ハートウオーカーに試乗させてもらいました。
10月だったかなあ?
歩行動作を繰り返すことのできるものを探し回っていた頃に、一度問い合わせをしたんですよ。とても丁寧に説明してくださり、すばらしいものだというのはわかたとですが、明日香にとってはどうなのかな・・・と迷ってしまい、そのままにしていたところ、ハートウオーカーさんの方から、声をかけてくださって、徳島の展示会のついでに回ってくださるということで、地元の療育園にお願いして来ていただきました。
これは、装着してすぐの姿です。
すっと綺麗に立ったんですよ。その姿を見ただけで感動しました。
両手が自由になるので、とても身軽に見えます。
足の振り出しが自分でできるなら、歩くことができるのですが、明日香は、そのコントロールができないので、後ろから足を動かしてやっています。
歩行動作の補助はとても簡単に楽にできます。
明日香自身も、自分の骨格できちんと立っているそうで、姿勢に無理がないので、どこかに負担がかかるということもありません。自然に立っています。また足の動きもぎこちなさがなく、自然な歩行動作ができていました。
歩かせながら、途中で何度も止まり、自分で足を踏み出すように促します。
明日香は、手で足を動かそうとし、手でするんじゃないよと言われて、おしまいには「できん!」と言って泣きべそかきました。。。
でも、一度だけ少し左足が踏み出せたんです。でも、明日香にはわからなかっただろうなあ・・・。
とても惹かれるものがありました。それと同時に複雑な思いもありました。
ハートウオーカーは、装着してすぐ歩けるというものではありません。もちろん、すぐに歩ける人もいます。でも、みんながみんなすぐに効果が出るとは限らないのです。歩かせながら、その子にあった調整を重ね、訓練を重ね、何かのきっかけで変化していくのを待ちます。それが数週間ででる人もいれば、数ヶ月の人も数年の人も・・・明日香は、歩けるようになる可能性と同時に歩けない可能性も持っています。要するにどうなるかは誰にもわからないんですよね・・・。
自分で歩けなければ、実用性はなく、訓練の道具になってしまいます。それでもいいのかどうか・・・。
歩行動作を繰り返すという目的で使うだけと割り切るならそれでいいけれど、それだけで満足できるのかな?と。
実用性がなければ、自宅で訓練用に使うことになります。今でも幼稚園から帰って、歩行器で歩行訓練するだけでひいひい~言ってるんですよ。その上この訓練もこなせるんか?歩行器による装具をつけての歩行訓練は、歩けなかったときのために、続けていかなくてはいけないものだから、たとえハートウオーカーを購入しても、それはやめられない。それだけの時間と根性をあたしが持っていられるのか・・・自信がありません(涙)
でも、歩行動作を繰り返すという訓練を続けるなら、これほど有効なものは今まで見たことないかも。。。
どうする?どうする?
また、私の意思を試されているような気がします。
親がこどもの可能性を握っている・・・・。
私はどこへ向いて歩いていけばいいのかな。。。。
悩みます。ほんとに。
でも・・・・欲しいな・・・(笑)
ふふふ。どこまでも、懲りない私でしょうか。。。
あきらめない人には、いつも可能性があるのよ。
あ、ご参考に。
基準外申請で、最近は補助が出る自治体が増えているそうです。
ちなみに岡山ではまだゼロ。