法律事務所とキッズダンス教室・ヨガ教室

一見何のつながりもない分野をこなす私、尾埜 圭司からの情報発信。
みんな人とのご縁を紡ぐ仕事です。

尾埜合同法律事務所      ヘロヘロ・・・・。

2010-02-13 | Weblog

2月12日(金曜日)

 前日は、金澤 昌史弁護士と顧問契約を結ぶ、生・損保代理店の幹部と、会社の今後について、いろいろとご相談を受け、帰宅が、深夜1:30AM。

この歳になると、週中このペースは、まあまあきつい・・・。

 金曜日は、毎週恒例の、生・損保代理店有志の勉強会。
今日は、そもそものメインテーマである、「法人向け生命保険の販売」についての、さわり。

 生命保険の活用方法については、その効果はともかく、① 保障目的、② 貯蓄目的、に大別されますが、事業主に向けては、それに加えて、③ ②の変形として、金融的な活用が通常行われます。
 いわゆる、節税目的(厳密には、節税効果はありません。あくまで、税の繰り延べ効果があるだけなのですが、業界ではこう呼んでいます)をかねて、役員や従業員の退職金の原資確保のための加入などが一般的です。

 目的はそうであっても、代理店が販売できる商品数(何社の商品が扱えるか)によって、組める保険の最高限度が異なってくるため、おのずと、ターゲットが変わってきます。
いわゆる専属代理店の場合、扱える保険が1社ないしは2社ですので、見込み客の売上目安が、せいぜい1億円から3億円という、小規模会社か、個人事業主に限られるのが現実です。
こういった、マーケティングの基礎すら、あまり考えていない代理店は、戦略的に本気で取り組んでいるとはいえないでしょうね。

後、保険契約者、被保険者、受取人の順列組み合わせにより、最終の税金が、相続税、所得税、贈与税、と変わって来ますし、相続における非課税の枠や、生命保険金についての相続人に対する控除の枠がありますので、具体的な事情で、お勧めする形態も変わります。

 まあ、これらは、生命保険販売のプロを名乗るなら、知識としては基礎中の基礎。
更なる知識と、営業プロセスが確立されていないと、現実的には販売できません。

 勉強会終了後は、金澤 昌史弁護士の顧問先のK社長との面談。
従業員さんが、事故で死亡され、会社でかけていた従業員の退職金の原資確保のための保険が、思わぬ形で具体化してしまいました。
会社に入る予定の保険金の按配について、手続き上の問題、契約上の問題、税務上の問題、法律上の問題について、全て洗出し、妥当な落としどころを探ります。
生命保険に入る時だけでなく、出口でも適切なアドバイスが行える代理店は、生保分野でも数少ないですが、K社長が加入されたA代理店は、レベルが高い。

その後は、勉強会のメンバーでもある、(株)アームジャパン・プロックスの河野社長と、今後の会社のあり方などについて、ミーティングを行って、いったん事務所へ戻りました。

 事務所では、多店舗展開を図るサービス業の顧問先の、①フランチャイズ契約書、②建物賃貸借契約書、等を最終版が、金澤弁護士から出てきましたので、それについてレクチャーを受け、納品準備。
その間、ボス、尾埜 善司弁護士の案件の日程調整等が入り、あっという間に、8:00PMを過ぎました。

 「では、お先に。」と、大阪のヘアーサロンへ。
この会社も、金澤 昌史弁護士と顧問契約を結んでいますが、社長から、「幹部勉強会を月に1回開いているので、それに参加してほしい。」とのご要望を受けての第一回目。
尾埜合同法律事務所での顧問契約は、コースによって、会社のミーティング等にも参加する、「会社に入り込んだサポート」を行っていますが、こういった展開を行っている法律事務所は少ないでしょうね。

 通常の顧問先会社とは若干毛色が異なるヘアーサロンの現場を持つこの会社の幹部会は、若い人のエネルギーや発想をなまで感じることができるいい時間でした。

9:00PMからはじまったミーティングは、あっという間に2時間をオーバー。
最終電車に飛び乗り、自宅に着いたのは、1:00AM。
まあまあしんどいがたまってゆきそうです。

尾埜合同法律事務所   http://www.ono-lo.jp