photo life 秋田

秋田が分かる「かもしれない」ブログ

X70とGRの比較

2016-04-27 | 機材

 1インチのズームにするか、X30にするか、それともAPS-Cの単焦点にするかで悶々としていましたが、X70を購入しましたのでGR(Ⅰ)と外観等の比較をしてみたいと思います。
 高さ・・・X70が高い
 横幅・・・GRが長い
 厚み・・・X70が厚い




 
 GR
  右手だけで操作完結できる
  フロントダイヤルあり
  モードダイヤルっていうのかな。あり
  ホットシューカバーあり
  MFしづらいけれど、無限遠も簡単に設定できる
  シャッターボタンが安っぽい

 X70
  右手だけでは操作完結できない
  フロントダイヤルなし
  モードダイヤルは無いけれど、絞りやシャッタースピードはAにしておけばAvやTvできるし、TAvもできる。AUTOレバーでカメラ任せも可能。
  ホットシューカバーなし。だけど、GRから流用すればピッタンコ。
  ファンクションボタンが多いので、カスタマイズ可能。X-T1と同じようにもできるから、サブで使うときには迷わない
  MFしやすいけれど、無限遠が簡単に設定できない(星空撮影の時とか重要)
  シャッターボタンがしっかりしてる(GR比)
  モバイルバッテリーなどからUSB給電しながら撮影できるらしい



 GRのエフェクトボタンのようなものはX70にもついてる。例えば28mm>35mm>50mmのデジタルテレコン
 GR
  ファンクションボタンに割り振れば、ボタン押す度に画角が変化。 

 X70 
  X70の場合はボディ横の、このボタンにしか機能を割り振れない(このボタンに割り振って、レンズ周りのリングを回すことで画角が変化)。
  といっても、このボタンには他にも(例えばフィルムシミュレーションとかISO等々)機能が入っていて、コマンドレバーで都度都度選べますから、購入時のままでOK。

 GRはコマンドレバーにISO感度変更機能を割り振ることができましたが、不意に動いてしまうことがあったので私はその機能を割り振っていませんでした(GXRの時には割り振っていたけれど)。なので、X70はコマンドレバーの使い勝手が悪いなぁといった感じは特に受けず(笑)



 GR
  固定式液晶
  タッチ操作できない

 X70
  可動式液晶
  タッチ操作可能

 先日のタッチ&トライで社員の方が言っていた「液晶を台座代わりにして夜空を撮る」っていうのは、こんな感じで撮影することなんだと思います。※液晶が傷つくことがあるので、自己責任でお願いします。

 外観等の違いはこんなところでしょうか。
 持った感じだと、しっくりくるのはGRです。親指と中指全体で包み込んでる感じ。X70はちょっと持ちづらいかな。ストラップが邪魔しているのもあるかも。

 AFの速さがどうとかは、測ったわけじゃないので分かりません。日中ならどちらも問題ないでしょう。
 色がどうとかいうのは、好みは千差万別です。ネットでいろんな作例を見て決めましょう。

 よく言われるレンズバリアの有無による違いなどですが
 サッと電源を入れて撮りたいときはGR。X70は最初から電源を入れておいてサッと撮るとき。
  撮ろうと思ってたわけじゃないけれど、突然被写体に出会ったときはGR。
  何かを撮ろうと電源入れて待ってたら、突然被写体に出会ったときはX70。みたいな(笑)

 ちょっとでも参考になったら幸いです。

能代工業団地の桜

2016-04-25 | 能代市

 大潟村の「菜の花ロード」ほどではありませんが、数キロはあるんじゃないかと思う直線道路の両脇には桜並木
 大潟村は人気スポット過ぎて、静かに眺めたい方にはおススメです。


 電柱を見えにくく撮れば、工業団地には思えないかも!?

Akita Nature’s club 作品展

2016-04-17 | 秋田市

土曜日は秋田駅前での所用などを済ませながら「Akita Nature’s club 作品展」を見てきました。

 何度か撮影で会ったことのある土谷諄一さんや、佐藤俊正さん、松岡裕さんが在廊しておりました。

 土谷さんの作品といったらまずは野鳥!お祭りや内陸鉄道の作品も展示されていました。野鳥か内陸鉄道で統一しようか迷ったそうです。野鳥の作品には大潟村で撮影されたものもあり、暴風の中数時間待ったなど、撮影時の様子などを説明していただきました。私にとっては地元を再発見できるものになりました。内陸線の写真は「あ、このポイント知ってる!」といったものも。

 私が撮ったらこんな風にしかならない柿の実も、ストロボを焚けば鮮やかになるんですね。背景の処理なども参考になりました。
 

 佐藤俊正さんは「あきたの滝」という写真集を発表するなど、滝の写真が多く、どれも虹がキレイに写っていてキレイでした。また、専用のロール紙にプリントしたパノラマ写真も展示されていました。今どきのカメラについているパノラマ写真ではなくて、単焦点レンズで撮影した写真を何枚もつないだ写真です。コツは標準単焦点レンズで撮ることが歪みを少なくできるとのこと。SONYのツアイスを使用しているとか。鳥海山や角館の武家屋敷、イグアスの滝など圧巻でした。名刺をいただいてしまいました。

 松岡裕さんの作品は山岳写真が展示されていました。ヨーロッパで撮影した写真もありました。質感を出すためにコットン紙を使用したりマット紙を使用したりと、印画紙にもこだわりがありました。特に、マット紙にプリントした雪山の写真は立体感がものすごく、ホントは用紙自体デコボコしてるんじゃないのと思うくらい。思わず斜めから見てみたり。その後松岡さんとお会いし、ちょっとなら触ってみてもいいですよと許可をいただき触ってみたら平面。光沢をなくすためにマット紙にプリントしたそうで、展示時も写真表面のカバーも外しているんですと説明していただきました。もちろん光の反射なんてありませんでした。他にも余白の色(白か黒かをどう選ぶべきか)など、撮影後の見せ方のコツを教えていただきました。

 もちろん、他の方々の作品も素晴らしかったです。645で撮った写真や、絵画、魚の剥製などなど。う~ん。凄かったです。