ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

国債。

2011-11-24 09:44:44 | 手前かってな推論。
 2011年度で日本の国債残高が1000兆円を超えることがマスコミによって報道されていますが、ちょっと刺激的な国債金融関係の情報が飛び交っています。
 場所はユーロ圏内では最も安定しているドイツです。

 「ドイツ連邦銀行が23日に実施した新発10年国債の入札で、金融機関の応募が調達予定額を大幅に下回る異例の「札割れ」となった。欧州主要国で最も財政が安定したドイツの国債でさえ、十分な需要がなかったことを示すものだ。同日の欧州債券市場ではイタリアなどの国債利回りも軒並み上昇。欧州債務危機の影響は拡大の一途をたどっている。」

 「独連銀の入札では、60億ユーロ(約6200億円)の募集額に対し応募は6割の約36億ユーロにとどまった。平均落札利回りは1・98%。欧州各国と比べて低い利回りが嫌われたほか、危機拡大を懸念する金融機関がドイツを含めた国債の購入を手控えた可能性もある。」

 「最高の格付けを誇るドイツ国債は安全資産と位置付けられる。だが、ユーロ共同債導入など債務危機対応が一段と進めば、ドイツの財政負担がさらにかさむという懸念も高まっている。」

 どうも金融恐慌の気配ですねえ。欧州全体が疑心暗鬼といったところです。
 日本でこんなことが起こったら、どんなことになるんでしょうね。

 日本は平気で10兆円規模の国債を発行しているのです。
 今回のドイツは6200億円程度で未達ですからね。田舎に暮らしていると、なにかピンと来ない金額ではありますが、達成できなかったことへのドイツ国民の評価が深刻です。

 垂れ流し状態の日本の国債。受け入れる日本国民。
 どちらが健全なんだろうか??。
 10兆円程度の東日本震災に係わる建設国債にかくれて、今年も100兆円近い国債を発行するのです。これが未達なんて事になったらどうなるか。
 考えると恐ろしいですね。

 特別会計からの埋蔵金回収問題だとか、経費節減に向けた政策を掲げて前回の総選挙を戦った現政権の姿勢に?印を付けざるを得ないですね。

 官僚さんたちに取りこまれたみたいですね。


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