ロシアのRTも、東京電力(TEPCO)が汚染水の海洋への流出を10か月も隠していたことに、福島の漁業関係者が「大きなショックを受けた」と報じている。bit.ly/1ETNTaB 日本政府と東電の福島原発事故に関する情報公開は、海外ではもう誰からも信用されない。
朝日新聞サイトで「汚染水」で検索すると「汚染水流出、公表すべきと『思わなかった』 東電」「汚染水、公表すべきと思わず」「経産相『少しうかつだった』」など、東電と政府の「釈明をそのまま載せただけ」の記事がいくつか出てくる。やる気がない。 pic.twitter.com/uJO16jQupb
朝日新聞サイトの今のトップページ。「トピックス」は「ウィリアム王子初来日、イスラム国、大塚家具、辺野古埋め立て、戦後70年、キャンプの素顔」で、汚染水の問題は下の見出し一覧にも出てこない。日本の報道の自由度ランキングは、さらに下がる。 pic.twitter.com/6sXHMlJ4V3
菅義偉官房長官「汚染水の影響は完全にブロックされている。状況はコントロールされている」田中俊一原子力規制委員会委員長「排水溝は雨水などがあり、コントロールできない。(規制委に)責任問題はまったくない」(東京)bit.ly/1wtCiQi 戦争末期の戦況報告に近い。
東京新聞が指摘しているように、この件は「10か月前に単発で発生し収束した出来事」ではなく「現在も外洋への汚染は続いている」という現在進行中の重要な問題のはずだが、きちんと問題を報じているのは地方紙と海外メディアだけというのは異常。大手紙の社員は、当座の高給保持しか興味がないのか。
中谷元防衛相は、現在の防衛省設置法に同省内部部局(内局)の背広組(文官)が制服組自衛官より優位を保つと解釈される「文官統制」の規定が盛り込まれた理由について戦時中の軍部暴走の反省からかと問われ「そういうふうには思わない」と述べた(東京)bit.ly/1JTmnRb
(続き)「中谷氏は(文民統制が導入された)理由や経緯について重ねて尋ねられると『私はその後生まれたので、当時どういう趣旨だったのかは分からない』と述べた。中谷氏は防衛大学校卒で、陸上自衛隊出身」 防衛大学校や自衛隊幹部学校では「文民統制が導入された理由や経緯」を教えていないのか?
(続き)日本で「文民統制が導入された理由や経緯」について「私は何も知らない」と堂々と居直る「元自衛隊制服組」が、防衛大臣の椅子に座っている。ツイッターで今までに何度か「タガが外れている」「ブレーキが壊れている」と書いたが、この件の「タガの外れ具合」は特にひどい。政府が壊れている。
戦後70年: 今も続いている国民への忍耐押しつけ ドナルド・キーンさんインタビュー(毎日)bit.ly/17CYmMx「政府と軍部は都合良く、日本人の美徳である我慢強さを利用しました」「国民は理不尽に忍耐を押し付けられてはいないでしょうか」
日本国憲法は「戦勝国の押し付け」だという言説は、首相自身もその周辺も盛んに口にする常套句だが、その日本国憲法が公布される以前、日本国民はどれだけ多くの理不尽な奉仕や犠牲を「国家」から「押し付け」られてきたか。それによって、どれほど多くの日本人や外国人が死んだか。それを忘れたのか。
「戦勝国の押し付け」憲法と引き換えに、政府の失敗を尻ぬぐいするための理不尽な奉仕や犠牲という「国家」からの「押し付け」から解放されたのなら、私はそちらの方がはるかに「マシ」だと思う。理不尽な奉仕や犠牲という「国家」からの「押し付け」をまた強いられる時代に戻したいとは全然思わない。
自分はたっぷりと戦後日本の「自由」や「民主主義」の恩恵を受けて、面白おかしい人生を送っておきながら、後の世代には「それとは逆の社会」を残して死んでいくというのは、犯罪的と言っても過言ではないと思う。今を生きる「大人」は、一人の「大人」として、後の世代のことも考えなくてはならない。
動かぬ証拠!??「下村氏はフェイスブックで中部博友会が自身の後援会であることを認めていたり、毎年講演会を開いており、政治団体ではないとの説明は成り立ちません」
【下村博文文科相 「無届け後援会」で政治資金規正法違反の疑い】(週刊文春) blogos.com/outline/106542/
1946年11月3日、昭和天皇「この憲法を正しく運用し、節度と責任とを重んじ、自由と平和とを愛する文化国家を建設するやうに努めたい」。1989年1月9日、今上天皇「国民と共に日本国憲法を守り」。2012年12月14日、安倍晋三自民党総裁「みっともない憲法ですよ、はっきり言って」。
説明のつかない不透明な金も「返したから問題ない」「返すから問題ない」と菅官房長官の強弁。これで「子供たちの道徳教育の強化が重要」などと言う資格があるのか。ふざけるなと言いたくなる。
【官房長官 「両大臣とも問題ない」】NHKニュース nhk.jp/N4I16cmH
池上氏らしい的を射た指摘です。しかし、朝日、読売だけでなく、氏の古巣のNHKのニュースでも皇太子さまの憲法への言及には触れていませんでしたね。
【(池上彰の新聞ななめ読み)皇太子さまの会見発言 憲法への言及、なぜ伝えぬ】朝日新聞 asahi.com/articles/DA3S1…
担当大臣が、こんな人を喰った無責任な答弁したら、審議ストップじゃないのか。??中谷氏は、文官統制導入の理由や経緯について重ねて尋ねられると「私はその後生まれたのでよく分からない」
【防衛相「軍部独走の反省でない」 文官統制で】 47news.jp/smp/CN/201502/…
昔の電力関係の頃の同僚に、浜岡原発、壁の工事終わったし再稼働するのか聞いてみたら、「あんなもん(再稼働してほしい地元の人に対する)パフォーマンスだよ、この世論の中で再稼働できるわけない」と言ってた。ちなみに電力が発電、送電、配電部門でそれぞれ分社化するのはもう避けられんらしい
菊池誠教授の意見に賛同する人は、仮に1950年代(水俣病と有機水銀の因果関係が認定されていない頃)の水俣で、水俣病の追及をしている人に対して、「水俣市の人たちを不安にさせるからチッソの追及はするな」と主張することが、どれだけばかげていることかを考えてみてはいかがですかね。
安倍政権下の日本では、官房長官が「問題ない」と一言いえば、問題ないことになってしまうのかな。安倍政権は、日本を「法治国家」ではなく「人治国家」にしてしまいたいらしい。クワバラクワバラ。
【官房長官 「両大臣とも問題ない」】NHK nhk.jp/N4I16cmH
戦後の日本の平和と安全を守ってきたのは憲法9条の発案者である幣原喜重郎元首相の「徳孤ならず、必ず隣あり」の精神を実践した普通の市民の強い意志と専守防衛に徹して奮闘する自衛隊員の努力のお蔭だ。「米国の核抑止」とする自民党に頼っていると、日本は半永久的に米国から自立できない。
.@mt3678mt 同意いたします。防衛大臣という要職にありながら、歴史を学ばないどころか、自分が今大臣をしている防衛省の基本的な制度である、文官統制の理由を学びもしてないというのは、およそ大臣の資格がありません。再び、軍部の暴走をし得る危険な内閣です。