挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

フォーギブネス

2006-04-18 21:32:00 | ドラマ・映画
イギリスでこんな活動が広がっている。過ちを犯した相手や過ちを犯した
自分をゆるす活動だ。

さて、これはいい活動だろうか。
私にはすぐに答えは出せない。自分の大切な誰かが傷つけられたら、自分
が傷つけられたら果たして許せるだろうか。
或いは、自分が他人の人生を大きく変えてしまったら。

多分、すぐに許せるのはそう大した問題ではない。
それ以前に「死ぬまで許せない」と思う出来事に出会った人は何人いるだ
ろうか。

私には少なくとも4度ある。しかも、その全てに命を掛けるか選択するまで
追い詰められた。だから、許せたものはまだ一つも無い。
許せればと思わない事も無いが、果たして死ぬまでにいくつ許せるだろう
か。
人の心を癒す方法として「フォーギブネス」はいい事かもしれない。
だが、それを実践するのは安易な気持ちで行って欲しくないと思う私は、
まだ未熟な人間なのだろうか。

ちょうど、こんな事を書いていたら最高裁で争っている少年による母子
殺人事件のニュースがあった。
この被害者の男性には共鳴できる。
この事件を考えると赦しは難しい問題に思える