ハートウオーカー

昨日ちらりと書きましたが、サプライズ。。。

実はデモ機をお借りできたんです。
でもね、普通は絶対に借りられないんですよ。数も限られていますし、頻繁に試乗会や仮装着をされていますから、普通は貸し出しはしないんですが、たまたまお正月休みの前で、そのデモ機が使用予定がなかったことと、明日香が装着してすぐ変化が出る、ステップが踏み出せるタイプの障害ではないことから、少し時間をかけて様子を見てみたらということで、特別な計らいでお借りできました。
貸してもらえたらな～とは思っていましたが、まさか本当にお借りできるとは思っていなかったので、本当に本当に感謝でいっぱいです

もう一言付け加えるなら、本当はお借りしなくても、十分にその良さはわかっているし、明日香にとって有効なことは十分わかっているつもりですが、今回それでもお借りしたのは、ここで何か変化が出たら、意見書をお願いするときに有利になるかという思いがあったわけですよ。今のところ非常に望み薄なんで（涙）

写真は、明日香父に電気屋さんでもらったバッグを渡しに行こうとしているところです（笑）
あ、もちろん今のところひとりでは全く歩けませんから、後ろから補助して歩かせます。




てくてく歩いていって、玄関に到着、ミニーちゃんを相手に遊んでいます。



こんなでっかいミニーちゃん、実は明日香が抱っこして連れて行きました。歩行器での歩行では抱えて歩くとか何かを持って行くってことはできませんものね。すごく嬉しかったようです。

今日で４日目ですね。
今日の変化。
今まで一度も怖いと言いませんでしたが、今日は怖いと言いました。
補助して歩いているときは平気なんですよ。ところが止まって立っているときに怖がるんです。４日目にして初めてです。
歩いているときは、たぶん後ろから支えられているという安心感があるんでしょう。ところが止まると補助していた人がそばを離れるので、ひとりで立っている形になりますよね。いや、歩いているときもひとりで立っているんですが、そこは気分のものですよ。
ひとりで立っていると思ったときに怖いと感じるようです。
１歳から体幹付き装具でずっと立位＆歩行訓練をしてきて、今まで立つのが怖いと言ったことは一度もありません。歩行器だって平気です。ラビットももちろん平気。何でこれが怖いの？と不思議だったのですが・・・。
ひょっとして、ひょっとしてですが、立ってる感じがするのかな？と・・・・。
装具で立つときって、全身がちっと固められて立たされてる感じなんだと思うのですよ。でも、これは関節がフリーだから、自分で立ってる感じがなんとなく体で伝わってくるのかな・・・と思いました。もしそうだとしたら、それは感覚麻痺が高位まである明日香にとっては、その薄い感覚を揺さぶる体験なのかもしれないな～と・・・。そうだとしたら、それってすごいことです。明日香の脊髄ちゃんをいっぱいいっぱい刺激してるのかも・・・・。

私が期待してるのはそういうことなんです。ただ歩くことのみが目的ではない。脊髄にいっぱい刺激を入れて、全身の機能訓練になること。。。益々惚れるよね（笑）

お正月休みの間お借りできる予定（もし試乗会などが入ったら速やかにお返しすることになってます）なので、できるだけ時間を作って装着させてみたいと思います。少しでも変化が出てくるといいな。