毎年年末恒例の実家のお掃除に成田まで行ってきました。
コロナの事もあり迷いましたが、父は私に来て欲しいと言うし、年末年始を綺麗な家で迎えて欲しいという私の思いもありましたので予防をしっかりして出かけて来ました。
先月にも来ているのでそれほどの汚れは無かったけれど、先月出来なかった所を中心にお掃除しました。
仏壇やキッチン前のカウンターなどなど。
もちろん水まわりは必須。
やろうと思えばあちらこちらにやるべき場所がある(笑)😅
そんな感じです。
さて、実家のお掃除に行くと毎回必ずと言って良いほど亡き母からのお土産があります。
亡くなって8年の月日が経ちますので、あれこれだいぶ整理したはずなのに、ある時にはカシミヤのストールだったりエルメスのスカーフだったり18金のネックレスだったり。
本当に不思議なのですが、何故これがこんな場所に?と思う所から出て来るのです。
先月は特に何も無かったので、そろそろネタ切れかしら?お母さん?!
なーんて思っていました。
所が今回またありました!!
私が小学校低学年の頃から母の鏡台の引き出しに入っていたのをとても良く覚えているブローチ。
幼い子供心に綺麗だなぁ。と思った懐かしい記憶のブローチです。
そのブローチの入っていた同じ場所に、今はとっくに亡くなってしまった叔母(父の姉)が編んだセーターが二枚も入っていました。
叔母は本当に編み物が得意で、私は小学校の高学年の頃から編み物を習いに高田馬場に住む叔母の所まで習いに行っていました。
叔母には私と同い年の娘がいるのですが、その子は手芸に全く興味が無かったので私に教えるのを楽しみにして下さり、とても可愛がってくれました。
そんな叔母が確か私が高校生くらいの時に編んでくれたセーター二枚。
その当時の私には凄くおばさんぽく感じて、せっかく頂いたセーターを一度も袖を通さず母にあげてしまいました。
「こんなの着ない。お母さん着ていいよ。」
高校生の私は多分そんな風に言ったと思います。(なんてひどい!)
そのセーター。本当に素晴らしく素敵なのに!!当時の高校生の私には豚に真珠だったようです。
それを母が綺麗にしまっておいてくれたのです!
今回は荷物の関係で一枚だけ持って帰って来ました。
母と叔母の思い出が詰まったセーターとブローチ。
宝物になりました。