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農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

畑から一句(俳句)
畑のエピソード(エッセイ)
畑の感動(写真)

 男爵を 植えて三分の 桜かな

2019-04-02 13:01:41 | 日記
ちょっと肌寒い、3月最後の週末です。予定通り、じゃが芋の植え付けですが、品種はどのメンバーからも支持の高い男爵と、キタアカリ。料理内容によって使い分ける2つのじゃが芋栽培が、すっかり定着してきました。畝作りは、「ピアンタ」さんが耕うん機をかけた、サラサラの畑にそれぞれ2畝分。ここまでは昨年までと同じペースで、種芋を株間30㎝前後に置いていく段取り。ところが、何気なく御前山の桜並木を見上げると、今年は何かが違う。山が寂しい。桜並木が、いまだモノト-ンなのである。3日前、東京・関東地方に開花宣言が出たのであるが、どうやら上野原の桜はかなり遅れ気味で、三分咲き。残念ながら、淡いピンクには程遠い景観なのである。しかし考えてみれば、桜観賞は来週までのお楽しみもあるワケで、次の週末の好天に期待を掛けることに。そんな話をしているうちに、日ごろお世話になっている西隣の畑のオーナーから、種芋を頂いた上、じゃが芋の畝作りのアドバイス。あとで、お手本になる畝と、我々の畝を写真で比べてみると、その差は、一目瞭然。畝にも、インスタ映えがあることを思い知った一日でした(ストロー・ハット)。 












 四文字と ちがう口上 花曇り

2019-03-28 11:23:22 | 日記
今年の桜。東京では思いがけないスピードで、例年よりも一週間も早く、昨日27日に満開したようです。また昨日は、平成最後の大関が誕生しましたが、この昇進伝達式の口上は、これまで多く語られた四文字熟語ではなく、「武士道精神」という日本古来の精神、価値観でした。一概にはいえませんが、世の移ろいは少しずつ、また猛烈な速さで始まっていますね。その点、あと一週間で披露される新元号とともに、時代は大きく様変わりしていくのでしょうか。こういった時代のスピードに取り残されないよう、日々過ごしていきたいと思うのですが、上野原の農園で汗を流すひと時も、大変貴重な時間と思うワケです。そのゆるやかな時間を過ごすべく、毎年、この時期は自宅ベランダで、内藤とうがらしの苗作り、種苗ポットでの発芽に時間を割いていますが、発芽までの時間の長さにちょっとイライラ。固定種の内藤とうがらしを育て始めて十年、ひと昔。同じことの繰り返しで、今年も同じ状況が続いていますが、キザシそろそろ。10日ほど前から見事に開花していた樹齢15年早咲きの我が家の桜の散り際を、ベランダ越しに惜しみながら、内藤とうがらしの発芽を愉しみに思うのです(ストロー・ハット)。







 春うらら たね交換の 愉しけり

2019-03-12 09:47:28 | 日記
今年は、春の訪れが早く20日頃には桜の開花が始まるといわれていますね。早咲きの桜もあちこちで、見かけます。いよいよ、農業の季節到来です。春の陽気にも誘われて、自家採種の種をもち寄る「たね交換会」に参加してきました。この時期に開かれる「たね交換会」は、さっそく畑に出て野菜を作るという臨場感にあふれていました。主催者の方の話では、この会は、十年以上の歴史があるとのこと。私は昨年に続き二度目の飛び入り参加ですが、この「たね交換会」の魅力に惹かれたわけです。会自体は、春の風情を感じさせる公園脇のオーガニックレストランを借り切って、食事を挟んで約三時間。持寄った自家採種の「たね」が並べられたテーブルは、かなりの見ごたえでした。種は、無農薬、無肥料で育てられている固定種(在来種)。持参した人の自己紹介をうかがうと、主催者の方を始め自然農法を実践されている参加者が多く、いろいろな種を頂いた上、勉強にもなりました。自然農法の基本概念は、畑に生きている虫、微生物、雑草等の力を最大限に生かし作物を育てることと言われますが、改めて、この概念を上野原の農園で実践してみたいとも思います。生き物との共生、それと、観察を大切にしたいものです。ところで「たね交換会」に私が持参したのは、もう十年ほど自家採種している、江戸東京伝統野菜の「内藤とうがらし」のたね。JAから伝統野菜に認定されたことで、たね交換の際にいくつか質問を受けました。とても、感激。継続は、力なりですね(ストロー・ハット)。










