挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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社内メールの監視

2006-04-30 18:47:03 | ドラマ・映画
ドラマのような本当の話。
社内メールを会社側から暴露されて配置転換の正当性を立証
された判決があったそうだ。

暴露された社員は言葉を失ったというが、監視されているこ
とは公開されていたはずであまり同情する気にもなれない。

ただ、社員を信用できない経営は結局社員からも信用されな
い経営となり、将来的に企業の成長力を削ぐことになること
にいい加減気づかないかと個人的には思う。

理由は簡単だ。疑心暗鬼にかられた人間が、企業に役立つ提案
などできはしないだろう。

最近の企業の情報セキュリティはシステムに頼りすぎだ。
システムは補完するものに過ぎない。それを動かすのは人間で
ある以上、内部統制という人を有効に使った情報セキュリティ
を考えなければ企業の成長は望めないだろう。

あまりにも情報セキュリティに対して無能する。

人を介在しないソフトは結局は必要な情報までをも遮る盾に
なることに気づく企業と気づかない企業で活力の差は歴然と
してくるだろう。

また、社員も会社は「必ずしも正義」では無いことを知るべきだ。
コンプライアンスとどの企業も声高に叫ぶが、それはあくま
で企業側の都合の良いコンプライアンスに過ぎない。

これくらいなら社内でやっても許されるという考えは甘い。
よほど力のある役員に気に入られた社員なら別だが。
企業とはそんなものだと肝に命じていないと思わぬ所で退職に追
い込まれることがある。

ある意味、企業ほど恐ろしいものはないかもしれない。