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パタピッマガジン

自動製図ソフトパタピッで
おしゃれを遊ぼう!

製図 ジャケット

2011-10-13 16:45:31 | ジャケット(スーツの上着)
パタピッ スタイル magazine

下はパタピッ ユーザーの為の操作雑誌です


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自動製図ソフトパタピッ の解説は 

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プロパタピッ ソフトの入力表、他 詳しい操作解説は、パタピッ スタイル magazine でご覧いただくことができます。ユーザー限定の無料コーナーです。

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ユーザー確認ができました方に解説ページをご案内いたします。
合わせて他のデザイン操作も見ることができますので、お手数ですがお願い致します。

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製図 ジャケット

2011-03-22 18:25:45 | ジャケット(スーツの上着)
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下は完成製図です。







ユーザー限定で操作方法を解説致します。
入門パタピッ ユーザーとプロパタピッ ユーザーが対象者です。
おしゃれを是非パタピッ で楽しんでください。

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製図 ジャケット

2010-10-12 18:49:14 | ジャケット(スーツの上着)
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七分袖 ショートジャケット














チェック柄のかわいいショートジャケット
縁取りは少し太めに、、、チェックの縁取りはバイアスが映えます。


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印は「プロパタピッ セット」に含まれるソフトです。)


下ができ上がった製図です。
各基本パーツにブレードラインを引いて仕上げました。
プロパタピッ の入力表と製図作成の詳細は、ユーザー限定の解説ページでご覧ください。




製図 ジャケット

2010-09-10 15:50:19 | ジャケット(スーツの上着)
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秋のシャネルジャケット   七分袖丈










ノーマルなシャネルジャケットです。
基本操作ででき上がります。

秋用です。 薄いインナーの上に羽織るゆとりで引きました。
冬バージョンでは、ゆとりを数センチプラスして操作してください。

パタピッ が道具であれば、手書きで難しいこんなデザインを だれでも簡単に引く事ができます。 
身頃も袖も、サイズを入力して実行ボタンを押すと、数秒ででき上がります。
特に難しい操作はありません。  製図の知識がなくても高級感溢れるプロの服作りが楽しめます。


今回のジャケットは、無料ダウンロード企画製図です。
多くの方々に楽しんでいただける様、S,M,ML,L、2L,3Lの6サイズを対象サイズとしました。
家庭用プリンターでは、自動分割印刷で 実物大型紙が得られます。 勿論 大型プリンターにも対応します。
ご利用ください。

ダウンロードの詳細はしてご覧ください。



また、ユーザー限定ではありますが、操作方法を解説致します。
入門パタピッ ユーザーとプロパタピッ ユーザーが対象者です。
商品としても価値の高いジャケットを、是非パタピッ で楽しんでください。

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印は「プロパタピッ セット」に含まれるソフトです。)


下ができ上がった製図です。
各基本パーツにブレードラインを引いて仕上げました。
プロパタピッ の入力表と製図作成の詳細は、ユーザー限定の解説ページでご覧ください。





製図 ジャケット

2010-03-19 15:29:10 | ジャケット(スーツの上着)
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パタピッ ソフトを30秒の映像で説明しました。 三角マークをクリックすると、コマーシャルサイトにジャンプします。












ささっと引いて おしゃれに着こなす

ショールカラーのシンプルなジャケットです。

ごくごく基本的な操作ででき上がります。

襟を立て、スカーフを巻いておしゃれに着こなす。
楽に引いてこんなおしゃれができるなんて・・・

この様なシンプルなジャケットは、パタピッ 初心者でも 簡単に引くことができます。

パタピッ 入門 ソフトでも、体型的に補正がない場合はほぼ同等の仕上がりになりますので、パタピッ 入門 ソフトユーザーも高級感溢れるデザインをお楽しみください。

プロパタピッ ソフトとパタピッ 入門 ソフト双方の解説をします。








印は「プロパタピッ セット」に含まれるソフトです。)

※ 上着ですが、敢えて を使用しました。
パネル切替ではなく、ウエストダーツで絞ったデザインです。

パタピッ 入門 ソフトの解説を交えて、双方を関連付けて説明する為に敢えて「ブラウスソフト」を使いました。
この解説をヒントに、セット商品の中の「ブラウスソフト」を使って、この様なスーツの上着やジャケット製図に応用できることも合わせて学習しましょう。

※ ・・・でも、表現は自由です。 パネル切り替えで滑らかな身頃ラインを表現したい場合は、セット商品の を使用して同様に作成してください。

パタピッ 入門 ソフトを使ってこのデザインを引く場合は、「身頃」 「袖(一枚袖)」 「襟」 の各1ソフト、計3ソフトが1セットになっていますので、その3ソフトを使用して製図を作成してください。




参考として、Sサイズから3Lサイズの入力数値を表にしましたが、一人一人の採寸寸法を入力して操作しましょう。
サイズが大きくなるに従い、体型補正が必要になる場合があります。プロパタピッ ユーザーは、「身幅調節」「前後丈調節」を使用してきれいに補正しましょう。 (補正方法はマニュアルをご覧ください。)

「スーツ用」でもなく「ジャケット用」でもなく「ブラウス用」を使用してジャケットを引きます。
「ゆとり」を加減し、アームホールを「アームホール増減」で少し大きくします。

この操作で、「ブラウス用」を使用してジャケット製図が可能です。



実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
特に修正する部分はありません。 ボタンを並べて仕上げます。
ボタンは、ネックライン下1.5cmに第一ボタン、裾から約11cm上を最終ボタンとし、6等分します。
中央を除いて、6個並べます。




