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今日はローマで、ベルニーニ三昧。ハバククと天使/聖女テレサの法悦/福者 ルドヴィカ・アルベルトーニ

2014年02月13日 | 日記
今日はローマで、ベルニーニ三昧。

双子教会 いつも工事してるなあ。


まずお馴染みのポポロ教会、キージ家礼拝堂の「ハバククと天使」。いつ見ても素晴らしい(当たり前)。




次にサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会の「聖女テレサの法悦」。この堂内は、ローマバロックの極致です。








そしてテベレ川を渡って、トラステベレのサン・フランチェスコ・ア・リーパ教会にある、「福者 ルドヴィカ・アルベルトーニ」。
ここは撮影禁止と知らなくて、写真を撮っていたら係の人(ジブリ作品ファンだって)に注意されて、その後細かく説明してくれて、後陣の奥の2階にある粗末な部屋に案内してくれました。これがなんと、聖フランチェスコが初めてローマに来た時に寝泊まりしてた部屋なんだそうです。バチカンともいい距離だし。当時書かれたフランチェスコの画や、フランチェスコが使っていた寝具、現法王がここで祈りを捧げている写真がありました。びっくり!





ベル二ーニの彫刻は、とても大理石で作られているとは思えない超絶技巧にまず目を奪われますが、それを使って表現しているのは、人間の自然な感情を、劇的なシーンにおいて聖人や天使に、それまでよりさらに大胆に取り込むことによって、大きな共感を生むということなんですね。天使の手に表情を付けたり、マリアや聖人の表情や姿に人間的に共感させつつ、神聖さや荘厳さもカケラも失わない。そのバランス感覚が天才的だと思うんです。


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