ダックのパパママストア

商店街に有る、パパママストア。
  何を売る店? 今日は、何をお探しですか....? 商店街で起こる色々なこと。

一票の格差と言うけれど....

2010-02-25 18:13:56 | 社会

昨日、こんな記事がありました。
チョト、くどい文章ですが、お読みくだされ。

選挙区間の議員1人当たり有権者数を比較した「1票の格差」が最大2.30倍となった09年8月の衆院選小選挙区の合憲性が争われた訴訟の判決で、東京高裁=富越和厚(かずひろ)裁判長=は24日、定数配分が違憲状態にあると判断したうえで請求を棄却した。東京都と神奈川県の弁護士10人が、定数配分は法の下の平等を定めた憲法に違反するとして、各都県選管を相手に9選挙区の選挙無効を求めていた。

 公職選挙法の規定で高裁が1審。この選挙を巡っては別グループによる訴訟で、昨年12月に大阪高裁、1月に広島高裁が相次いで格差2倍超を理由に違憲判断を示していた。

 判決は、格差が2倍以上のこの選挙は憲法の求める選挙権の平等に反すると指摘。小選挙区の定数300のうち、まず1議席ずつ47都道府県に割り当て、残りを人口比で各都道府県に振り分ける現行の「1人別枠方式」について、過疎地域への配慮という目的は、不平等を許容する理由に乏しいと判断した。

 一方、最高裁が合憲判断してきたことなどから、「国会が是正しなかったのは裁量権の逸脱とまでは認められない」と結論づけた。【伊藤一郎】毎日新聞

中々賢い文章で、色々採れるといえば取れるし、言って入るようで言ってないと云うか、だから長い時間がかかると言ってしまえばそれまでですが、法の下の平等とは、何ぞや?

国政の概念が無く、投票の多数決だけを、取り上げれば、そう云う論点にもなるのだろう。

もともと、学校のクラスの委員を決める様な、区内の同規模同士の場合を除き、
平等の空間で行われた、相対する選挙など有り得ない。

大都会のマンモス校の生徒会長は認めるが、山間部の分校の生徒会長は認めないと云う論点は、いささかひねり具合に無理がある。
大都会には、大量の代議士をと、ひとたび災害が起きれば、みんなでお手々つないで、被災地を巡るのだろうか?河川の決壊箇所を眺めに行くのだろか?

一方、地方の代議士は、単身で広い山間部の被災地を、駆け巡るのだろうか?
狭い地域を多人数で、かたや広い地域を、お一人でと云う図式が成り立って来る。
これが憲法でいう法の下での平等と云う事なのだろうか?

世の中には、大小さまざまの規模の会社がある。従業員が2倍あるからといって、社長が二人要ると云う話ではない。
どうしたら、効率良く、津々浦々まで、くまなく目配りが出来る様になるかなのでしょう。
国政の人選には、そう云う布陣を敷くロジックが必要なのではないか。

地域地域の特性や、発展度合いには違いがある。
国土の均衡ある発展とは?
ある為政者が言っていたが、「郷土の繁栄なくして国の繁栄なし」。
正しくその通りだ。

隣国の経済特区や、上海等の開放都市の、見栄えのする行政だけで良いのか?
内陸部の集落の行政は同等か?
大多数の住む地域の主権を叫べば、それですむのか?

国土とは何ぞや、法の下の平等を定めた憲法とは....

皆さんは、どう思います?
      一度考えてみませんか。

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ゴール

2010-02-20 15:53:01 | 社会

バンクーバー冬季オリンピックが始まって、日本選手団も活躍している。
メダルの数は、日本が成長期の時は、アジアではダントツだった気がするが、経済もそうだが、今は韓国、中国に抜かれている。

私のオリンピックの記憶と云えば、1956年メルボルンオリンピック鉄棒の、小野喬の金メダルが、印象深い。
着地のとき、1回転して降りて、金メダルを取った。
体操日本の始まりだった。

当時はTVなど無く、ラジオから流れる現地からの音声は、短波放送の為か、大きい音に成ったり、小さく成ったりしていたが、スゴイ事をしたと、子供心に思ったものだった。

フジヤマのトビウオ以来、水泳競技のメダルが無く、水泳日本復活を願ったのか、ロート製薬がスポンサーで、各地に出来始めた、スイミングクラブ対抗の、水泳競技のTV放映を、毎週おこなっていましたよね。
それから、2~30年位たっただろうか、やっとメダルに手が届くまでに成った。