パタピッ 入門ソフトの入力表>


プロパタピッ ソフトの入力項目と異なりますが、上の様に操作すると 大変近い製図ができ上がります。

プロパタピッ ソフトはバストヒップのゆとり数値を自由に操作できますが、パタピッ 入門ソフトはどちらも「8cm」と定数化されていますので、「バスト」「ヒップ」の数値の増減でゆとりを操作します。

パタピッ ソフトは、人間の体型を入力数値で把握して製図のバランスを自動で整えていますので、特に「バスト」「ヒップ」の入力数値が着用者と大きく異なると、バランスを崩します。 4~6cmまでの範囲の増減にとどめて操作しましょう。






前後身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力すると 身頃にピッタリの袖ができ上がります。



実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
特に修正する部分はありません。 そのまま印刷して使用しましょう。

パタピッ 入門ソフトでも上表と同じ様に操作しましょう。 一枚袖ですが、形はきれいです。(下右製図)

ジャケットとしてはやはり二枚袖が商品として高級感が出ます。 
パタピッ 入門ソフトに二枚袖ソフトを組み合わせることもできます。 入門ソフトの操作に慣れたら二枚袖も使ってみましょう。

このデザインの袖幅は、Sサイズで約32cm、M 34.5cm、ML 37cm、L 38.5cm、2L 40.5cm、3L 42.5cmの仕上がりです。
袖幅をより細く(又は太く)したい場合は、「袖山」を増減することで袖幅は変化しますので、数値変更をして着心地の良い太さに調節しましょう。

  →  



 「襟こし高」を使用

身頃で測った前後ネックの寸法を襟ソフトに入力します。
「後襟幅」は6cm前後で操作しましょう。

3種の襟が描かれますので内側のラインを使用します。 右の襟が残ります。
入門ソフトの操作も同じです。 同じ襟ができ上がります。

  →  


以上で製図はでき上がりです! 


製図 ジャケット

2010-03-11 13:19:09 | ジャケット(スーツの上着)
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パタピッ 入門ソフトで引くシャネル風ジャケット











パタピッ 入門ソフトで流行のジャケットを引いてみましょう。

このデザインは、2009.12.24のブログプロパタピッ ソフトを使用して引く方法をご紹介しましたが、今回はパタピッ 入門ソフトで引く方法を解説します。

プロパタピッ と同等ではありませんので、体型的な補正が生じる場合は、仮縫いを通して補正をしていただくなど慎重に製作していただければ、とても素敵なジャケットができ上がります。
パタピッ 入門ソフトを様々に楽しむヒントにしてください。

季節は春です。 一枚で着用するジャケットとして解説します。
中にセーターなどを着てその上に着用する場合は、下の入力数値では窮屈です。
その引き方については、プロパタピッ ソフトのページで解説しましたのでそちらを参考にご覧ください。

また、パタピッ 入門ソフトの袖は一枚袖です。 二枚袖ではありません。 ジャケットの場合は二枚袖がやはりきれいで、商品価値としては高いのですが、このデザインは幸い袖丈が短いので、一枚袖でも形はきれいに仕上がりますので今回は一枚袖で作成しましょう。
二枚袖ソフトを持つユーザーは、やはり双方の比較では二枚袖の方が高級感が出ますので二枚袖ソフトを組み合わせて使用してください

身頃は2009.12.24のブログでは
「パネル切り替え」ソフトを使用した製図ですが、パタピッ 入門ソフトはウエストダーツのソフトです。ダーツとは言えラインはきれいです。 洋裁の初心者にはダーツの方が作り易いでしょう。



今回は、Mサイズを、新企画 「製図ダウンロードサービス(無料)」 の対象デザインとします。

家庭用プリンターでは、自動分割印刷で 実物大型紙が得られます。 勿論 大型プリンターにも対応します。
パタピッ 入門ソフトでも素敵なジャケットができ上がる面白さを確認してください。

新企画の詳細はしてご覧ください。



パタピッ 入門ソフトもプロパタピッ 同様 子供サイズから大人サイズまで幅広く対応しますので、入学式等では親子ペアも素敵ですね。  

この他にもパタピッ 入門ソフトで引くことができるたくさんのデザインを紹介しています。パタピッ 入門ソフト専用のパタピッ スタイル magazineしてご覧ください。





パタピッ 入門ソフト




参考として、S、M、Lの入力数値を表にしましたが、一人一人の体型に合わせた製図を作成する場合は、採寸寸法を入力してください。着心地が良く格好の良い製図ができ上がります。

体型的に特徴のある方は、仮縫いをする等で慎重に作成してください。

パタピッ 入門ソフトの操作は、下の様に簡単ですが、プロパタピッ ソフトをもつユーザーは、補正についてはやはりプロパタピッ を使用して作成してください。体型をカバーする正しい製図が得られます。

ボタン合わせはありません。その為、「前合わせ寸法」は「0」です。



実行ボタンを押すと下左の製図が画面に現れます。
前ネックラインのカーブの丸みを変えてみました。元のカーブ(黄色線)より、イラストのデザインのカーブの方が丸みがありますので、新たにカーブを引き直して修正します。青色線で区別しました。(右製図)

3cm幅の縁取りをして仕上げます。(右製図)
ポケットは、パタピッ 入門ソフトでは自動機能が付いていませんので、印刷後に手書きで引きましょう。

ウエストの辺りに3cm幅で12~13cm程のポケットラインを引きます。 裾線に対して平行に引きましょう。






<袖の操作>



実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
袖口に3cm幅の縁取りをして仕上げます。(縁取りラインを青色で表しました)
個人の体型に合わせて操作する場合は、でき上がりの袖幅の確認をして仕上げましょう。

このデザインの袖幅は、Sサイズで約33cm、M 36cm、L 39cmの仕上がりです。
袖幅をより細く(又は太く)したい場合は、袖山を増減することで袖幅は変化しますので、数値変更をして着心地の良い太さに調節しましょう。




以上で製図はでき上がりです! 


