ぜひ、お出で下さい!と知人から熱心なお誘いを受けていて、昨日、市生涯学習センターまで行って参りました。講師に県の教育長を招いての「○○県教育の現状と課題」と云う演題でお話が有りました。
地元のNPO「明日の教育を考える市民の会」の定時総会後の記念講演で、県のトップを呼ぶとは、熱の入れ様が分かるというもの。
これで、観客がパラパラでは、主催者の顔も、丸つぶれと云う事なのだろう、午後6時30分からの講演で、頃合を見て会場へ。
受付で資料を頂き、ホールの中へ、イヤー大した物です。心配は何処へやら、座席の空いている所は、後わずか、講演が始まっても、聴講に来られる方々が、後立たず、後部にイスをズラリと並べても間に合わず、前に、横にと係りは大変です。満員御礼です。
講師の略歴を見ると、教育畑一辺倒では無い事が、良く分かる。
土木部、総務部、農地部、環境生活部、企画調整部などの参事、課長を歴任。港湾空港局長、企業局長、そして教育長と崇つな経歴である。
私が感心したのは、世界の教育において、その国々における歴史的な経緯と概要と、問題点を前段で説明された事だ。
穏やかな語り口調だが、確かな見識が覗える。この人はスゴイ!
逐一お話された事を、列記する事は、またの機会にと云う事で_。
全国統一学力テストを推し進めれば、進めば進むほどその弊害が叫ばれ、ゆとり教育を推し進めれば、進めば進むほど此れもまた、弊害が叫ばれる。
その国々の置かれている事情は色々で、教育は各国同じ方向ではないと云う事だ。
世界の中で、日本の教育水準は、国内における教育の問題点はと、話は続く。
その中で、当県の教育を、もう少し何とかしましょでと、私達にも分かりやすいお話で御座いました。
会場内で、組織面での危うさが叫ばれていたが、どんな形になろうとも、私は、教育も色々なやり様が有るのだろうが、子供たちに、教えてもらいたい事は、勉強に向かう姿勢、かたち、捕らえ方、枠組みの有り様を、意識できる、理解出来る、見える様にする事が、大事な気がします。
それが分かれば勝手に伸びますッテ!
只、走れと云うのではなく、手の振り方、科学的な歩幅の設定、到達地点、スピードの意味などを指導する事です。
本県教育での知育、体育、徳育のそれぞれの概要の推移を、お話をされたが、体格、体力の動向で、各学校毎に、子供達の運動面の足りない所を補い、改善を計る取り組みをした所、全国的にも成果を上げ、子供達への指導の有り方を、裏付けるお話で有りました。
主催者の閉会の挨拶で、学校教育、家庭教育、地域教育がある中で、地域教育の関わりが今一番薄れているのではないかと、地域の問題点と指摘もされておりましたが、方向を変えて見れば、こう云う場も提供して頂ける、教育界の概要が見えて、有意義で愉しい時間を過ごさせて頂きました。
この企画をしたNPOに感謝、有難う御座いました。
隣国がまた弾道ミサイル発射かと、物議をかもしておりますが、ブログのタイトルも、改良が進んで、戦闘機に装備されている「空対空ミサイル」の名称です。
もともと、小型のガラガラヘビの事。なぜ、このタイトルに成ったかは、後ほど.....。
入学当時、大学とは面白いもので、ロビーの掲示板に、アルバイト募集の貼り紙が有り、学業は、何時するのかと思わんばかりの内容のものが、多く貼り出されていました。
学生も色々な境遇の人が居るので、と云う事なのだろう。
私も、10代の思い出に、サイクリング自転車を買って、東北を一週してみたいと云う、密かな思いが有り、時給の高いアルバイトを探しては、何度か学生課に行って、紹介状を書いてもらっていましたね。
案内先を訪ねると、すでに決まってしまっている事も有り、その都度、ご苦労様と云う事なのだろう、担当者が交通費+αのお金を手渡してくれた。封筒を開ければ、此れだけでラッキーと思える金額が入っていた。
当時はまだ、路面電車が走っていて、それに揺られ、勝鬨橋を越え、築地に有る冷凍庫の会社で、夏休みまでアルバイトをしに通いました。
5~6階のビル全てが冷凍庫で、搬送用の広場を挟んで、ストーブの有る小さな詰め所が有り、仕事が入るまでそこで待機です。各階5~6人づつ居て、中には司法試験を10数年受け続けている人とか、人生経験の少ない私には、何か得体の知れないと云いますかね、そんな風体の人達に‘手かぎ’などの使い方を教えてもらい、仕事をしていましたね。
天井から下がる、ひもを引くと、大きな扉が開き-30度の世界です。マトン一頭を肩に担ぎ、ふらつきながら運んだ事も有りました。
時々【改流】と云う、判の押された伝票が廻って来て、結構の量の、肉の箱を運び出しました。「改流って何?」と聞くと、市場で肉の相場が上がり、政府の命令で肉の放出をする事だそうだ。ヘェーそんな事もしてるのかと、関心したものでした。アレ...【流改】だったっけ?
