農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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 啓蟄の ヒカリ輝く 畑かな

2019-03-04 14:09:57 | 日記
今月の6日(水)は、陰暦で用いられた二十四節気のひとつ、啓蟄です。歳時記を紐解くと、冬の間に土の中で眠っていた虫や小動物が、陽気に誘われて動き出す頃とあります。彼岸の近づいた3月上旬ともなれば、一気に日が長くなるとともに、ひと雨ごとに気温が上がってくることで、春を感じるものですが、それ以上に春の到来を感じることがあります。それは、光。今まで暗かった日差しが明るさを増し、空や空気が光り輝いてきますね。とくに、日に日に変わっていく、気温や日差しの変化は屋外の、それも畑に立ったとき最も感じます。春が近づくに従って、例えば土の色が明瞭度を増すのです。近づいても、遠ざかっても、光の度合いが土の色に反映されるわけです。「私たちは、この上野原の農園で野菜作り8年目ですが、毎年土が肥沃になり作物が馴染んでいるように思います。」ほぼ一人でピアンタを駆使して、畑を耕している「ピアンタ」さんの言葉には、実感と重みがあります。また、私たちの農園では、どの季節も、グルリと、木々が美しい花をつけてくれます。いまは紅梅、白梅、枝垂れ桜。農園に通う愉しみは、色々ですが、最近ひとつ失敗をしました。上野原特産の、カリカリとした食感がナカナカ美味しい「ひなづる漬け」を購入しそこなったこと。この長かぶの漬物、期間限定なのに、うっかり買忘れ。農園の帰路に寄ったのですが、どのお店にも、ありませんでした。一年間、待ちましょう。(ストロー・ハット)。



















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