農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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 外出を しのぐ我が家の 桜かな

2020-04-09 09:44:04 | 日記
私たちが野菜作りをしている、上野原の農園と比べたら それこそ猫の額ほどの庭に5年前に植えた1本の桜があります。他の桜のように横に枝を伸ばすのではなく、ギャラクシーのような形で縦に伸びる特徴から「天の川」と呼ばれているこの品種は、我が家のベランダを超えて、薄桃色の花を付けるようになりました。染井吉野や、八重桜、河津桜などと比べた華やかさはそれ程見られませんが、自ら育てた桜だけに、ベランダから眺めているうちに、しみじみと、愛おしさを感じてしまいます。自我自尊でもありますが、1本の桜のおかげで、毎年この時期には、優雅なひと時を過ごしているワケでもあります。また、それぞれに外出を控える日々が続きそうな今年は、まさに「STAY HOME」。大自然の中の農園で額に汗して野菜作りを愉しむことは、減ってしまいますが、手始めとして内藤唐辛子の苗作りと、今年初めてチャレンジをしている神楽南蛮の苗作りに、力を入れてみるのもいいかなと、思ってみたりしています。農園は、それから、それから(ストロー・ハット)。