自宅の裏に少しの花と、野菜を植え、季節の移り変わりを家内は楽しんでいる様だが、私は花の名前にあまり頓着が無く、何度か聞いても右から左で、モノ覚えが悪いのかエ~トと花の名前が出て来ない事がよくある。
当店を訪れる御仁の中には、花の愛好家の方も多く、店にある鉢植えに、良くアドバイスを頂いている。
そんな私だが、家内に代わって早朝の水やりはやっている。
梅雨に入れば、畑は夜の雨で湿っている事も良くある。そんな時はやらないが、天気が良ければ、土が白く渇き、植物は水を待っている。
水やりも漠然と日々の繰り返しだが、花が咲いたとか、実がなったとかの表れが脳に、少しは刺激を与えているのだろうが、それを少し前向きに考えてやれる様になるには、もっと愛情やら知識が必要になるのだろう。
軒下には毎年、野草のドグダミ草が群生する。見慣れた風景で毎年5月には花が咲く。数年前に隣接の駐車場の持ち主の親戚がドクダミ茶を愛用してるとかで、路ばたのドクダミ草より衛生的と、何もしない我が家の様子を見て、「かってに入るがドグダミ草を刈らせてもらえないか?」と奥様が刈りに来ると言う。
「どうぞ、どうぞ」と、有効利用していただけるならと、一度きれいに刈られた事が有る。
その後、如何した事か声は掛からぬが、刈られる事も無く、毎年そのままになっていて、今年は私も、どんな味がするのか?ドクダミ茶に挑戦してみようと、3週間程前に少しの量だが刈りこんで陰干しにしている。
本来梅雨の前に刈り、乾すのがいいのだろうが、良く乾いているが、レンジでも乾燥させ、じっくり煮出すそうだが、玄米茶かなにかとブレンドするのも良いかも。
まだある、ミントも群生していて良い香りがする。虫よけにもなると隣家のおじさんが言っていたが、、余りにも増え過ぎ、毎朝少しづつ 大のゴミ袋に入れ整理をすると、3袋になった。
家内が試しに、少し煮出してくれたミント汁をチョッと熱めの風呂に入れてみる。
熱めの風呂に入る時は、身体に力が入り、熱さを我慢しながらゆっくり身体を沈めるが、ミントを入れると、何と力を入れずにゆったり入られる。
そんな感じがして、「ゆったり入れるぞ」と家内に話すと翌日。
ミントを入れると、洗濯に使えないのよの一言が返って来た。
今朝は庭になったビワの実をいただく、チョト甘酸っぱい味で、その後、口直しではないが、イチゴジャムのヨーグルトを口に含む。
これも隣家の奥さんに「鳥が食べてるわヨ」と言われた事があり、その辺が散らかっても迷惑と思い、早速もいで隣家の奥さんにもさし上げたら「ジャムでも作るわ」と言っていただいたが、今年その奥さんも亡くなられ、ビワの実をこの日曜日にもいだが、今年は大分池の中に落ちていた。