シャネル風ジャケット製図

2009-12-26 14:44:29 | ジャケット(スーツの上着)

パタピッ スタイル magazine

下はパタピッ ユーザーの為の操作雑誌です


初めてご覧になる方は、下の3つの項目をご覧になった後、下の解説に進んでください。

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自動製図ソフトパタピッ の解説は 

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この解説は、前々回の標準体型A子さんの解説のつづきです。
重複する説明もありますので、A子さんをご覧になった後こちらにお進みください。


プロ パタピッ の基本操作



C子さんの体型で

今流行の 
シャネル風ジャケットの製図方法を紹介します


前々回の製図解説 A子さんの服を着て「背中がきつい」 「後身頃が跳ね上がる」という現象が起こる場合は、C子さんの操作で製図を引きましょう。

ノーマルなジャケット ショート丈のジャケット の操作ポイントを解説します




左イラスト左端デザイン(ノーマルタイプ)が対象デザインです。
右側の七分袖デザインは、下表を参考にプロ パタピッ に数値を打ち込んで作成してください。
 
<C子さんの製図操作>


体型をカバーし、着用者を魅力的に表現することは おしゃれをする上でとても大事なこと!

人の体型は様々ですが、ここでは分かり易く、Sサイズから3Lサイズまで(計6サイズ)を例に、数値操作を表にしました。(下表参照)

プロ パタピッ は、この6サイズ以外のサイズに対しても正確に製図を引きます。 バストサイズは130cmまでは容易に対応します。 また、それ以上でも補正項目(下表、「身幅調節」「前後丈調節」)を操作すればきれいな製図ができ上がります。

<体型をカバーする製図の大切さを学習しましょう>

プロパタピッ
で作成する製図は体型を強調する製図ではありません。 正しい操作で体型をカバーし、誰が見てもおしゃれできれいなラインを引きます。

その方法を是非覚えてください。  数値操作だけですので決して難しくありません。 素人でもできる簡単な操作です。 他のデザインにも応用して、常に素敵な服を叶えましょう。 





印は「プロパタピッ セット」に含まれるソフトです。)




猫背体型では、後身頃の首周りが浮きます。 肩ダーツ(下製図参照)はその浮きを押さえる効果があります。
標準体型の場合も、人の肩は幾分丸みがありますので「肩いせ/ダーツ」に0.5cm程のいせが必要ですが、さらに丸い場合は「1.5」と入力します。 (1cm以上の数値を入れるとダーツは自動的に現れます。) この寸法は背中の丸み具合により変わります。 お年寄り体型では更に「2」~「2.5」程必要かも知れません。


<C子さんの参考入力表> ノーマルデザインの身頃


実行ボタン後の製図に後見返し線を入れ、ボタンを並べて仕上げましょう。(A子さん解説参照)

後身頃の肩のダーツがお分かりですか。 「肩いせ/ダーツ」に1cm以上の数値を入れると自動でダーツが現れます。 それにより変化する前後身頃のバランスも自動で整えます。



   <数値入力で行う補正操作のポイント>
      ・・・ パタピッ は数値操作だけで正しい補正ができます。 驚くほど簡単! 
C子さんの製図は、前回のB子さんと逆の操作をします。
「身幅調節」では、B子さんの製図では前身頃の幅を広くしましたが、C子さんの場合は、その逆で 後身頃にゆとりを持たせます。 表では「-0.5」としましたが、個人差がありますので、それでも背中がきつい場合は、マイナス数値を更に上げてください。

「前後丈調節」でもB子さんと逆の操作をします。 後丈を長くし、前丈を短くします。 表では「-1」としましたが、個人差がありますので、まだ後身頃が跳ね上がる場合は、マイナス数値を更に上げてください。

身体に合わせ過ぎると体型を強調しないかと心配する方がいますが、従来の手書き製図では体型をカバーする技術が伴わない為に返って強調していましたが、パタピッ は体型をカバーする製図操作をソフトに組み込んでいますので、正しい操作をしていただければ 常に格好のよい形の整った製図ができ上がります。 決して難しくありませんので、是非パタピッ を道具におしゃれを実現してください。

(間違った補正方法に注意しましょう) 後丈が不足する場合に、安易に後身頃の裾を降ろす(脇から後中心に向かって裾ラインをカーブさせて後丈を長くする)という補正をする方がいますが、これは間違った補正方法です。 
前回のB子さんと同じ原理です。 布目(横地の目)が水平になる補正が正しい補正です。 裾でのみ修正しても布目は修正されません。 悪い補正は人の目を引き、体型を強調してしまいます。 (この体型補正についての詳しい解説は、マニュアルをご覧ください。)

<C子さん体型の製図の補正のポイントのまとめ>
「肩いせ/ダーツ」「身幅調節」「前後丈調節」の3項目が主なポイントです。
肩からウエストまでの丈を右図の様に測り、その差を製図に反映させるように操作すると正しい布目で服が仕上がります。 プロパタピッ の製図は画面で前後丈を計測できますから、身体を測った寸法に対して不足する分量を打ち込むと水平な製図ができ上がります。 
前後丈の計測は、B子さんの解説画面をご覧ください。



身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力します。

C子さんの体型でも やはり今の流行に合った格好の良い服にしたいので、標準体型のA子さんとほぼ同じ操作にしました。



実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。



以上でノーマルデザインの製図はでき上がりです! 簡単でしょ。
数値操作だけで 素敵な服ができ上がります!



