農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

畑から一句(俳句)
畑のエピソード(エッセイ)
畑の感動(写真)

 春うらら たね交換の 愉しけり

2019-03-12 09:47:28 | 日記
今年は、春の訪れが早く20日頃には桜の開花が始まるといわれていますね。早咲きの桜もあちこちで、見かけます。いよいよ、農業の季節到来です。春の陽気にも誘われて、自家採種の種をもち寄る「たね交換会」に参加してきました。この時期に開かれる「たね交換会」は、さっそく畑に出て野菜を作るという臨場感にあふれていました。主催者の方の話では、この会は、十年以上の歴史があるとのこと。私は昨年に続き二度目の飛び入り参加ですが、この「たね交換会」の魅力に惹かれたわけです。会自体は、春の風情を感じさせる公園脇のオーガニックレストランを借り切って、食事を挟んで約三時間。持寄った自家採種の「たね」が並べられたテーブルは、かなりの見ごたえでした。種は、無農薬、無肥料で育てられている固定種(在来種)。持参した人の自己紹介をうかがうと、主催者の方を始め自然農法を実践されている参加者が多く、いろいろな種を頂いた上、勉強にもなりました。自然農法の基本概念は、畑に生きている虫、微生物、雑草等の力を最大限に生かし作物を育てることと言われますが、改めて、この概念を上野原の農園で実践してみたいとも思います。生き物との共生、それと、観察を大切にしたいものです。ところで「たね交換会」に私が持参したのは、もう十年ほど自家採種している、江戸東京伝統野菜の「内藤とうがらし」のたね。JAから伝統野菜に認定されたことで、たね交換の際にいくつか質問を受けました。とても、感激。継続は、力なりですね(ストロー・ハット)。










最新の画像もっと見る

コメントを投稿