京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-09-03 09:00:14 | 日記

「呪いの阪神タイガース」クロック。今年はまだ動いています。
例年「高校野球」が終わる頃には止まっているのですがまだ動いている。故障かな?と思う。
現行の目覚し時計などは樹脂製の部品だらけで私たちには手のつけようがない。
結局、ミステリーゾーンが増えるのだ。

「世にどんなに悪がはびころうともやはり夜は静かで、美しいんだよ」といったのはチェーホフだったかな?
彼の時代は確かに夜は暗くて悪が見えない時代だった。現代はくっきりとドロドロが見える。

「時」が過ぎるのは一部の富裕層でけになった。私たち貧困層の「時」は過去も未来もただ無くなるだけです!
スパーンと一定期間時間の記憶がない。
「過ぎた時間の記憶が残っている人は幸せな人たちだ」

家族や仲間と旅行の思い出もないし、楽しい記憶は誰かに盗まれたまま、ただ長時間働いている記憶だけ残される。
エンデ小説「モモ」の「時間泥棒」が暗躍する社会が現実化したような光景とよく出会う。

「アベノミクス」成長戦略第2弾が始動する。「雇用」の急速な「悪」がはびこる。

①働く人の解雇を自由に出来る。②「裁量労働制」により残業費は限りなく減少。③中国人の危ない低賃金労働者が急速に増える。優しい言葉の裏にはこの3点が目的だ。
つまり、大企業の「やりたいほうだい」が進む。

「ブラック企業」の摘発は進むそうだが「ブラック政治家」の摘発は誰がやるのか?
「夜は静かで、美しい」時代は終わり。生活のために夜も働く24時間使い捨て時代です。

また、オリンピックの為に「皇室」まで政治利用される時代に突入したようです。
たかが東京都のイベント応援に借り出されるのはくやしい!
「皇室」を利用しないと誘致できないくらいなら、いっそのことオリンピックなどは止めてほしい。

「憲法9条」は改正されそうだし、「皇室」は政治利用される時代だ。また時代は「戦争前夜」に戻っていくのでしょうか!
「ドロドロの悪がはびころうとも夜は静かで美しい」ならまだいい時代だ。
最近「美しいもの」を見なくなった。

若い人は「パスポート」を作りましょう。造ってみると海外へ行きたくなります。

同じように昔、小説家の老人仲間達は「プルトニウム原発」施設があるので「核兵器」を作りたくてしょうがない。
「核兵器」の話をするだけで目がトロ~ンと潤む。
「核兵器」を作ったら使いたくてしょうがなくなるのでしょうね~。

これからは孫悟空の頭にある戒めリングのような「9条」を守りましょうね~!
これが無いとサルたちはすぐに暴れだすでしょう。

明日は工房はお休み!
連日の悪天候の影響で仕事が残っているので一日、黙々と旋盤に取り憑く予定です。







コメント
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