時計師の京都時間「京の顔時間」

3月27日㈫赤口。
佐川氏の証人喚問が始まりまるタイミング。
彼の発言に期待するほうがアホ！
数か月後、数年後はアベノお坊ちゃまも退陣。その後彼は極楽天下り人生が待っているのだからサルでもわかる無駄な証人喚問時間になる。
NHK・FMでは高校野球？脳みそ筋肉のNHKだす。
しょうがないのでCDをかけるがロストロービッチ、カザルスの演奏を聴く。鳴り出すと気になってしまって仕事にならない。

京都の顔ってなに？と聞かれた。
庭園部門ではやはり一番おおすすめは京都御所でしょう。特に桜の季節は最高です。おまけにうれしい無料だ！
有料ですが相国寺の庭もいい。時間空間芸術の庭が楽しめる。

建物部門は広大な敷地の西本願寺。
木造建築に圧倒されます。残念ながら東本願寺のほうが駅に近いのでこちらを見ただけで帰ってしまうのでもったいない。
ぜひ両方を見てその贅沢さに感動してほしい。

歴史の面白さでは平野神社の本殿比翼・春日造を夜桜と一緒に見る。この世と思えないほど美しい。
花見客の酔っ払いも大勢楽しんでいるので京都人の寛容さに脱帽する。

飲食部門。
新福菜館・荒神口店の客あしらい！
京都大丸・いづうの鯖寿司のおばさんたち。
これが京都人の顔でしょう。働いている笑顔がいい。接客技術の最高峰か？高級料亭とは一味違う楽しみがあります。

お化け妖怪部門。
出町柳・柳の木の下にいるオーブは何者？初めは季節はずれのホタルだと勘違いしていた。
鴨川べりの三条河原。ざわざわと聞こえる不思議な声。京阪電車が通っていたころには聞こえなかった音です。

八坂神社の石段下周辺。着物姿の女性がぼーっと見える。時折目が合うので見えない振りをして消えることです。
京都御所内北にある公園にいる子供の霊。
以上は、無害なのです。ここで有害のものは紹介できないね～。今日は赤口なので冒険は止めときましょう。

醜い顔もある。
京都駅南口。近鉄乗り場からみる京都駅ビルの風景。まるで香港のスラム。

枳殻邸から見えてしまう京都タワー、駅ビル群は残念！なんじゃこりゃ～と気分が悪くなる。

京都コンサートホールの意味がない池と螺旋形の入口にかかっている歴代の演奏家の写真。これが嫌い。
井上道義の失敗コンサートを思い出してしまう。楽しみにしていたのにがっかり！
いっそのこと作曲家の絵でも掛けてほしものだ。

時計台の顔。
京大、同志社、立命館の時計台が有名。同志社の時計台は永いこと止まったままでしたが最近動いている。
「止まった時計は一日二回は正確な時間を指すので正確な時計か？一日1秒進む時計が正確な時計なのか？」哲学的な止まった時計でした。
千本今出川北西角にあったミヨシ堂の時計が壊されたのが残念！一番のお気に入りでした。

腕時計の顔。
やはりトップはカルティエ・タンクスクエアの縦一列に並んだ文字列でしょう。
バランスと言い美しい。
モバード、ディオールのブラックムーンも一目で驚いた。ミッドナイトブラックの名品でした。

ブランパンB４９５パーペチャルカレンダーのムーンフェイス。眼玉が描かれていないので可愛くもあるし気持ち悪くもある不思議な顔です。
ゼニス、オメガのムーンフェイスには顔を描かれていない。やはり難しいのでしょう。ブランパンには脱帽する。

時計にもう一つの顔がリューズ。
一番はブレゲの筆記体のBの文字。ロレックスのクラウンはちょっと派手か？
バセロンのマルタ十字、フランクミューラーのFMのロゴなど見て飽きない。

京都の時計師の顔。
河原町高辻ウオッチドクター・タキダ、三条富小路の勝屋さん。
私は倒産した会社の後始末でしょうがなく時計師をやっている姑息な顔。
彼らは初めから修理専門の時計師なのだ。動機が違う。
京都で時計を直したい熱い気持ちが一番強いことは確かでしょう。

この道を目指すものは経済的成功の夢は持たないことです。時計に呪われ、魅せられたボランティア風のお仕事。
今日は証人喚問の日。
せめて子供たちには頑張っている職人たちがいることをお知らせしたいね～。

あす水曜日は抗アレルギーの薬をもらいに行く日。ブログはお休みですがお昼くらいから営業します。
ただ18時までの営業です。
ヒノキ花粉が舞い散る京都、居酒屋の中で絶対安静するのでお早めにお越しください。