昨夜ORGAN JAZZ CLUB で行われたJAZZL LIVEに行ってきました。
耳が❣️心が❣️幸せで幸せで幸せすぎました。
伊丹さんのギターは70年前のギターだそうで、でもそんなに古いギターには見えないほどピカピカで大切にされてる事がわかりました。ご本人は
「ケースもボロボロだよ。ほら!」と、ガムテープだらけのケースを見せて下さり笑っておられましたが、それすらもとってもカッコいいと思いました。
自由という音色のギター弾き。本当に素敵だった。
塚山さんのハモンドオルガンの音色は本当に美しくてうっとりを何倍にすれば伝わるのか分かりません。手指のみならず裸足で足の指まで使って足鍵盤をも操り奏でる音はまるで雲の上に乗っているようなふわふわとしたような、それでいてどっしりとした重厚感をも感じられる素晴らしい音でした。
クジラさんのベースは歌う様なベース。
自由自在に弦を歌うように弾くんです!
トークになるとちょっと癖のあるオヤジ感も最高に楽しかった!
ウッドベースの木の部分が無い様な縦型のベースと横持ちのベースと、曲によって2種類使い分けていらっしゃっいました。
演奏?!素晴らしいに決まってます。
大大大好きな渡嘉敷さん!
渡嘉敷さんのドラムを聴きたくてLiveに参加したと言っても過言では無いけれど、渡嘉敷さんと組む方々は当然レジェンドですから全てが素晴らしいに決まっ出ると承知の上でした。期待しか無かったのです。
塚山さんもMCで言ってました。
「渡嘉敷さんは縁の下の力持ち」
本当にそうです。私も以前このブログに同じ言葉を書いた記憶があります。
痒い所に手が届きまくって、何故ピタリとそんな場所にそんな音を入れてこれるの?
この素敵なアクセントは渡嘉敷さんにしか出来ない!!
という感じで本当に気持ちよくて唸りまくりで気持ち良くて唸りまくりで気持ち良くて唸りまくりで…のエンドレスでした。
とにかく一流のミュージシャンの演奏が一つの塊になって私の耳と心に陶酔という揺さぶりをかけてきました。
この音を両手?いえ、両耳???
とにかく抱えて待って帰りたい!!
そんな風に思いました。
演奏中、幸せすぎて私のニヤニヤが終始止まらなかったです。
でもそう思っても持って帰る事が出来ないのが一期一会のLiveです。
だからこそ良いのだとも思います。
塚山さんが仰っていました。
「皆さん色んな所で色んな方々とやってます。スタジオミュージシャンの立場の時は譜面通りピタっとやらなくちゃいけないし。
でもこの方達はそういうきちっとしたのもできるし、ラフなのもできる。どっちもできる。それがとても素晴らしいんです。」
と。
JAZZって自由にアイコンタクト取りながらやるんですよね。
テンポどうする?と誰かが聞くと、
「ワーン、トゥー、」と誰かが掛け声でリズムを取る。するとそのテンポでスッと音に入っていく。
その入り方が、もう痺れるほどカッコいいし本当に気持ちが良い。
リハーサルもしないんだそうです。
(一流だから成せる技)
「合わせちゃっと、つまらないものになっちゃう」んだそうです。
その場の空気感でお互いの気持ちを通わせながら行うセッションのなんと素晴らしいことか。
至福の時間でした。
また必ず聴きに行かせて頂きます!