うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

アレクサンドロス

2005年04月28日 00時13分13秒 | 政経、歴史、スポーツなど
今日はダヴィンチ君年初来高値更新で一安心でした。皆さんも現物保有の人は安心してみていられますよね。含み益がたまりにたまっていると思います。今年はダヴィンチが大きく世間に認知されることで飛躍すると思います。
皆さんは有価証券報告書って知っていますか、これは上場会社が財務省に提出が義務づけられている報告書ですが決算短信などと違い公認会計士監査も入っているのでそれなりに安心です。
略して「ゆうほう」というのですがこれは情報の塊で従来は大蔵省印刷局の外局でしか買えなかったのですが最近はエディネットのおかげでインタネットで無料で見られるようになっています。
一度御覧あれ、これが私の主たる情報源となっています。その中でダヴィンチの資金調達暦を見たのですが三年前まで株主資本比率は80%超えていまして、今回の無借金化は回帰という意味も強いようです。つまり前期などの直近二期が拡大戦略だったようです。公募暦は一切なく唯一の資金調達は昨年の転換社債のみです。銀行借入も株主資本比率から現行の二倍までは借り入れ可能なようで不動産流動化の中では最も金利上昇に強く、ディバティブによる備えもしてあり、最も株主重視で、なお主力銀行は三井住友などです。他には人員拡大(大丈夫だとは思いますが4751サイバーで痛い目にあったばかりなので)の販売管理費増加ぐらいが懸念ですがもともと他に比べ過少人員ですので仕方がないでしょうし、株主総会でも見られた社長の効率重視を信じていいと思います。
関係ないですがリサのパーティのとき社長はともかく従業員が投資家に説明することよりも投資家が見ている前で自分たちが飲み食いしたり雑談したりして楽しんでいたので正直どうかとおもいました。

まあ、そんな話はいいとして最近欲しかったマンガが手に入って喜んで読んでいます。
NHKの文明の道という番組があったのですがそれとコラボで「アレクサンドロス」というマンガが出されたのですが、その作者が以前からファンだったのでオークションでつい大人買いしてしまいました。マンガと侮るなかれ、最近のマンガは「萌え」はともかく世界に冠たる日本文化で奥行きも広いので読むに値するものもたくさんあります。「萌え」系はカスだと思ってますが・・・(笑)。
私も元公務員の堅物の祖父にマンガなんかと馬鹿にされましたが、マンガ&テレビ禁止だった我が実家で学校の図書館で唯一借りれるマンガが歴史マンガ、古典マンガ、伝記マンガで面白いな~と読み漁ったお陰で小学生の段階で既に全国テストで国語、社会で全国一番を獲得させたコアコンピタンスです。それ以来祖父も文句を言えなくなりました。

アレクサンドロスを書いた人は安彦良和という人でガンダムで非常に有名ですがそれ以上に実は手塚治の弟子で社会的な作品を多く書いています。なかでも私的に一番のお奨めは「ナムジ」と言う作品で読むに値するマンガでした。ベースは古事記なんですがなんだか神話なんだか、大江健三郎の共同幻想論なんだかファンタジー何だか分からない本でバックには真剣な情熱がある本です。エンタテイメント性も忘れないところさすが手塚の弟子だなと思わされます。

以前からしばしば紹介しているNHKが司馬遼太郎の「坂の上の雲」をドラマ化するようですがその次の大河ドラマとしてどうかなと個人的には思っています。
いま、日本にとって必要なアメリカのフロンティア時代のような精神は実は明治以上に古代にありました。世界中が開拓時代でしたから世界史的にも古代史は面白いです。
それは荒々しく、頻繁に流血のある時代ですがそれだけに人の情熱や理想がこもった時代だといえます。日本人は弥生時代というと平和な稲作、古墳、卑弥呼辺りを思い出しますが実は文明人、野蛮人の名の下に盛んに戦争をしあった時代で激しい闘争の時代です。
また一面では中国、朝鮮半島との国際交流の時代です。
古墳発掘現場で働いていた時に農家のおじいちゃん達が実は非常にたくましい意見を言ってまして、お年寄りの見識を見直したことがありますが、「古墳掘ってるときになんで天皇陵って調査できないのでしょうね」と聞いたら、「そんなもんアレなたぶんチョン(朝鮮人)だってことがバレルからじゃないかとわし等みんな知っとる」と言われました。周りのお年寄りみんなうなづいてました、彼等は最終学歴尋常小学校の戦時教育世代なんですがみんな物凄いリアリストです。
ちなみにこの発言者のおじいさんは泣く子も黙る上海の海軍陸戦隊の息残りです。
日本がフロンティアだった時代のフロンティアな精神こそが能力主義であり、ベンチャー精神であり、今最もこの国に必要なものです。なぜなら今後の激しい国際関係の変化と移民国家への変貌が待っているからです。

アレクサンドロスは面白かったのですが私の場合は既にアレキサンドロスについて十分すぎるほどの知識があり、ただその時代に生きた人の感情をより教えてくれるという意味での良作でした。
主人公はディアドコイ(後継者)の一人リュシマコスです。
やはり歴史は面白くなくてはいけませんし(重要)、人に胸を熱くさせるものがなければいけません。
最後にリュシマコスにアレクサンドロスのことをこう言わせています。東方も西方もない巨きな夢に身を委ね生き切った人、欠点の多い大酒のみの自惚れ屋で傷つきやすい愛情が豊かで酷薄な誇り高い若者といっています。
作者の言葉でしょうがそのとおりだと思います。私が一言加えるとしたらマザコンでしょうか(笑)。
ですが読んだあと多少自分とかぶる部分が多くブルーな気分にさせられました。はあ、ぼやぼやしてたらアレクサンダーなら死んでしまう年齢(32歳)があと数年に・・・。