A子さんと同様 ショート丈、七分袖のジャケットの操作を解説します。

     

イラストでは、薄手のセーターを重ね着しています。薄いセーターであれば、ノーマルジャケットと同じゆとりでも多分大丈夫でしょうが、セーターの厚さにより窮屈に感じられる場合は、「Bゆとり」「Hゆとり」数値を下表より2~4cm程増やして操作してください。



実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
A子さんの製図操作と同様、3cmの縁取りをして仕上げましょう。



次は袖の操作です。
身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力します。 七分袖の操作をします。
ノーマルデザインと異なる部分をピンク文字で表しました。


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
袖口に3cm幅の縁取りをして仕上げます。(右製図 縁取りラインを青色で表しました)


中にセーターを着用するのなら、袖幅は1~2cm広くすると着心地が良いでしょう。
「袖山」を僅かに低く操作するだけでも袖幅は広がります。程よい袖幅に仕上げてください。

以上で製図はでき上がりです! 





3回に分けて製図の基本を解説しました。

体型に対する正しい製図方法がお分かりいただけましたでしょうか。


パタピッ ソフトは、製図の各パーツのバランスを最重要に考え開発されたソフトです。
日々移り変わる流行や異なる体型、服地の違いなど、様々な条件にも 常におしゃれで動きやすく形よく・・・ 

この複雑で繊細な製図は、人の手だけで容易に引けるものではありません。

人の目を引く素敵な服が市場に出る工程では、設計図であるこの製図が大きく関わっています。
生地を生かすも殺すも製図次第、、、と言っても決して過言ではありません。

従来の難しい製図手法から、誰が操作しても誰が着てもおしゃれな服が叶う様、自動機能を駆使し、パタピッ を便利で使い易いソフトに仕上げました。

ここまで正確に、また繊細に、自由なデザインを数値操作だけで叶えるソフトは他にありません。

アパレル企業、オーダー事業、学校は勿論、一般ユーザーにも是非使って 楽しんでいただける様、価格は他のCAD関連との対比ではでき得る限り下げ、十分の一価格ラインを維持してきました。

ソフトはアメーバの様に動きます。 たった一つのパタピッ ソフトでも、サイズもデザインも限定しない動きでは何十、何百のデザインをも可能にします。
ユーザーの操作次第で、無限のデザインに広がっていくでしょう。操作を理解して有効に利用してください。

どうぞ、このチャンス 繊細な製図をダウンロードし、パタピッ ソフトの「おしゃれ」を体感してください。

この解説をヒントに あらゆる体型に対してでも美しく表現する製図手法と 一つのソフトから様々にデザインを変えていく応用操作を学習してください。


基本を知った上で、今一度マニュアルとパタピッ スタイル magazineをご覧ください。 より理解が深まり、創作が楽しくなるでしょう。

自動製図ソフトプロパタピッ基本操作

2009-12-25 16:33:05 | ジャケット(スーツの上着)
パタピッ スタイル magazine

下はパタピッ ユーザーの為の操作雑誌です


初めてご覧になる方は、下の3つの項目をご覧になった後、下の解説に進んでください。

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自動製図ソフトパタピッ の解説は 

パタピッ スタイル magazineのご利用方法は してご覧ください




この解説は、前回の標準体型A子さんの解説のつづきです。
重複する説明もありますので、A子さんをご覧になった後こちらにお進みください。


プロ パタピッ の基本操作



B子さんの体型で

今流行の 
シャネル風ジャケットの製図方法を紹介します


前回の製図解説 A子さんの服を着て「前ボタンがかけられない」 「前身頃が跳ね上がる」という現象が起こる場合は、B子さんの操作で製図を引きましょう。

ノーマルなジャケット ショート丈のジャケット の操作ポイントを解説します




左イラスト左端デザイン(ノーマルタイプ)が対象デザインです。
右側の七分袖デザインは、下表を参考にプロ パタピッ に数値を打ち込んで作成してください。
 
<B子さんの製図操作>


体型をカバーし、着用者を魅力的に表現することは おしゃれをする上でとても大事なこと!
従来の製図方法では、B子さんの場合 体型が強調され 思い通りのおしゃれは叶いませんでした。


人の体型は様々ですが、ここでは分かり易く、Sサイズから3Lサイズまで(計6サイズ)を例に、数値操作を表にしました。(下表参照)

プロ パタピッ は、この6サイズ以外のサイズに対しても正確に製図を引きます。 バストサイズは130cmまでは容易に対応します。 また、それ以上でも補正項目(下表、「身幅調節」「前後丈調節」)を操作すればきれいな製図ができ上がります。

<体型をカバーする製図の大切さを学習しましょう>

プロパタピッ
で作成する製図は体型を強調する製図ではありません。 正しい操作で体型をカバーし、誰が見てもおしゃれできれいなラインを引きます。

その方法を是非覚えてください。  数値操作だけですので決して難しくありません。 素人でもできる簡単な操作です。 他のデザインにも応用して、常に素敵な服を叶えましょう。 





