京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の昔話時間」

2018-12-21 09:32:28 | 時計修理

12月21日金曜日。明日から連休。
一般の皆さんは心ウキウキクリスマスと言うとしかられる。京都は非正規労働率がワーストクラスの街。
休みが多いととたんに家計が苦しくなるので連休は困る人が多い。

昨日も書いたように近年リサイクル換金目的のお客様が増えてきた年末です。
バブルの頃に購入したカルティエ、Hermès、ブルガリなどは高額で引き取ってくれる。
ところが国産時計セイコー・クレドールクラスでも3千円といったところでかなり差が付きます。

それも動いていないと引き取ってもらえないので電池交換のお客様が工房に来ることになる。
メルカリ、ヤフー・ネットオクションでも動いていないとだめなので工房は電池交換で忙しいのです。
それにしても20年以上経過した時計が10万円以上になるのはモデルチェンジがないヨーロッパの特徴でしょう。
Hermèsクリッパー、ブルガリ・ブルガリでも新品は今や30万円オーバー。ロレックスなど値上げはあっても値下げはない。
いつかはロレックスの購入希望者は早く手に入れることだと思う。

それにしてもたった20年の時間に耐えられない国産時計のモデル。ユーザーはやりきれない思いで帰っていく。
生産中止7年後には部品の供給が無くなると突然修理不可能キャンセルでメーカーから戻って来る。
「永い間ご利用ありがとうござします」それほど長い間使っていないのに戻って来る。
今年預かったまま引き取りに来ないモデルはすべて国産時計です。この現実は厳しい。

昨日「グレーテスト・ショウマン」を見て感動しました。
まだまだこんな映画が作れる多民族国家のアメリカはトランプが居ても大丈夫だと思う。
国内では安倍のお坊ちゃまの政治災害が目立つ年になった。
お風呂でトランプサンタからもらったおもちゃの空母を浮かべて楽しんでいる風景が浮かぶ。
野党も情けない。
京都は共産党支持者が多い街です。ところが最近この政党は昭和時代の香りが付きまとう。沖縄の辺野古基地問題だけの単品政党。
産業構造が変わっています。家内制・工場制手工業の小規模企業が消える対策がない。
非正規層が40%越えの格差社会のワースト社会の京都では問題解決にはあきらめている。
以前から年末年始の売上が京都だけが伸びない理由がある。触ると怖いのでしょう。

議員さんたちも昭和のお爺さんだらけで未来が見えない。立命館大学卒63歳の私よりはるかに大先輩がまだ議員だ。
共産党と週刊ポスト、現代は同じ傾向にある。
病気と年金だけを取り上げるお年寄り向きだけの媒体になるのでしょう。

ちなみに共産党シンパは懐かし女優、タレントだけしかいない。
昭和の思い出タレントは絶滅危惧種に認定されそうです。
吉永小百合、岸恵子を最後に平成生まれの支持者が見つからないでしょう。

若いタレントさんは自民党系列の電通、博報堂ににらまれたら使ってもらえないのかと疑いたくなる。
それよりも若い人にとって消費期限が切れた調味料のようにまだ使えそうだが使うと怖い政党なのでしょう。
投票率も40%台では政治はお年寄りの娯楽なのだ。
しばらくアベノお坊ちゃまの無駄な海外旅行など楽しみは続きますね~。

23日は全国高校生駅伝の開催日。京都市内が南北分断されるので工房は開店休業です。
じっくりと時間をかけて時計の修理ができますのでお悩み相談の皆様はご利用くだされ~。
電池交換後3日以内に止まったら料金はお返し致します。
ネットオクションに出品される場合の電池交換は早めにやってしまいましょう。












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