挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

命の値段

2006-04-19 20:13:15 | ドラマ・映画
三菱自の欠陥部品による自動車事故で母親が死亡し子供が怪我をした
事件の判決が出た。550万円だそうだ。

日本の裁判官は、人一人の命が550万にしかならないと考えているら
しい。自分の命の値段と考えたら、とてもこんな判決はだせないだ
ろうに。
そして、裁判官が忘れている最も大切な物がある。
それは、お金では計り知れない残された子供たちの心の傷である。

欧米のような訴訟社会がいいとは言わないが、犯罪に見合った罰金
なり慰謝料でなければ抑止力にはならないだろう。
また、母を失った子供たちが受ける心の傷がこの金額に含まれている
か裁判官に聞いてみたい。多分、考えてもいないだろう。

母親がいない家庭は大変だ。何かと物入りが多くなるし、注意しない
と子供たちの成長にも支障がでる。お金だけがそれを解決するわけで
はないが、少なくとも助ける手段を提供してくれる。

陪審員制度が始まったならこういった視点で裁判が行われるようにな
って欲しい。

裁判官には、早く国民常識で裁判をするようになって貰いたい。

それから命の値段、この問題はいつかドラマで作ってみたい。