顔はゴワゴワ、30分と入っては居られない。体力も消耗するが、我々アルバイトは、労務者と違い、昼食を社員食堂で、よばれる事が出来た。社員よりも早く食堂に行き、おひょうの刺身とか、ご馳走がいっぱい有りました。自炊で、まともな食事をしていない私は、ここでガツガツ頂いて助かりましたネ。
部屋に戻り、万年床にバタンキューと倒れこむ。時には、疲れがひどく身体が床に沈み込んで行く。手元に有るラジオのスイッチを入れると、強烈な音が飛び込んで来た。何だこの音楽は?疲れきった身体に、ジャンジャン沁みこんで来るではないか!
音楽には良い電波だと言われていたFM放送が始まって、ポータブルのFMラジオを買って貰い、四畳半の間借りの部屋に持って来ていた。
東京タワーから直接電波が届くので、良い音に違いないなどと、当時は可笑しな事を思っていましたね。
半畳の押入れと、括り付けの、ガラス戸の棚が有り、角の部屋で、二面に窓が有り、小さな炊事用の流しが付いていた。たまにする炊事に、買ったタマネギに、西日が当たり、良く芽が伸びていた。
座卓一つに、本棚は荷造りのダンボール箱を、重ねて使っていた。その上に電気スタンド。トイレは共同で、風呂はすぐ近くの風呂屋へ、此れが東京での住まいだった。
そんな境遇で聞いた音楽が、ジャズとの初めての出会いだった。アナウンスで曲名は、リーモーガンのザ・サイドワインダーと解り、彼の吹くトランペットの音が、脳裏に突き刺さり、新鮮だった。
おのぼりで東京へ出て来た私は、此れ以来、ジャズに興味を持ち、雑誌のスイングジャーナル誌を見ては、巻末の広告に有る、ジャズ喫茶の一軒一軒を巡る事と成り、後に、部屋の鴨居には、所狭しと、ジャズ喫茶のマッチが、ズラリと並ぶ様に成るのです。
果たしてPCのスピーカーで、彼が吹くトランペットの、クリアーな響きを、お届け出来るか?
二十歳前の、若者の心を捉えるのには、十分な音色だった。
1963年12月21日録音 『ザ・サイドワインダー』 10:14
http://www.youtube.com/watch?v=Wrp94IU3quI
上記は現在削除されました。最新はこちらから...
http://www.youtube.com/watch?v=yf1Eo-6sDIE&feature=related
LPのジャケットの写真は有りませんが、此方のほうが、音の揺れが無く、録音状態は良いかなー。どちらも録音時間が最後10数秒短く終わっていますが、悪しからず。お好きな方でお聞き下され。
http://www.youtube.com/watch?v=vtaTeIEeSPY&feature=related
新しいアップロード
昨日は、旧町内にある、大山祇神社の祭礼が有りました。
前にも書きましたが、今は、神社といえども公会堂の中に祭られています。以前は町内の一角に、やしろが有り、祭りともなれば、私が子供の頃は、みこしも有り、露店も出ていて、たいそう賑やかでした。
店を閉めてから、御初穂をふくさに包み、お参りに行って参りました。公会堂の玄関先に賽銭箱が出されて有り、手を合わせる前に、室内には、町内の御年長、祭事委員がいて、もう上がれ、上がれの大合唱です。
お神酒を頂き、巫女の舞を見てから上がろうと思っていたが、お祓いは中で受けろと、狭い玄関口から部屋の中へ。
巫女の託宣の儀式の形式に則って、回っては回り返すという動作を繰り返しながら舞うことなどで、その身を清めてからその身に神を降すという、神楽歌にあわせた優美な舞が、公会堂に華を呼ぶ。
夏の今宵に聞く祝詞、鈴、笛、太鼓の音色は悠久の時を超え、私たちの心に沁みこんで来ます。今年はチョット寒いか?