 啓蟄の ヒカリ輝く 畑かな

2019-03-04 14:09:57 | 日記
今月の6日(水)は、陰暦で用いられた二十四節気のひとつ、啓蟄です。歳時記を紐解くと、冬の間に土の中で眠っていた虫や小動物が、陽気に誘われて動き出す頃とあります。彼岸の近づいた3月上旬ともなれば、一気に日が長くなるとともに、ひと雨ごとに気温が上がってくることで、春を感じるものですが、それ以上に春の到来を感じることがあります。それは、光。今まで暗かった日差しが明るさを増し、空や空気が光り輝いてきますね。とくに、日に日に変わっていく、気温や日差しの変化は屋外の、それも畑に立ったとき最も感じます。春が近づくに従って、例えば土の色が明瞭度を増すのです。近づいても、遠ざかっても、光の度合いが土の色に反映されるわけです。「私たちは、この上野原の農園で野菜作り8年目ですが、毎年土が肥沃になり作物が馴染んでいるように思います。」ほぼ一人でピアンタを駆使して、畑を耕している「ピアンタ」さんの言葉には、実感と重みがあります。また、私たちの農園では、どの季節も、グルリと、木々が美しい花をつけてくれます。いまは紅梅、白梅、枝垂れ桜。農園に通う愉しみは、色々ですが、最近ひとつ失敗をしました。上野原特産の、カリカリとした食感がナカナカ美味しい「ひなづる漬け」を購入しそこなったこと。この長かぶの漬物、期間限定なのに、うっかり買忘れ。農園の帰路に寄ったのですが、どのお店にも、ありませんでした。一年間、待ちましょう。(ストロー・ハット)。



















 すり足の 踏まないように 「フキノトウ」

2019-03-01 08:44:43 | 日記
里山の農園には色々な愉しみがあります。色々な発見があります。たとえば、食べられる野草との出会いや、それを摘み取って食べる愉しみがあります。ちなみに、日本各地の山野に自生している日本原産野菜を順不同にあげてみると、ゼンマイ、ノビル、アシタバ、ニラ、よもぎ、わらび、セリ、山ウド、タラの芽、ミツバ、フキノトウ、ワサビなどがあり、それぞれに食卓を賑せていますね。それと一般論ですが、山菜類(野菜類)や植物類の成長には、水をたっぷり含んだ土壌が必要といわれています。谷間や沢べり、それと雨水や地下水脈のあるところに、自生の野草・山菜が多いことからも、推察されますね。ところで、私たちが野菜作りをしている農園では、毎年いろいろな自生の山菜が収穫されます。とくにフキノトウは、農園の最下部の畝の脇で自生する傾向があります。毎年、自生状態というか、自然のままの立派なフキノトウがとれているのです。また昨日は、久しぶりに畑の様子を見に行き、雑草を押しのけて元気に育つフキノトウの様子に出会いました。この上野原の農園、御前山南麓の傾斜を利用しているため、地下水や雨水は、畑の下の方に行くほどたっぷりと保水され、水はけも良くなるのでしょうか。だから、野草・山菜が自生する? で、「ピアンタ」さんが、畝作りに精を出している合間をぬって、畝を見ながら素人考えをしてみたわけです。雪解けの始まる頃、つまり2月半ば頃からは春の到来を告げる山菜として、よく食べられているフキノトウ。わずかな数ですが、私たちの農園の一角で自生しているとは、ちょっと嬉しい限りです(ストロー・ハット)。