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週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

テセとロメロが流れを変えて至恩がドーン!

2020年09月03日 | アルビレックス新潟

名将・手倉森監督が率いる首位・長崎をホームに迎えての昨日のゲーム。アルビレックスは首位を走る長崎の巧みなサッカーに押されながらも、2点のビハインドを跳ね返し、終了間際の後半アディショナルタイムに至恩が同点ゴールを突き刺し、辛うじて勝ち点1をゲットしました。終了間際に追いついての引き分けだったので、まるで勝ったかのような気分でした。あぁ!興奮した!

「さすが首位!」敵ながらそんな思いを抱かせる長崎のプレー。アルビはなかなかパスを繋げずに、両チームともスコアレスのまま前半も終盤に突入しました。前半の終了間際にゲームが動きます。相手のクロスを跳ね返そうとゴール前で競った新太が見事なヘディングシュート!決まった!ただし味方ゴールに!不運な失点?まぁしょうがない。追いつこうぜ!

ハーフタイム時の選手の練習の様子を見ていたら、テセとロメロが別メニュー練習でした。「後半の頭から2人替えかな?」って思っていたら、テセのみピッチへ。

交代は秋山ね。テセはワントップに入り、ボランチには中島が下がりました。

後半開始の円陣でも、テセは熱く選手を鼓舞。こういう「熱い魂」をもった選手の存在は、アルビにとって貴重ですね。達也さんとはまた違ったベテランの味があります。百戦錬磨の経験を有しているテセの存在は、今後アルビの精神的支柱になっていく予感がします。

ところが、後半開始早々のイヤな時間帯に、長崎に追加点を奪われます。ゴール前のクロス(ん?縦パス)に合わせた相手のヘディングにDF荻原がついていけずに失点。これで2-0。「あぁ~やっぱりここぞという大事なゲームにアルビは弱いなぁ…」と、天を仰いだボクを許してちょーだい。

その後も続くピンチの連続を、GK小島のファインセーブやDF陣の踏ん張りで防ぎ続けると、63分に中島のシュートを相手GKが弾いたところにテセが走り込む!相手DFと交錯して転倒するも、魂の男が気迫でボールを蹴り込んだ!GOAL!吠える鄭大世!魂の漢!1点差だ!

1点差になってからのアルビの怒濤の攻撃は素晴らしかったですね。荻原と新井がサイドを駆け上がり積極的に攻撃を仕掛け、中島と交代で入ったロメロがこれまた魂のこもったプレーを連発。守備的ボランチの福田も、ゴール前まで攻め込む。荻原は頑張っていたなぁ。見ていて涙が出そうになりましたよ。あんなプレーを見せられたら、もう拍手の音量は5割増しです。

ファビオのあれや、ロメロのあれが決まっていればなぁ…なんて思っているうちにアディショナルタイムは6分の表示。ようし、大丈夫だ。6分あれば2点取れる!さらに続くアルビ怒濤の攻撃。あれ?主審の亜土夢のお兄ちゃん、今日もちょっと新潟に判定が厳しいじゃないの?

攻めても攻めてもなかなか追加点が取れず、ついには長崎がコーナーで時間稼ぎを始めました。しかし、ここで終わらないのが今シーズンのアルビです。終了間際、運動量が明らかに落ちている長崎を相手に、ボールは新太から左サイドのロメロへ。ロメロがドリブルで駆け上がり、シュートを撃つか?と思わせて、フリーで中央に走り込んできた至恩にパス。右足を振り抜いた至恩から放たれたボールが、ゴールネットに突き刺さりました。劇的な同点弾!

残り時間は1分を切っていましたが、アルビの選手は逆転を信じ猛攻を仕掛けます。その姿にボクらも必死で声援を送ります(心の中でね)。逆に不可解なファウルを取られ(ちょっと!亜土夢のお兄ちゃん!)、最終プレーは相手のFKで肝を冷やしました。

試合終了のホイッスルが鳴り、首位長崎との死闘は2-2のドローで決着しました。いやぁ~興奮した。おかしいな?拍手でしか応援していないはずなのに、気がついたら試合後に声が枯れていました(すいません)。ゲットしたのは勝ち点1で、結果として首位の長崎とも2位の北九州とも、勝ち点差を縮めることはできませんでしたが、今後への大きな可能性を感じる貴重な勝ち点1だったと思います。

5人の交代枠のうち、アルビはテセとロメロの2枚しか使いませんでした。しかし、この2枚の交代は強烈でしたね。間違いなくチームの士気を高め、ゲームの流れを引き寄せた選手交代でした。

この素晴らしいゲームをスタジアムで生で観戦できたのは、3361人でした。いやぁ~いいものを見せてもらいました。連勝は途切れたけど、不敗は続きました。次は中2日で、すぐにジュビロ磐田戦がやってきます。頑張れ!頑張れ!」アルビレックス!