松本戦から1日経ち、ちょっと冷静に今のアルビレックスに状況を考えてみることにしました。
今シーズンも残りは3試合で、既に今シーズン末の昇格の可能性は消えています。そして、アルベルト監督が来シーズンもチームの指揮を執ることも決定事項です。さぁこの状況下で、チームが最優先すべき事項は何でしょうか?
「残り3試合での全勝を目指し、1つでも高い順位で今シーズンをフィニッシュすること」そして「来シーズン末にJ1昇格を実現するために、最善の選択をすること」。もちろん両方共に大切なことです。だけど「どっちを優先する?」と問われれば、後者を選ぶのは当然です。
きっと今回の松本戦をはじめとするここ数試合の展開は、アルベルト監督にとって「来シーズン末のJ1昇格」から逆算して考えた時に、「今どうしても試しておきたかったこと」を実行したゲームなのでしょうね。もちろん「勝負を捨てた」とかそういうことではなくて、「全力で勝ちにいきながらも新たな実験をした」というところなのだと思います。それが、3バック(5バック?)だったり、ゴメスのボランチ起用だったり、舞行龍の休養だったりするんでしょうね。
並行して、「期限付きで来ている選手の誰を残すことを最優先課題とするか」「他チームからどの選手を引っ張ってくるか」しかも「お金をかけずに」…という極めて重要なミッションにも、寺川強化部長がアルベルト監督との連絡を密に取りながら奔走しているはずです。
スポニチに「J2新潟 名古屋DF千葉和彦獲りへ 新井&福田が長期離脱で補強必要に」の記事も掲載されました。千葉ちゃんがアルビに復帰したら熱烈歓迎ですよね。まだまだやれるでしょう。広島の黄金時代を支えた実績もプラスされているしね。楽しみです。
当然のことながら、現在アルビに在籍する選手やレンタルで移籍している選手とも、来シーズンの契約について話が進んでいるはずです。もう既に「来シーズンはアルビにいないこと」が決定している選手もいるんでしょうね。そんなことも背負い込みながら、松本戦でプレーをしてた選手もいるってことですよ。きっと。
ボクらにできることは、監督やクラブを信じて「(声は出さないけど)全力で応援」、「シーパスの更新」、「ユニやグッズの購入」、「後援会の継続」、こんなところなのかな。とりあえず週末のホーム最終戦で、来シーズンのカレンダーを買うことにいたします。