◆菅代表再選 バラ色ポスト、一転「白紙」 党内融和へ方向性なく(産経新聞) - goo ニュース
民主党は一方においてしか方向性はないと自分は断言できる。日本解体への片道切符であると。
(引用)
民主党代表選で再選を果たした菅直人首相は14日夕の記者会見で、「たくさんの国民が(代表選に)実質的に参加した。その結果、私が選任された」と胸を張った。しかし、国会議員票では小沢一郎前幹事長に12ポイント(6票)差まで迫られたのも事実で、首相は巨大な「党内野党」を抱えたことになる。党内融和に向けた第1関門は当然、人事だ。ところが、記者会見を通じて首相の口からは、その方向性すら語られなかった。
代表選中の首相は「小沢氏に勝つ」ことしか考えていなかったようだ。そのことは、後先を考えない人事の“空手形”を党内にばらまき続けたことでも明らかだ。
若手議員には「(党所属議員のほぼ全員にあたる)400人で内閣を作る発想で行こう」とささやき、女性議員に対しては「半分を超える閣僚が女性という国が北欧などにはあり、豪州は女性首相だ」と、閣僚ポストまでちらつかせた。
首相は14日午後の投票を前にした政見演説でも「民主党の原点は参加型民主主義とそれを支える自由闊達(かったつ)な議論だ。全員参加の内閣で本当の政治主導を実現する」と語った。
この約束を“誠実”に果たそうとすれば、閣僚や副大臣、政務官の大幅な定数増は避けられないだろう。
党運営に関しても「50~100の特命チームをつくり、みなさんに得意なチームに入ってもらう」と提言。自らが唱える「居場所と出番のある社会の実現」を、国会議員相手に実践しようというのだろうか。
ところが、首相は再選後の記者会見で、人事構想について質問されると、苦虫をかみつぶしたような表情で「全く白紙」とのみ語った。代表選ではあれだけ、バラ色の人事構想を披瀝(ひれき)しながら、再選が決まった途端に「白紙」とは…。首相の構想に淡い期待を寄せ、「菅直人」と一票を投じた議員は、さぞかし肩を落としたのではないか。
現実を見据えると、首相は週内に具体的な閣僚・党役員人事を固めなければならない。首相本人が記者会見で言っていたように、国連総会に出席するため、21日から米ニューヨークに出かけるためだ。首相の勝利に貢献したと自負する議員からはさっそく、「幹事長は中立派から」「首相補佐官はベテランに代えたほうがいい」といった意見具申が相次いでいる。激戦を生き残った首相だが「勝利のツケ」に悩まされそうだ。
(引用終わり)
さて。産経は他人事のように末文に「空手形をばらまいた菅直人に「勝利のツケ」がまわり、それに悩まされるであろう」と締めているようですが、それはとんでもない認識であると言わざるを得ない。
一番のツケに悩まされるは日本国民です。菅直人(民主党)の失敗は国民に帰するのです。
菅直人曰く「たくさんの国民が(代表選に)実質的に参加した。その結果、私が選任された」。その参加した中に外国人の介入を許したという事実を指摘せぬとは、産経らしからぬことに思う。
まぁ、根幹はこれからの人事のことを述べているのでしょうが、この記事の内容からして菅直人という人物が「日本の国民のことなど度外視」なのはわかるというもの。
記事で菅直人曰く「民主党の原点は参加型民主主義とそれを支える自由闊達(かったつ)な議論だ。全員参加の内閣で本当の政治主導を実現する」。その中身からして(自分が上記で指摘した)外国人の介入。これだけでも大問題でしょう。また内閣発足後一週間余りにして閉会する所業をしておきながら、民主党の原点は自由闊達な議論だのと語る。過去に自分で議論の場を閉じておいて都合の良い時だけ議論を語るのだから聞いて呆れます。更に追記するならば、内閣発足一ヶ月後には「やらなければいけないことは十分合格点をいただけるところまでやれたし、さらに将来に向かっての党の在り方としても合格点をいただけるところまではやれた」と語り、また「日米関係、沖縄との関係、そして目の前の国内的な危機であった口蹄疫の問題などについては、的確な対応が出来た」と自らを自画自賛していた。防衛を無視して国内的な危機への対応が出来たと述べるあたり、この党に政治を託してならないということ十分にわかるというものだ。まさに「いきあたりばったり的ないい加減さ」が垣間見えたと言えましょう。
そして、国内的な危機はまだ続いている。民主党の存在自体が危機そのものなのですからね。
追記。
最近チャンネル桜を見て知ったのだが、菅直人という人物を「クリーン」と思っている国民は多いのでしょうか?
菅直人をクリーンと思っている国民がこの日記を見ているとは思えませんが、もし見ているならば"自分で国語辞典なりで「クリーン」という言葉の意味を今一度理解していただきたく"思う。言葉を理解して発言しているとは到底思えませんから。