どうも停滞ムードで気合が入らぬか、マスコミは朝から晩まで、セクハラ疑惑や、決裁文書の改ざん報道、援助交際で知事辞職と騒ぎ立てる。
もう少し崇高な話題はないのかね~。世の中、何かていたらくの中にハマり込んでしまい、国会も揚げ足取りに終始して、歳費をジャンジャン使っている。
TV番組を見れば、2時間番組とか、3時間番組とか、長時間番組がやたらと増え、こちらは晩酌をしながら見れば、ついついウトウト、最後まで見たためしが無い。
色々な番組を作るより、製作費の削減を狙っての事なのだろうが、視聴者を何時間も拘束する。もう少しテキパキとした内容にならぬのか?
この所、気候も、寒暖差が大きくなり、今年は桜の花も今月の上旬には例年より早く、当地も満開になりましたが、休日の天候が悪く、雨が降ったり雪が降ったりで、花見は出来ずで、中旬に久々にさくら並木を歩けば、花は散り、葉桜に近い状態でございました。
何か、何時もの年と何かが違いサクラの花も早く行ってしまったか。
そう...「直太朗のさくら」良い歌ですよね。歳をとると思い出の時間も、アッと云う間に過ぎて行く。
先の小学校の卒業式の時、校長室に松蔭の書が掲げられていて写真を撮って参りました。
最初に校長室を訪れた日、雅号を見て「エッ!吉田松陰の書?」と小声で聞けば、頭をうなずく人がいるのか?
文化水準が高いんデスネー、我が町の小学校にこんな書があるとはと感激いたしましたと...云うのはチト早とちりで、松陰は松陰でも、新潟が生んだ書家、弦巻松蔭(1906~1995)の書。
「抗志」とはどう云う意味?ヤフーの知恵袋のページを見れば、 小学生のとき、書道教室で、この字を意味も分からず色紙に書きましたの投票。
「抗」は今では「さからう」といった意味の使い方が多いので、「こころざしにさからう」と読まれがちです。
「抗」には「あげる、まっすぐにもたげる」という意味があり、ここでは「こころざしをあぐ」と読み、意味は「志を高くして、軽率なことはしない。」です。もちろん音読みは「こうし」ですとある。
始業式に、この表装された書を体育館にもっていき、志とは夢や希望であることを話しましたと、ある年の「〇〇〇小学校たより」にありましたが、皆先人の心を持てでありますナ。