花文装飾を施した豊満な観音さまである。

そしてなんと言っても両耳にリボンをされているのである。

作は在原業平だそうだ。

 

山門についた頃には雨も降り出し、人影はまったくない、

山門で拝観料を払って本堂へ、ご住職がおば車を引いて

来てくださり、自寺や聖観音菩薩の話をしていただく。

憤怒の金剛夜叉明王像

こういう怒った顔は衆生を導くための姿、いつも優しさだけでは

人はなびかないのか・・・かな。

熱心に説明をしてくださり感謝です。

 

ここ不退寺で奈良の寺院巡りは終わり、京都へ、

今回の京都は木津川周辺の南山城の古寺をめぐる。

 

 

 

 

 


奈良探訪 東大寺で五劫思惟阿弥陀を観る。

2016年10月08日 07時29分11秒 | 寺社めぐり

前日、般若寺を見て暗くなった。

夜になると投光機から照らされるものがある。

復元された平城宮と朱雀門である、広大な敷地に

今はこの二つの建造物が建っている。

まさに1300年前にタイムとリップしたような錯覚に

陥る景色である。

ライトアップされた平城宮

 

翌日は待ちに待った東大寺ご開帳である。

朝早く眼がさめた。台風の影響は無いようで奈良の街は

穏やかであった。

9時からご開帳であったが8時前には境内の中を彷徨っていた。

古い土壁や南大門、大仏殿など、あまり人の居ない時間帯なので

ゆっくりと散策。

古い土塀

 

大仏殿

 

それでもご開帳まで時間があるので、戒壇院を観る、戒壇院は

かの鑑真和上が来日するまで僧侶になるための資格(戒律)などを

定めたものがなく、みな勝ってに僧侶を名乗っていた(私度僧)のを

一定の資格を与えて国家が認めるための施設として

全国の三つ建てたものの一つである。(ここ奈良東大寺の戒壇院、

福岡太宰府 観世音寺、栃木下野薬師)

この中におられる四天王像は素晴らしいです。

戒壇院の四隅にはこのような石柱が立っている、これは確か結界を表して

いるのだろう。

 

そして次は東大寺境内の中にある浄土宗の建物、指図堂へいく。

この建物は浄土宗開祖の法然上人の関連施設である。

この堂から見る興福寺の五重塔は素晴らしい。

石柱に書いてある圓光大師とは法然上人の諡号である。

興福寺五重塔

 

 そしてご開帳のある勧進所へ。

受付で入場料を払って

 

 

この仏像が見たくて奈良まで。マニアックですね~。

五劫思惟阿弥陀坐像

 

五劫とは仏教用語で、とてつもない長い時間のこと(簡単に言えば)

落語(じゅげむ・・・)にもなった。

そんな長い時間修行、考えていたので髪の毛がアフロヘアのように

なってしまった。時間に長さを髪の毛で表している。

それだけ我々衆生を救ってくださると言うことです。

 

これで阿弥陀様が西方浄土に導いてくだるということです(確約

してもらった)(*´-`*)

 

 

そして朝一番のご利益があった、

勧進所境内の栗の木からぽろぽろと栗の実が落ちてきた

さっそく拾ってみた。

若いお坊さんが、にこっと笑って見ない事にしましょうと

言って立ち去った。いただくことに・・・・

 

 じっくりと五劫思惟阿弥陀像を見て、東大寺をあとにした。

 

そして大和郡山まで行き、近くの不退寺に行く・・・・・・