数日前の中国新聞にこんな記事が載っていた。
【速報】にしき堂がハッサク和菓子 広島大・尾道市と開発
---以下,上記URL記事引用 【速報】にしき堂がハッサク和菓子 広島大・尾道市と開発 '10/3/4
にしき堂(広島市東区)は広島大、尾道市と共同開発したハッサクを使った和菓子「せとこまち」を本格的に発売した。 尾道市因島のハッサクをジャムにし、求肥と卵せんべいで包んだ。広島大が、ハッサクの皮に肥満の抑制効果があるなどの研究成果を提供。皮や繊維もジャムに活用した。尾道市はJAなどと協力し、ハッサクの調達などで協力した。 6個入り750円。8、10、15、20個入りもある。同社の直営店や百貨店などで扱う。
---引用ここまで。
この「せとこまち」,最近TVCMでも時々見かけるようになったよね。
「本格的発売」の前に食べてみたけれど,求肥のもちっとした食感に加え,柑橘系のほのかな苦みが大人受けするさわやかな味を感じさせてくれる。自宅用はもとより,お使いものとしてもオススメだな。
記事には,共同開発のうち食品としての側面しか書かれていないけれど,実はこれ,造形芸術教育学講座の江崎先生と学生4名がパッケージや包装紙のデザイン開発に関わっているんだよ。
瀬戸内の風景を素材にした佇まいが,味をうまく演出しているなぁって思う。味をつくる職人さんや農家の技,科学者の知識,そしてアートの感性がコラボレートした総合芸術なんじゃないかな。