キッズダンス教室GROOVE BOX代表のふーさんは、今年も宝塚市立長尾小学校のPTA主催のイベントにお招きいただきました。
6月21日(水曜日)が4年生、28日(水曜日)が3年生のイベントで、どちらも生徒、保護者、先生が体育館に集まって、一緒にダンスを楽しみました。250人から300人くらいの方で体育館はいっぱいだったようです。
この企画は、毎年1回、PTAが主催されているイベントで、ふーさんが初めてご縁をいただいてから今年で5回目になります。
毎年、お声をかけていただけることに、本当に感謝しています。
ふーさんも、忙しいスケジュールの中、楽しそうに出かけては、エネルギーをいただいて毎回帰ってきます。
今年も、同じように出かけて帰ってきましたが、帰った後の感想が少し違っていました。
「今年のイベントは、生徒たちのノリがいつもよりよかった。今迄で一番盛りあがった気がする。」とのご感想。
「インストラクターの盛り上げ技術が上がったの?」と茶化すと、
「もちろん、生徒たちの個性もあるやろうけど、先生の影響のような気がする。今年の先生方は、ノリのいい人が多かった。」という分析が返ってきました。
詳しく聞いていると、今年の先生方は、積極的にダンスに参加されていたようで、体育の先生と思われる先生などは、けっこうノリよくおどられていたようです。
さらには、その先生をふーさんが、指名すると照れることなくすっとおどってくれたそうです。
うーん、確かにすごいな。
うちの各教室でも、保護者の方は後ろで見ていても基本的に体は止まっている方がほとんどで、こちらもそれに対してフォローはあまりしていませんでした。
以前は、「親子でダンス」という企画も何度か行いましたが、3分の1くらいの保護者が参加され、その中でも特定の保護者の方が盛り上がるといった感じでした。
長い間やっているうちに、現状を普通のことと受け止め始め、新しい可能性を引き出せるかのチャレンジを怠っていたのかもしれません。
GROOVE BOXの活動コンセプトの1つ、「コラボレーション」という考え方からすれば、せっかくメンバーの子供たちが新しい文化であるHIP・HOPに親しみ、そして進歩して行くのだから、保護者の方にも可能な限り、体験してもらえるようにするべきだと感じました。
わたしたちは、もちろん普段のレッスンについてはアシスタントも含めて、より良いレッスンができるようにと知恵を出し合っています。
でも、こうやって普段のレッスンとは違うところからお声をかけていただき、違う体験をさせていただくことで、新しい視点が生まれることも多いです。
また、ふーさん自身、初めてのことには緊張感を持って臨むことができるし、それは得がたい体験となっています。
そして、回を重ねるごとに成長し、新しい場面で、300人という大人数を前に、ある程度は客観的に状況を把握することができるまでになってます。
この進歩にもこちらは驚かされるやら、うらやましいやらです。
やっぱり、人間は緊張感を持った「現場」でしか成長できないのでしょうね。
キッズダンス教室 GROOVE BOX http://www.gb-dance.com/