「今シーズンの過密日程を乗りきるには、選手をどう使い回すかが各チームの浮沈の鍵を握る。」「1つのポジションにレベルの高いタイプの異なる選手が2人ずついるアルビレックスは、コロナ禍でのゲームを戦い抜くのに心配はない。」
細かな言い回しの記憶は曖昧ですが、たしかこんな主旨の発言がアルベルト監督から発せられたことをボクは記憶しています。
実際にJ2リーグの各チームも、「前節から先発メンバーを半分入れ替えて今節のゲームに臨む…」ということを頻繁に行っています。いわゆる「ターンオーバー」ってやつですね。(ターンオーバーとは、試合の重要度に応じて、先発メンバーを大幅に入れ替えること。 主力選手を温存し控え選手中心のメンバーで戦うというケースなどを、ターンオーバーと呼んでいる)
ところが、わがアルビレックスの毎試合の先発メンバーを見ると、意外なほどにメンバーが固定化されています。特にセンターバックの2人、舞行龍とマウロはもう完全に「出ずっぱり」状態で、毎試合先発に名を連ね、交代もなくフルタイムピッチに立っています。素人のボクが見ても、「疲労が蓄積しているんだろうなぁ…」「大丈夫かなぁ…」「ケガをしなければいいけどなぁ…」と心配するほどです。
まぁ、それだけ舞行龍とマウロは、「アルベルト監督の信頼が厚い」というか「頼りにされている」というか、「チームにとって替えの効かない選手」だってことなんでしょうね。でもそれって逆に考えると、「他の選手たちは物足りないレベルだ」って判断にも繋がります。
柳と將成をレンタル移籍(2人とも活躍してるみたいです)(特に柳の栃木での活躍は驚異的)させた今、センターバックの選手(ポリバレントな選手も含めて)は、田上、ゴンザレス、史哉、新井でしょうか。まぁ新井はほぼサイドバックで先発出場しているから、田上、ゴンザ、史哉の3人かな。
前節の愛媛戦から中2日。明日はもうホームで甲府戦が行われます。「舞行龍とマウロのCBコンビをそろそろ休ませないと、大きなケガに繋がるんじゃないかな?」とボクは心配しています。監督!明日の甲府戦、史哉と田上でどうでしょう?ボクはいけると思うんだけどな。田上はFKのキッカーも務められるし。
そうそう、史哉が2冊目の本を出したそうです。
「生きる、夢をかなえる~僕は白血病になったJリーガー~」。大中祐二さんとの共著だそうです。こりゃぁ買わねば!