印は「プロパタピッ セット」に含まれるソフトです。)




B子さんの体型では、ヒップよりおなか周りの方が大きな場合があります。 その場合は、下表の「ヒップ」入力はおなか周りを採寸した数値を入力しましょう。


<B子さんの参考入力表> ノーマルデザインの身頃


実行ボタン後の製図に後見返し線を入れ、ボタンを並べて仕上げましょう。(A子さん解説参照)



   <数値入力で行う補正操作のポイント>
      ・・・ パタピッ は数値操作だけで正しい補正ができます。 驚くほど簡単! 
バストだけが大きな体型では、前回の解説「標準体型のA子さん」の製図で多分大丈夫でしょう。 パタピッ は、バストが大きくなると自動的に前身幅も広くなり、不足する前丈もな長くなります。 バストだけが大きな方は基本操作でバランスの取れた製図が叶います。
バスト以外におなかがぷっくり出た体型ですと、前身頃の幅は更に不足します。 その補正が「身幅調節」の項目です。この数値はおなかの出具合により個人差がありますので、上表で不足する場合は更に数値を増やしてください。

前身頃の幅を広くするとおなかが出ていることを強調しないかと心配する方がいますが、前ボタンが掛けられない、前ボタンをかけると突っ張りじわができる・・・という現象こそ人の目に止まり、おなかが出ていることを強調してしまうことになります。
人の目を流す、避けさせる、この工夫が必要です。
自然にボタンが掛けられ、突っ張りじわががなければ、目はそこに行きません。 これが「自然体に見せる技法」、つまり体型を強調しない工夫と言う訳です。

又、おなかが出ることで重心が後寄りになり身体が反り返りますので、前丈が不足し、前身頃の裾が跳ね上がります。 横から見ると、例えばチェックや横ストライプ柄の場合は、柄が水平でなく傾きます。 おなかが布を持ち上げているという現象が見て分かり、これも体型をあえて強調してしまう訳です。

それを解決する方法は、「前後丈調節」で前身頃の丈を後身頃より長くする様に調節する方法です。ストライプ柄やチェック柄は水平になり、見た目はとても自然になります。 自然な柄の流れには人の目が行かないものです。 つまり、「前後丈調節」で布目を水平に保つことが、体型をカバーする服を作るポイントとなるのです。

(間違った補正方法に注意しましょう) 前丈が不足する場合に、安易に前身頃の裾を降ろす(脇から前中心に向かって裾ラインをカーブさせて前丈を長くする)という補正をする方がいますが、これは間違った補正方法です。 裾でのみ修正しても布目は修正されません。 悪い補正は又人の目を引き、体型を強調してしまいます。 (この体型補正についての詳しい解説は、マニュアルをご覧ください。)


プロ パタピッ は、上の製図の様に 分離した身頃の他に、分離前の身頃も画面に同時に現れます。(下図の前後身頃参照)
これは、でき上がりを計測するのに便利な点と、「個性的なラインに変えたい」などの、ユーザー独自の製図作成にも便利なので、双方が同一画面に現れ、自由に選択できるようにしました。 ラインを変えたい場合は、こちらの製図で自由に書き換えましょう。

全体像を測る場合は、この分離前の製図が測りやすく、計測に必要な補助線(えんじ色の線)がありますのでそれらを計測します。 分量の不足があれば、その数値を「身幅調節」「前後丈調節」に入力して再実行をかけると 着心地が良く格好の良いずばりの製図が完成します。 この数値変更の操作は数秒単位で繰り返せますので、補正は短時間で簡単に済みます。
(製図に不慣れな方は、難しいと思うかも知れませんが、マニュアルでは正しい補正方法を分かり易く解説しています。そちらで基本を学習すると、とても簡単なことが分かりますよ。)

B子さん体型の場合は、ウエストのでき上がり状態も確認しましょう。きつくてボタンがかけられないのはいけません。 ウエストのでき上がり寸法を測る補助線(下図)をクリックして前後の寸法を計測し、程よいゆとりがあるかどうかを確認しましょう。 もしきつくてボタンがかけられない様な場合は、「Wしぼり調節」の数値を減らして再実行をかけてください。(おなかの状態により数値には個人差があります。)



A子さんとB子さんの違いは、この画面では製図が小さい為分かり辛いでしょう。
実際の製図を測ると違いが明らかです。 その違いこそ体型をカバーする大切なポイントです。


<B子さん体型の製図の補正のポイントのまとめ>
「Wしぼり調節」「身幅調節」「前後丈調節」の3項目が主なポイントです。
更に、「腕が太い」という場合は、「AH増減」操作でアームホールを少し大きくしてあげると着心地が良くなるでしょう。
その場合は、袖の操作でも、袖幅を少し太くする必要があるでしょう。



身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力します。

ここでは敢えて袖を太くする操作はしませんでした。 
腕のサイズは決して身頃と同等ではありません。 B子さん体型でも特に若い人の場合は、腕が細い方が多く、従来の製図方法ですと、身頃に合わせると袖も太くなり、格好を悪くしていましたが、パタピッ は袖は普通サイズに保ち、細くすっきりと見せる製図を可能にしています。

下の数値操作は、その理由で 前回のA子さんと同じ操作をしました。

でも、腕が標準より太い場合は、無理に細くすると 袖に横じわができますので、やはり程よく広げてあげる必要があるでしょう。
「袖山」を低く操作すると袖幅は広がります。 数ミリの変化でも袖幅は変わります。 着心地の良い服になりますから、程よく調整してください。 (身頃と袖の関係はマニュアルが分かり易く解説しています。)



実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。



以上でノーマルデザインの製図はでき上がりです! 簡単でしょ。
数値操作だけで 素敵な服ができ上がります!



