ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

自分の股関節からは逃げられない

2008年04月21日 | ヨガ全般

ヨガは股関節の働きにアプローチする動きが多いです。
新しい生徒さんが来るとあぐらで座っていただいた時その方の股関節の状態を大まかに見ます。

左右差だったり、膝の高さを見て柔軟性を見たりします。

良く開いていても、閉じるのが苦手だったり、立って股関節に負荷がかかった時は支えられるかは、また別問題であぐらだけでは判断出来ません。

あぐらが辛ければ、正座や片方の足を投げ出す、両足を前に延ばすなど痛みをこらえながらやるのは避けるようにしています。

シャドーヨガの準備運動は、最初は立って足幅も狭くし高い位置から始めます。
股関節に負担が少ないやり方から、徐々に足幅を広く、低い位置へと移動していきます。
様々なスクワット、武術に似た一連の動き等で股関節にあらゆる働き掛けをしていきます。
直線的な動きだけではなく回転させたり、上体の位置や角度も変えながらやりますから、股関節の稼動域が必然的に広がっていきます。
このことは、若さを保つ必須条件で避けて通る事は出来ません。

股関節にトラブルがあって、ヨガが向いていないと考えるのはただそこから逃げるだけで解決にはなりません。
高い位置で負担の少ないやり方で始めれば良いのです。

使わなければ、弱く硬くなってしまいます。
向き合う勇気が必要ですね。

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コメント (2)
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