goo blog サービス終了のお知らせ 

農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

畑から一句(俳句)
畑のエピソード(エッセイ)
畑の感動(写真)

 寒すずめ 可愛く撮りて 逃げられり

2019-01-29 11:35:59 | 日記
年明けの農園活動は、大寒前日の19日(土)。ゾクッとする気温でしたけど、カラッとした気候で、久しぶりに土に触れる意欲をかきたてられました。当日はいつものように、早朝に上野原に着き、まず真っ先にエネルーギー補給。向かいのコンビニのイートインで朝食です。それで、ふと窓を見ると、駐車場上空の電線を止まり木にした、雀が5匹ほど。この時期の雀は寒雀とか、ふくら雀とか呼ばれ、寒さを防ぐため丸々太ってぬいぐるみの様な可愛さ。可愛さを、残しておこうと、スマホを持って電線の雀をパチリ!世の中、そう簡単にはいきません。逃げられました!ゴールデンウイークにツバメで散々体験した同じ光景を思い出し、記憶に留めるだけで満足して、作業にとりかかった次第です。幸いな事に、畑はほぼ無事でしたが、空豆の畝にかけた寒冷紗が吹き上げる風に半面ほどむき出しになっていましたが、空豆自体はしっかり畝に根付いていたので、ひと安心。ただ、この寒さの中、雑草がかなり伸びていたのには、ちょっと驚き。初仕事は、草むしりという重労働だったかも知れません。それは、運動不足で、寒雀のようにモコモコにならない分の、ひと汗でした。ピアンタさん、レッドブーツさん、レディバードさん、今年も宜しく(ストロー・ハット)。










 冬木立 梢は数枚 残したり

2019-01-17 14:19:49 | 日記
昨年末に上野原で農作業をしてから3週以上が過ぎましたが、今週末からいよいよ農園のスタートです。正月前後の寒さや、乾燥注意報が出た空気の乾きなど、ちょっと畑の状況が気になるところです。が、土も、水も、空気も、木々も、作物も、そして畑も、私たちが農園をお休みしているうちに、少しづつ春の準備に取りかかっているようです。話は変わりますが、自宅の庭に3年ほど前に植えた桜があります。「天の川」と呼ばれるこの品種は、左右にではなく、上へ上へと枝を伸ばし、あたかも天の川、銀河系宇宙の様な形状となり、場所を取らないことから、庭木や街路樹として人気が高いようです。そういう理由で苗木を購入、それ以来、順調な成長を見せ、例年年末には葉を落とすわけですが、今年は真っ赤に色づいた葉が数枚残され、小寒の頃までベランダからのちょっとした観賞を楽しませていただきました。落葉の後をよく見ると、冬芽(ふゆめ=とうが)と呼ばれる、それぞれの木々のふっくらした冬芽が寒さをしのぎ、少しづつ成長している様子が見えました。改めて、自然の素晴らしさを目にしたわけですが、それだけに、昨年の秋口に植えた玉ネギ、大蒜、空豆の成長に期待をかけ、週末の農園に出かけたいと思うのです(ストロー・ハット)。