A子さんと同様 ショート丈、七分袖のジャケットの操作を解説します。

     

イラストでは、薄手のセーターを重ね着しています。薄いセーターであれば、ノーマルジャケットと同じゆとりでも多分大丈夫でしょうが、セーターの厚さにより窮屈に感じられる場合は、「Bゆとり」「Hゆとり」数値を下表より2~4cm程増やして操作してください。



実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
A子さんの製図操作と同様、3cmの縁取りをして仕上げましょう。



次は袖の操作です。
身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力します。 七分袖の操作をします。
ノーマルデザインと異なる部分をピンク文字で表しました。


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
袖口に3cm幅の縁取りをして仕上げます。(右製図 縁取りラインを青色で表しました)


中にセーターを着用するのなら、袖幅は1~2cm広くすると着心地が良いでしょう。
「袖山」を僅かに低く操作するだけでも袖幅は広がります。程よい袖幅に仕上げてください。

以上で製図はでき上がりです! 




製図 今流行のシャネル風ジャケット

2009-12-24 17:18:13 | ジャケット(スーツの上着)

パタピッ スタイル magazine

下はパタピッ ユーザーの為の操作雑誌です


初めてご覧になる方は、下の3つの項目をご覧になった後、下の解説に進んでください。

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自動製図ソフトパタピッ の解説は 

パタピッ スタイル magazineのご利用方法は してご覧ください


パタピッ ソフトの基本操作(マニュアル)を一読した後 ご覧ください。
マニュアルは、製図が初めての方にも 製図の基本を分かり易く解説しています。

当先輩ユーザー達は、パタピッ ソフトを道具に 遊び感覚で服を作り、確実に技術を上げています。
他のどの手段より早く、正確。 そして、簡単な操作でおしゃれが実現し、非常に繊細な製図を数値操作だけで叶える性能は、短期間でパタンナーを育成し、事業効果を上げています。

ここで解説するデザインは一例に過ぎません。 パタピッ はデザインもサイズも自由に操作することのできるソフトです。

子供サイズを入力すると親子ペアが楽しめますよ。 

メンズにも対応します。 自由な発想で個性的なメンズデザインも合わせてお楽しみください。


プロ パタピッ の基本操作


プロ パタピッ ソフトを道具にファッションを謳歌しているユーザーがジワ、ジワッと増えてきました。

使い易さと低価格ではどこよりも群を抜くプロパタピッ です。 先輩ユーザー達が覚えたそのこつと技を 分かり易い解説でお伝えします。

今回は 標準体型A子さんの製図操作です


この製図は、新企画 「製図ダウンロードサービス(無料)」 の対象デザインです。

家庭用プリンターでは、自動分割印刷で 実物大型紙が得られます。 勿論 大型プリンターにも対応します。


プロ パタピッ 未体験の方は、「形の良さやソフトの扱い易さ、精度」などをダウンロード製図で体感してください。
服をこよなく愛し、おしゃれを求めて止まないあなた・・・ どうぞ、素敵なお洋服の創造を パタピッ と共に楽しみましょう。

新企画の詳細はしてご覧ください。




今流行の シャネル風ジャケット


ノーマルなジャケット ショート丈のジャケット の操作ポイントを解説します




左イラスト左端デザイン(ノーマルタイプ)が対象デザインです。
右側の七分袖デザインは、下表を参考にプロ パタピッ に数値を打ち込んで作成してください。
 
<標準体型A子さんの製図操作>

人の体型は様々ですが、ここでは分かり易く、Sサイズから3Lサイズまで(計6サイズ)を例に、数値操作を表にしました。(下表参照)
プロ パタピッ は、本来自分のサイズで操作し、自分にぴったりのおしゃれを楽しんでいただくソフトです。 表を参考に、自分と異なる箇所については、自分の寸法を入力して、自分ぴったりのマイパターンを作成してください。

プロ パタピッ を持たない方は、製図をダウンロードして、6サイズの中から一つを選んで印刷し、服を作ってパタピッ 製図の威力を実感してください。(補正箇所が仮にあっても、わずかな修正で素敵なお洋服ができ上がるでしょう。) 
体感後は、簡単な数値操作だけで自分にぴったりのおしゃれが楽しめる面白さを、次はご自分でプロ パタピッ を操作して 大いなる可能性を広げてください。

プロ パタピッ は、この6サイズ以外のサイズに対しても正確に製図を引きます。 バストサイズは130cmまでは容易に対応します。 また、それ以上でも補正項目(下表、「身幅調節」「前後丈調節」)を操作すればきれいな製図ができ上がります。

今回はA子さんですが、次回とその次の回で B子さん、C子さんの製図解説をします。(上イラスト参考)

A子さんの製図で「前ボタンがかけられない」 「前身頃が跳ね上がる」という現象が起こる場合はB子さんの製図が適合します。

又、A子さんの製図で「前身頃が余り、後身頃がきつい」 「後ろ身頃が釣り上がる」という現象が起こる場合はC子さんの製図が適合します。


<体型をカバーする製図の大切さを学習しましょう>

プロパタピッ
で作成する製図は体型を強調する製図ではありません。 正しい操作で体型をカバーし、誰が見てもおしゃれできれいなラインを引きます。


従来の製図方法(手書き製図、立体裁断、CAD製図等)では、この体型をカバーする製図は大変に難しく、プロと言えなかなか満足できる服が叶いませんでした。 
プロパタピッ は体型バランスを自動で処理しますので、常に格好のいい素敵な服が叶います。





