女将の日記

ビジネスはしもとの女将の日記です。

★☆★ 祖母危篤 ★☆★

2007年09月01日 | Weblog
 実家の父方の祖母が危篤の知らせを受け、お昼から病院へ向かいました。最近は疎遠になり、後悔の念に駆られました 病院に着き、祖母の顔を見ると元気だった頃の面影はまったく無い。

 老人病院に入ったきり、自然と体が悪くなり現在に至っている。辺りを見渡せばそういう老人ばかり。同室の老人達と言えば、ずっと「看護婦さーん。」と叫んでる老人もいれば、視点が定まらないベット上でボーっとしている老人も居る。健常者の老人だったら寝れないだろうと。こういう老人達を家で介護なんて皆無に等しい。

 実家の母との会話の中、「老人になり体が悪くなったら病院行きだね。延命治療はしなくて良いから。」と、行き着く先はこの話 誰でも平等に年は取る。避けられない現実。最近実家の父が人間ドッグに引っかかり、母も入院していたこともあり今日で3日目の禁煙だと・・・母と2人「相当お母さんの入院がこたえたのね・・・自分も体にきおつけなきゃとおもったのよね」と(笑) 何日続くか分かりませんが

 祖母の様態が変らず一度家に帰ることになり、21時過ぎに父から祖母が亡くなったと知らせを受けた。

 祖母の一生とはどうだったのか?幸せな一生だったのか?少なからずとも身内に囲まれ息をひきとったのには間違えない。一番近い身内とは私の父(長男)になる。父はどういう心境なんだろう?
 
 生きるという事と死ぬということは背中合わせ。限りある命だと改めて気づかされる。祖母の年まで生きるには後半分、やっと折り返し地点。新たな気持ちにさせてくれた祖母に感謝します。「ありがとうばあちゃん