スケート競技は、それらの動きの後になったか、室内競技と成ると施設が限られていたのだろう。
念願適い、女子フィギュアに続き、今回男子もフィギュアで、初のメダルを取りました。高橋大輔バンザイ!
数分間の輝きのために、一生懸命切磋琢磨して、身体を鍛え上げてゆく。
毎日毎日、並々ならぬ時間と努力を掛けて行く。

身体をひねるだけで、イテテッテッと悲鳴を上げる私には、とてもマネなど出来る世界ではありません。
選手団は、それを成し遂げ、選ばれるのですから、スゴイと言う他ありません。

スゴイと云えば、いち早く銀、銅メダルを獲得している、スピードスケートの長島 圭一郎、加藤 条治、0.00秒台の争いです。
加藤の悔しがりを見て、堀井学氏が、自分も言われた事が有るのか、加藤に向かい「銅メダルは金と同じと書くゾ」とTVで言っていたが、加藤の顔が少し微笑んだ。
高まる重圧を撥ね退け、成果を挙げてゆく競技者がそこに居る。

スピードスケートは、ゴールの考え方が不思議だ。
スケート靴がラインを越えたとき、当然ゴールですが、空中にあっても良いと云う解釈。
ゴールライン手前30㎝で、片足を前に上げれば、重心ののった靴はゴール前だが、上げた足はラインを越えている。0.00秒台得をすると云う考え方で、片足を前に突き出す選手が多くいた。

陸上競技では、ゴール寸前、競技者は胸を反り出す。これは足ではなく空中に張られたテープを切るためだ。徒競走だが、足の位置は関係無い様だ。
競馬のゴールは、写真判定で鼻の差などと云う。ジョッキがゴール寸前、手綱で鼻をグイと突き出す。これも足などよりも、馬面が前に有れば良い。
ノルディックスキー などは、スキー板の先端。

金メダリストの荻原 健司氏は、昔を振り返り、ゴール寸前「自分は胸を前に反り出し、隣の選手は足を前に突き出していた。」と当初のエピソードを語っている。

そんな考え方の中で、一番理に適うのは、ジャンプ競技だ。
ジャンプ競技の着地地点は、両足の中間(テレマーク姿勢の場合)で、スキー板の長さではない。得点は飛型、着地姿勢が加味される。
ラージヒルで、日の丸飛行隊が復活するか、プレッシャーを払いのけ、おおいに大空を翔けてもらいたい。

がんばれニッポン!

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建国記念日

2010-02-11 21:39:15 | 社会

二日ほど前に、某銀行主催の新年会があり、またまた、運良く昨年に引き続き、お楽しみ抽選会で、景品が当たってしまいました。
これで、かあちゃんへの土産が出来たわけで、有志で二次会へ。

しかしながら、リーマンショック以来、景気が回復せず、宴会が始まる前の、来賓挨拶は、入れ替わり立ち代り、その似た様なお話で、ご馳走の載ったテーブルを前に、やっと乾杯の音頭。隣の人に時間を聞くと、27分間おあづけ状態。何時も、この会は30分待つのか。
市内では、一番出席者が多い銀行だそうだが、何か今年は、テーブルの数が少ない様だ。

商店街の出席者は、この銀行は案外少ない。私もお邪魔出来るような身分では、ないのですがね。

さて、本日は建国記念日。
世界を見渡してみても、大半の国々は、植民地から独立した記念日や、革命の記念日をもって「建国の日」としている。
血なまぐさい戦いと引き換えに、国家が造りあげられ、王朝の興亡によって、歴史は断絶している。
日本のように、連綿と歴史が続き、神話的な物語に基づいて、国の誕生を祝うという例は、むしろ例外なのであると、百科辞典には紹介されている。

神話というのは、そっくり史実ではあり得ない。
戦前のような、神格化された天皇に対する反省も、もちろんある。
しかし、記紀につづられた神話は、民族の生活や信仰、世界観が凝縮されたもので、単なる作り話ではない。
私は、こういった、いにしえの物の考え方は、すんなり受け入られる。
しかし、記念日反対派は、対米従属だけをやって来たと、ボルテージを上げているが、いにしえの物語を、面と向かって批判している様でもない。

