女将の日記

ビジネスはしもとの女将の日記です。

☆★☆ 文学座公演 長崎ぶらぶら節2月4日・県劇にて ☆★☆

2008年02月05日 | Weblog
 熊本市民劇場の例会で昨日、文学座公演「長崎ぶらぶら節」がいつもの県劇でありました。時はさかのぼり長崎に遊郭があった時代、芸者として一生を終えた女性愛八と郷土史家の古賀十二郎との運命的な出会いを通し、2人で長崎の古い歌を探す旅に出ます。そして「長崎ぶらぶら節」という歌にたどり着くのです。昭和6年には愛八が歌う「長崎ぶらぶら節」がレコーディングされたのです。なんと愛八が56才の時その時のレコードプロデューサーが詩人の西条八十。なかにし礼さんが興味を持つような愛八の歌声だったのでしょう歌に携わる1人として1枚のレコードが人を動かし、この公演につながっているのだと思いました。人間的にも魅力ある愛八を演じる平淑恵さんの演技力は素晴らしいものでした。歌に踊りに三味線舞台女優の演技力には古賀先生の役は渡辺徹さん。イメージにピッタリ2時間30分という永い舞台。着物を脱ぎ着する時間も大変ではなかったかと思う。楽しい公演でした