現在反抗期中の次女。
なにかに付けて「やだ」「むり」「知らない」「べつに」
などの言葉を使う。究極はだんまりを決め込む。
昨日は夕方4時頃宿題の事で言い争いになり、無言で飛び出して行ったきり6時まで帰ってこなかった。
痛ましい事件があった後なので心配した。
帰ってきた後、どこに行っていたのかと訊ねると、
「家出」「図書館」と。
まぁ。よかった。あまりうるさい事は言わないでおいた。
今日の夕飯時、今月末に近くの老人ホームの夏祭りで吹奏楽部の演奏ボランティアをするとの情報を得た。
「わー!!じゃあママ聴きに行く!!」(だって1年生にとって部活入って初めての演奏発表の場なんだもの)
と言ったら以下の会話。
「来ないで!!」
「なんで?見たいじゃん。だって初めての娘の発表だよ?!」
「だから、来ないで。私、今反抗期中だよ。親に見に来られたいわけないじゃん!!
分かるでしょ?ママには無かったの?あったでしょ?反抗期!!」
…確かにあった。反抗期。忘れもしない中二の夏休み。
永ちゃんのレコードを大音量で聴きながら、透明のマニキュアを塗ってた。
押し入れの中では、湯に浸けられた後の学生カバンが別冊マーガレットの重しでペッちゃんこだった(笑)
母が掃除機をかけ出したので、音楽が聴こえづらくて怒鳴った。
「うるさいな!!聴こえないじゃん!!」
するといきなり母が部屋に入って来て私は無言でビンタされた。
後にも先にも普段声を荒げるような事のないやさしい母にビンタを喰らったのはこの時一度きり。
多分3人兄弟の中でも私だけだと思う。
そんなエピソードを次女に話したら、すかさず次女が
「ほら見ろ。だから、うるせーな」と。
私の返事は
「ビンタするよ」。
そして二人で大笑い。
まぁそんな、可愛い反抗期なわけです。