挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

想い出を越えて

2006-04-05 22:02:18 | ドラマ・映画
社会人に成り立ての頃、大きな出来事があった。それは失ってから
その人がどんなに大切な人間であったか人は知るということ。
そして、気づいた時には二度と手に入れることはできない人である
ということも。
同じ過ちはしたくないと思いながら、それ以来何度か同じ過ちを
犯している。
学習能力が無いのではなく、最初から失う恐れから腰が引けるよう
に癖が身についてしまったようだ。
このシナリオは、そんな不甲斐ない自分に向けて書いたシナリオで
もある。

さて、いい加減プロットを完成しようと思いながらなかなか。
ということで、エンドは先日書いた事を意識しながらコバコと
勝手に呼んでいるものを。
これはプロットをもとにシナリオのシーンの概要を書いたもの。
尚、このコバコは必ずしもプロットの順番通りにはならなくて
も良い。

今まで書いたプロットから思いつくシーンは以下のような事。

・神崎健一(28)の病室で話しをしている神崎美鈴(28)。健一は、遺
品は全て燃やすこと、自分の写真を家に飾らない事を美鈴に頼む。
・会社の企画チーフとして活躍する美鈴。トイレで流しっぱなしの
水道水で手を冷やしている。
・健一の遺影に向って自宅の居間で手を合わせている美鈴。遺影に
向って写真だけはまだ必要だと言い訳をする美鈴。