印は「プロパタピッ セット」に含まれるソフトです。)




上のプロパタピッ ソフトを持つユーザーは、下表を参考に自分の製図を引きましょう。
流行のデザインです。 ちょっとスリムに製図を引いてみます。
ゆったり着たい方は、「バストゆとり」 「ヒップゆとり」の数値を数センチプラスして操作してください。
また、伸縮するストレッチ素材で作る場合は、「バストゆとり」 「ヒップゆとり」の数値を2~3cmマイナスするとよりフィット感が味わえます。

<標準体型A子さんの参考入力表> ノーマルデザインの身頃


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
補足する線は、後身頃の見返し(青色線)だけです。3cm幅で描きます。
前中心線にボタンを4個並べてでき上がりです。(ボタンの位置と個数は特に決まりがありません。 ボタンの大きさや着丈で位置も変わります。 迷う場合は、でき上がった服にボタンを並べるとイメージがつかみ易いですよ。)
この製図では、ネックラインから2cm下に第一ボタン、裾から11cm上を最終ボタンとし、3等分して4個並べました。





身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力します。


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
補足する線はありませんので、このまま印刷して使用してください。


 3Lサイズで、「前いせ調節」を「0.5」と操作しましたが、これは体型によりいせが不足する場合がありますので、その微調節です。 
標準的な操作では「0」のままで問題ありませんが、大きなサイズになると不足することがありますので、この微調整できれいな袖を操作してください。
「いせ調節」の操作については、マニュアルが詳しく解説しています。 そちらをご覧ください。

個人の体型に合わせて操作する場合は、でき上がりの袖幅の確認をして仕上げましょう。
二枚袖では、外袖内袖の各袖幅を計り合計します。(上図参照)
このデザインの袖幅は、Sサイズで約32cm、M 34.5cm、ML 37cm、L 38.5cm、2L 40.5cm、3L 42.5cmの仕上がりです。
袖幅をより細く(又は太く)したい場合は、袖山を増減することで袖幅は変化しますので、数値変更をして着心地の良い太さに調節しましょう。

以上でノーマルデザインの製図はでき上がりです! 簡単でしょ。
数値操作だけで 素敵な服ができ上がります!



近頃流行のショート丈、七分袖のジャケットの操作を解説します。 
ネックラインもノーマルデザインよりぐっと開けてみました。


ノーマルデザインと異なる部分をピンク文字で表しました。
ボタン合わせはありません。「前合わせ寸法」は「0」です。
丈が短くなりますので、「ヒップ」ではなく「ミドルヒップ」の寸法を入れてください。
ネックラインを広げ、縁取りデザインも加わりました。身頃の肩幅はノーマルより大分狭くなりました。 肩をいせるには少々無理があります。「肩いせ」は「0」としました。
「いせ」についてはマニュアルをご覧ください。)

イラストでは、薄手のセーターを重ね着しています。薄いセーターであれば、ノーマルジャケットと同じゆとりでも多分大丈夫でしょうが、セーターの厚さにより窮屈に感じられる場合は、「Bゆとり」「Hゆとり」数値を下表より2~4cm程増やして操作してください。








実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
前ネックラインのカーブの丸みを変えてみました。元のカーブ(黄色線)より、イラストのデザインのカーブの方が丸みがありますので、新たにカーブを引き直して修正しました。青色線で区別しました。

3cm幅の縁取りをして仕上げます。(右製図 縁取りラインを青色で表しました。 )
ポケットもプロ パタピッスーツ身頃ソフトでは自動で適度な位置にでき上がります。 
このデザインはかなり短い丈ですので、自動で現れる位置より数センチ上に移動してバランスを整えてください。
ちなみに、先に解説したノーマルデザインでも、ポケットが必要であれば同じ操作で作成してください。



次は袖の操作です。
身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力します。 七分袖の操作をします。
ノーマルデザインと異なる部分をピンク文字で表しました。


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
袖口に3cm幅の縁取りをして仕上げます。(右製図 縁取りラインを青色で表しました)


中にセーターを着用するのなら、袖幅は1~2cm広くすると着心地が良いでしょう。
「袖山」を僅かに低く操作するだけでも袖幅は広がります。程よい袖幅に仕上げてください。

以上で製図はでき上がりです! 


これはほんの一例に過ぎません。 
様々な流行のデザインが あなたサイズでこんなに簡単にでき上がります。
操作を覚えて、おしゃれを存分に楽しんでください。




製図 ジャケット

2009-04-27 14:42:20 | ジャケット(スーツの上着)
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自動製図ソフトパタピッ を使って最高級のおしゃれを実現しましょう !! 