道中に人影は有りませんでしたが、よくしたもので町内の方々が三三五五、お参りに参ります。3人も来れば玄関先はモー満杯です。
町内会長に挨拶をして、めったに顔を会わせぬ方々とも、此処では挨拶が出来る。
皆さんと乾き物をつまみに、ビールやコップ酒で世間話に華が咲く。
若い頃は、呼ばれて上がっても、頃合を見て、引き上げたものだが、今はドッカリと座りこむ。私もマーそう云う歳に成ったって事か。
祭りの最後は、宮司一同、神霊に向かい祝詞を挙げ、代表者が玉串を奉奠して、お開きなのだが、この度は、数名の御年長が、体調がすぐれぬとお帰りになり、その為か、私にも機会が廻り、町内の大神様に、初めて玉串を奉奠して参りました。
今年は伊勢神宮の20年に一度繰り返されてきた「式年遷宮」にあたり、古式のままに社殿を新造し、大御神に神殿へお遷りを仰ぐお祭りで、長い歴史と伝統を受け継ぐ行事です。
わが国、固有の伝統文化を20年毎に再現する取り組みは、世界に例が無く、継承が絶えない事は意義深く、広範な募財活動をお願いしていると、宮司よりお話が有りました。
神宮の伝統文化を守り、伝承する事、また地域コミュニティーの大神を継承し守る事、どちらも大事ですよね。
昨日は、サマーフェステバル2009、第3回総合会議が、各商店街の実行委員と市の行政側が集まり、町の駅裏の会議室で有りました。
各部会の進捗状況の報告が有り、ジャンボ歩行者天国での、イベント計画の地面割りの素案がまとまり、これから細部を詰めてゆく。
例年の踏襲と云う伝手を頼りに、話は進む訳で、まだ時間が有ると云う事なのか、細部が後回しになり、イベント部会でも、毎週顔を会わせるのだが、大まかな話から、堂々巡りで、中々前に進んでいきません。
多少人任せと云う事か。
会議なれと言うか、会議も1時間で終わる様にと、前々から注意が払われているのは、たいしたもので此方も助かります。
さて、今晩は今年度の当商店街の第1回理事会です。
夏の共同ソフト事業「サマーフェステバル」に関する重要な理事会です。
今年は、当市の「いきいき作品展・当市の逸品展・アスパラ堪能会等々」まちづくり振興公社及び、青年会議所有志によるまちなかにぎわい創造、二世会による新たなイベント展開。
また、新たに○町もイベントに参加すると云う事で、立案中の計画を発表する。
その後、私が推し進めている、高張り提灯の斡旋について、今年もご協力をお願いします。
さて、その後は、チョイと一杯行くか_。
では、7時からの会議に行って参ります。
家を建てるのに、土地を購入したと、娘夫婦が言っていたが、自社は、景気が良くとも、不況のあおりを受けるのではと、老婆心ながらと云うか、もう少しゆっくりでもいいのではと、私は思っていたが、娘夫婦にも計画が有り、小さい家だが、2階建ての家の建前が、今日無事に終わりましたと、家内の携帯に、昨日、棟上の成った写真と、メールで知らせが有った。
娘夫婦が来た時に、家の図面を持って来ていて、東京の郊外とは云え、土地を購入するとは、たいしたもんだ。
会社へは、歩いて5分位の分譲地。住宅ローンはどの位と聞くと、今入っているアパートの家賃に、土地代を足した分を月々払う位と云う。
餅をまくのと聞いたが、そんな事はせず、四角にお神酒をまき、棟梁にご祝儀3万円、職人8人に各々5千円、折り詰め一つが3千円、皆さん車で、酒は飲まずに帰ったそうだが、二人の甲羅に合わせた、買い物なのだろうが、色々出費もかさむ。
進捗状況の様子を見に行くのも二人にとっては、楽しみになるだろう。
9月末の完成予定だそうだが、此方も新築祝いに出かけるのが、今から楽しみだ。
建ってゆく家があれば、解体される家も有る。近所でも、若者は出て行き、老夫婦が亡くなれば、家が取り壊され、更地になる所が、増えてきた。
財産と言えども、何も使い道が無ければ、不良資産に成る。お金とは違い、持っているだけで税金や維持費が掛かるからだ。
父母も、お客様の御ひいきのお蔭で、自宅を建てさせて頂いたが、今は誰も住んではいない。何か、いいアイデアはないかと思うのだが、良い思いが、浮かんで来ませんネ。
住居を必要とする人と、空き家になる家と、世の中、中々うまく行きません。
去年、自宅の前の下水道事業の工事が終わり、市から受益者負担金決定通知書が来た。住む予定が無いので、排水を下水道につなげる予定は無いのだが、5年間で36万円ほどの出費増になる。
この不景気なのに、何だかんだでお金が掛かる。
神様....、仏様.....、我が家に、お恵みあれ....!