ダックのパパママストア

商店街に有る、パパママストア。
  何を売る店? 今日は、何をお探しですか....? 商店街で起こる色々なこと。

建国記念日

2010-02-11 21:39:15 | 社会

二日ほど前に、某銀行主催の新年会があり、またまた、運良く昨年に引き続き、お楽しみ抽選会で、景品が当たってしまいました。
これで、かあちゃんへの土産が出来たわけで、有志で二次会へ。

しかしながら、リーマンショック以来、景気が回復せず、宴会が始まる前の、来賓挨拶は、入れ替わり立ち代り、その似た様なお話で、ご馳走の載ったテーブルを前に、やっと乾杯の音頭。隣の人に時間を聞くと、27分間おあづけ状態。何時も、この会は30分待つのか。
市内では、一番出席者が多い銀行だそうだが、何か今年は、テーブルの数が少ない様だ。

商店街の出席者は、この銀行は案外少ない。私もお邪魔出来るような身分では、ないのですがね。

さて、本日は建国記念日。
世界を見渡してみても、大半の国々は、植民地から独立した記念日や、革命の記念日をもって「建国の日」としている。
血なまぐさい戦いと引き換えに、国家が造りあげられ、王朝の興亡によって、歴史は断絶している。
日本のように、連綿と歴史が続き、神話的な物語に基づいて、国の誕生を祝うという例は、むしろ例外なのであると、百科辞典には紹介されている。

神話というのは、そっくり史実ではあり得ない。
戦前のような、神格化された天皇に対する反省も、もちろんある。
しかし、記紀につづられた神話は、民族の生活や信仰、世界観が凝縮されたもので、単なる作り話ではない。
私は、こういった、いにしえの物の考え方は、すんなり受け入られる。
しかし、記念日反対派は、対米従属だけをやって来たと、ボルテージを上げているが、いにしえの物語を、面と向かって批判している様でもない。

政教分離がさけばれ、一宗教に加担したと詰め寄る族が居るが、日本の文化は、子が生まれれば、神を拝み、結婚式はチャペルで、亡くなればお寺様と、多様をもって和とす、それを訝しむ民衆はいない。

今の世相の中には、それを良しとせず、現代宗教に絡むやつらか?古来からの信仰を、憲法違反だと騒ぎ立てる。
裁きで西洋の物差しが利する事が有る。しかし、よく考えていただきたい。どちらがより束縛がなく、より文化的か、また争いがないのか。
世界には、東洋の物差し、日本の知恵が有るのだ。

さて、今の政権は日本の国をどう導いて行くのだろうか。

今宵の晩酌は、菜の花の、からし醤油和えを、チョッと摘みながら、熱燗をキューッと一杯。
ウ~ン このほろ苦さが、実に美味い。日本の旬の味わいであります。

コメント
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