政教分離がさけばれ、一宗教に加担したと詰め寄る族が居るが、日本の文化は、子が生まれれば、神を拝み、結婚式はチャペルで、亡くなればお寺様と、多様をもって和とす、それを訝しむ民衆はいない。

今の世相の中には、それを良しとせず、現代宗教に絡むやつらか?古来からの信仰を、憲法違反だと騒ぎ立てる。
裁きで西洋の物差しが利する事が有る。しかし、よく考えていただきたい。どちらがより束縛がなく、より文化的か、また争いがないのか。
世界には、東洋の物差し、日本の知恵が有るのだ。

さて、今の政権は日本の国をどう導いて行くのだろうか。

今宵の晩酌は、菜の花の、からし醤油和えを、チョッと摘みながら、熱燗をキューッと一杯。
ウ~ン このほろ苦さが、実に美味い。日本の旬の味わいであります。

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らくらくトレイン

2010-02-05 18:11:20 | 社会
イヤー降りましたネー。
これでもかと、云わんばかりの、雪の降りようです。
当店裏の、駐車場の消雪ポンプのパイプも、厳しい気候で、水が凍ってしまい、運転不良でしたが、今日やっとチョロチョロ出始めました。
動かないと、こんなに積もってしまいました。
写真右奥、車が1台埋もれています。

親戚筋からは、市道除雪で当社除雪班8台16人が出動しておりますと、景気の良いメールが届いておりましたが、此方は雪が降っても商売につながらない、時代に成ってしまい、
26年ぶりの大雪。
まだ、自宅の屋根や、アーケードの雪下ろしをしないのは、マシか。

昨日は、当小売業県組合の総会が、新○東映ホテルでありました。
3時からの会合に、ネットで調べると、列車の遅れは有るが、運休は無いとの事。
途中、自宅の氷雪パイプのスイッチを切り、余裕を持って駅へ。
なにか閑散とした駅の雰囲気。なんと、駅の時刻表の灯りは、全て消えている。
エート何番線かな?そうこうしている内に、「新○行きが、到着します」のアナウンスがホームに流れている。

あわてて乗ったが、時刻表より10分も早い出発。
「列車遅れて、大変申し訳御座いません。次は西○○○、お出口右側です」のアナウンスで事情が読み込めた。
1時間近く、遅れての運行である。
これで、時刻表通り、ギリギリに駅に付いていれば、乗れなかった訳だ。
この分だと、次の電車は、何時来るのやら。
そんな思いで、電車に乗ったのだが、アナウンスが女性の声で、新鮮だった。

新○駅舎内の大きなカメラ店でブラブラして、時間調整。
お客は居るのだが、競合店が出来たせいか、気持ち閑散としている様に見えた。

総会の後は、新ネットシステムデモ実演会で、今後商売をやって行く上で、重要な位置づけに成る。

組合始動のシステムで、前から気に成っていた事を質問して、取り上げてもらった。サーバーの関係で、関東甲信越静地区で200店舗の利用目標で、なんとか立ち上がれば、負担も少なく成るのですが、今のところ県内希望者は、十数軒と少なく、どうなりますか。

その後は、お決まりの新年会だったが、丸テーブルが2つと、年々参加者が減って、当業界の厳しさが身にしみる。

お開きの後、駅へ着くと、丁度出発する列車が有った。
切符を買って構内へ。
アレ、雰囲気が違う、みんな一列に並んでいる。ホームに着いた電車も長距離用の特急電車。
ホームの自販機で、何か切符を買っている。「乗るのにこれ必要ですか」と乗客に聞くと、そうだと云う。
300円入れてボタンを押すと、「乗車整理券らくらくトレイン」と云う切符が出てきた。それを車掌に見せ車内へ。
特急券となると、買わずに鈍行で家路となるのだが、ついホームに入ってしまい、車中の人。
こう荒れた日は、車内はリッチな気分で、何時着くか分からぬ列車より、気が利いていると云う事なのだろう。
リクライニングシートを倒し、ホームを見れば、自販機の前に、結構な乗客が並んでいる。

見渡せば、もはや一面白銀の世界は、闇の中。
終点まで4駅しか止まらないのだが、「列車すれ違いの為、臨時停車致します」と、もう二度も、対向列車待ち合わせの為、ホームに止まっている。
私は二駅目で降りるのだが、もっか列車は、7分遅れで進行中である。

追記: 本日は、朝早くから、この路線は雪の為、運休と成りました。


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