パタピッ は数値を打ち込むだけで、たった数秒で画面に製図ができ上がる唯一の自動製図ソフトです。

オーダー事業、アパレル事業で製図ロボットとして活躍する一方、一般ユーザーにも広がり
誰でも使え、誰でもおしゃれを叶えるソフトとして広く愛用されています。

●洋裁が初めて、製図が初めての人は・・・パタピッ 入門ソフトから始めましょう
                          詳細は
●経験者は・・・スーパーパタピッ ソフトプロパタピッ ソフトをお勧めします。
                          詳細は
●製図のプロを目指す方は・・・スーパーパタピッ CADの両操作で工業用パターンを作成。
                          商品と価格紹介は  


下はパタピッ ユーザーの為の操作雑誌です

 ・・・星の数でランク分け。三ツ星までできたら、雑誌の写真やショーウインドーで目に止まった素敵な服を自由に無限に製図する「基礎力」が付いたという目安になるよ。

パタピッ を道具に、頭に思い描いたデザインを自由に短時間で製図する夢の技を実現してください。






プロ パタピッ を使って 襟やポケットを自由に操作 


襟こしが大変低い襟です。
更にバイアス裁ちで柔らかい襟を表現しています。

プロパタピッ ソフトのは、襟こしを自由に操作できますから、この様な柔らかい襟の表現も自由自在です。

ポケットは幅が広く、バイアス裁ちです。

ポケットも プロパタピッ ソフトでは自由なサイズで様々なポケットの製図が簡単にでき上がります。







パタピッ ユーザーは下記のソフトを使って、以下の操作方法に従い製図を作成しましょう。 my パターン ができ上がります!




印は「スーパーパタピッ セット」又は、「プロパタピッ セット」に含まれるソフトです。)









下表はプロ パタピッ の入力表です。
プロ パタピッ 「バストゆとり」、「ヒップゆとり」の数値操作でゆとりを自由に変えられますので、バストは採寸寸法のまま入力し、「バストゆとり」、「ヒップゆとり」を下表の様に打ち込んで操作してください。

プロ パタピッ は補正操作が正確に行えます。着易く形の良い服をプロ パタピッ で操作しましょう。

スーパーパタピッ を使用する場合は、「スリム」を使用しましょう。
スーパーパタピッ に無い入力項目は飛ばして使用してください。




実行ボタンを押すと下の製図が自動で現れます。
特に修正する部分はありません。
ボタンを並べて仕上げます。
第一ボタン位置は、ネックポイントの下2cm、最終ボタン位置は、ポケット口の3cmほど下とし、4等分して5個並べます。ポケット位置は自動で現れます。その位置を基準にしましょう。



切り替えデザインでは 身頃の4パーツは自動で分離し、数秒待てば上の様に製図ができ上がりますが、でき上がりの確認や独自のデザイン変更の作業では、分離前の製図があれば便利です。

その為、パタピッ ソフトは、上の分離製図と分離前の製図(下図)が同時に現れる様に配慮しております。

更に プロ パタピッ ソフトは、補助線(下図のえんじ色の線)が沢山画面に現れます。

上表の数値を打ち込んで実行ボタンを押し、印刷する前に寸法を確認したい時に使います。  例えば「身幅」「前後丈の差」「天巾」などなど・・・。
また、この後の袖操作の際に必要な「アームホールの高さ」プロ パタピッ では補助線として画面に現れます。(下図はアームホールの高さを示す補助線をクリックして画面に計測数値が現れている図です。クリックした線が赤く太くなり、その長さが表示されます。)
アームホールの長さは製図の線上をクリックすると計測数値が出ますが、高さはスーパーパタピッ までのソフトでは目視で図ります(又はCADで計測します)が、プロ パタピッ は、画面に補助線として現れますので、必要な箇所の計測が瞬時にでき大変楽です。

補助線の意味と重要性、その操作についてはマニュアルが詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
プロ パタピッ 補助線の存在と補正項目の増加により、ユーザーにとっては自由なデザイン操作が可能になり、体型補正も非常に正確で、且つバランスの良いきれいな製図が保障されます。

プロ パタピッ ソフトから、どんな体型の方にも 最高にきれいで着心地の良い服ができ上がっていますので、是非操作を覚えて活用していただきたいと思います。






 



前後身頃のアームホールを計測し、袖ソフトに入力します。
実行ボタンを押すと下図の様な二枚袖ができ上がります。

袖幅の目安は、Sサイズで約32cm、Mサイズ 約35cm、Lサイズ約38cmでしょう。

  <身頃と袖の柄合わせ>
チェック柄は身頃との柄合わせが必要です。
パタピッ ソフトは袖と身頃のアームホールに合印が現れますから、裁断の際に、前身頃のアームホールの合印と外袖(下右側の袖)の合印とを柄を合わせて裁断すると上写真の様にぴったり柄が合います。
後身頃と袖との柄合わせは体型やデザインにより可能な場合とそうでない場合がありますから、前が合えば服としての価値を落とすことはありませんので、前のみを合わせる様にしましょう。






 

身頃の前後ネックラインを測り、襟ソフトに入力します。
「後襟幅」は7~8cmの範囲で入力しましょう。

襟こしが大変低い襟です。
更にバイアス裁ちで柔らかい襟を表現しています。
プロ パタピッ 「襟こし低」を使用し、更に「襟ねかし調節」に、この襟の場合は「3」と入力します。

実行ボタンを押すと下の製図ができ上がります。

襟先を小丸にしましょう。
更に、後中心でバイアス裁ちすると柔らかい襟ができ上がります。





ポケット

プロ パタピッ ポケットソフトは、様々なポケットのデザインとサイズを自由に操作できます。
このデザインでは、横巾14cm縦6cmと入力操作します。
箱ポケットを使用したいところですが、襟先が小丸なので、ポケットも先を丸くしましょう。
先の丸いフラップポケットを選択するかパッチポケットが下図の様に程よい寸法ででき上がるので利用しましょう。このデザインは飾りポケットです。
実用的なポケットが必要な場合は、箱ポケットを使用します。

地の目は下図の様に身頃と同じ縦方向のマークが現れますが、このデザインではバイアスに裁断します。





以上で製図はでき上がりです!