政府は医薬品の公定価格であで検る薬価を、2016年度から18年度までの3年連続で改定する方向討に入った。
薬価改定は2年に1度、偶数年度の実施が慣例だが、17年4月に消費税率の10%への引き上げが予定されており、17年度も改定が必要と判断した。政府は、消費増税分を考慮しても、薬価を可能な限り抑制する方針だ。
政府は、消費税導入時の1989年度、税率が5%になった97年度にも特例的に薬価を改定した。89年度は、医薬品の仕入れなどにかかる消費税相当分を単純に上乗せするプラス改定が行われた。
だが、これは例外で、薬価改定は基本的にマイナスとなる。医薬品の仕入れ価格は、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の普及などで価格競争にさらされており、年を追うごとに安くなる傾向にあるためだ。
薬価改定は2年に1度、偶数年度の実施が慣例だが、17年4月に消費税率の10%への引き上げが予定されており、17年度も改定が必要と判断した。政府は、消費増税分を考慮しても、薬価を可能な限り抑制する方針だ。
政府は、消費税導入時の1989年度、税率が5%になった97年度にも特例的に薬価を改定した。89年度は、医薬品の仕入れなどにかかる消費税相当分を単純に上乗せするプラス改定が行われた。
だが、これは例外で、薬価改定は基本的にマイナスとなる。医薬品の仕入れ価格は、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の普及などで価格競争にさらされており、年を追うごとに安くなる傾向にあるためだ。