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21 コメント

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Unknown (mogura)
2005-04-28 08:27:33
いつも拝見しております。

マンガはいいですよね。僕は大切なことは全部マンガから学んだといっても過言ではありません。特に歴史を通史として学ぶには、マンガは最適だと思います。僕は横山光輝の『三国志』が好きです。
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おはようございます (うさ)
2005-04-28 08:47:43
横山光輝の三国志は私も大好きですよ。

横山さんは先年お亡くなりになったばかりですね。大人になった今では横山さんの「史記」を愛読しております。

人に紹介したら意外とイケイケの女子大生が喜んで読んでいた記憶があります(笑)。

そういう普遍性を持った作品ですよね。

他にも「水木しげる」の「コミック昭和史」は教科書にしてもおかしくない様なふさわしい内容とエンタテイメントをかね併せ持つ傑作です。ただひたすら自分が生きた現実が書かれているのでそれが読む人のレベルを上げてくれる必読の書ですね。
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和製バフェット (アッシュ)
2005-04-28 20:18:44
そうでしたか、ダヴィの株主資本比率が低いのはそういう訳があったのですね。有価証券報告書も見ずに、日経会社情報に記載された程度のデータを確認しただけで大金を投資しているアホルダー(つまりわたしのこと)がおかしいのです。



わたしに有価証券報告書を見る重要性を教えてくれたのは、遠藤四郎というお方です。この方が無名なのは日本に生まれたからで、アメリカに生まれていればバフェット並みとは言いませんが、もう少し名が知られていたはずです。安月給のサラリーマンから、株だけで100億の資産を築いた人物です。バブルがはじけて30億程度に縮小したそうですが、借金で買った株が1株もなかったので、70億が消えても痛くもかゆくもなかったそうです。



そのやり方は、バリュー株投資という言葉にほぼ近いやり方です。業績悪化で徹底的に売り込まれた株の中から、不動産等の含み資産の豊富な企業を探し出します。その際に活用するのが有価証券報告書です。つまり倒産する恐れの少ない、低位でPBRが1倍以下の業績悪化株を多数買い込みます。そして、業績が向上して株価が上向くまで長期で保有するのです。



遠藤さんが手がけた株は、住友石炭、シキボウ、三井造船、カネボウ等です。中でもすごいのが三井造船で、100円台で大量に仕入れ、700円台で売却しています。しかし彼のこの方法は、バブル崩壊後では通用しない点が多いのです。わたしは自己資金でいやというほど思い知らされましたが、株価はもはや不動産等の含み資産を、バブル崩壊前ほどダイレクトに織り込みません。それより本業の収益性を重視する方向に転換してしまいました。



でも遠藤さんがすごいのは、時代に合った投資法を自ら見つけて実践したことでしょう。サラリーマンとしては落ちこぼれだったと自らおっしゃっていますが、とうの昔に落ちこぼれているわたしには希望の星です。
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いい話でした。 (うさ)
2005-04-28 22:02:30
とても参考になるいい話でした。

ではアッシュさん岡本組のゆうほうをエディネットで調べてみてはいかがでしょう。

別にゆうほうでなくてもBS見るとあることに気づきますよ。

アッシュさんひとつだけ間違っていますよ。

サラリーマンとして落ちこぼれでも株式投資を行う人は経営者と同じ視点を持つので一使用人に過ぎないサラリーマン以上の経営能力を秘めているのですよ。

従業員としてはともかく経営者の才能があるのです。例えば売り上げだけ伸ばしても仕方がないことを知識として知っていても実際営業員の成績考査の仕組みから経営の立場を理解しろといっても無理な話です。

ですから、これはシステムを作った人の責任なのです。自分ならアノ会社のようにするのになあと考えるでしょう。

私たちはどういう会社が強い、とか常に成功例を見ていますからアメリカのビジネススクールならともかく日本の経営学者のように実戦経験がない人間よりもはるかによく知っています。

それをジムロジャースの言葉を借りれば投資は知的冒険です。

アッシュさんは遠藤さんのやり方がそのままでいかないことを気づいておられますから、大半の日本のお年寄り経営者よりずっと経営者の資質があると思います。



だから英語で株主をシェアホルダーとはアメリカのCEOは呼びません。

彼らは株主を「マイボス」又は「オウナー」と呼びかけます。



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こんにちわ (kabukabu)
2005-04-29 00:35:12
ダヴィンチ、ジョルダンでお世話になっているkabukabuです。ダヴィちゃんは元気でいいですね。何も言うことなく、見守っているだけです。比較すると、アセットに割安感がでてきたので買ってみました。でも、本命はダヴィちゃんですね。一方、ジョルダンはなかなか飛んでいきませんね。もう少し、業績の裏づけが必要なようですね。心配は、経営者のセンスが今一歩なところでしょうか。色々なものに飛びつかず、特徴が活きる分野に経営資源を投じて欲しいものです。

さらに、私もアクセルに投資を始めました。企業としての資質の高さをびんびん感じます。まだ、パチンコ銘柄としての評価しかされていませんが、いづれ、日本を代表するLSIメーカーになると思います。分野は違いますがキーエンスのような企業になってくれることを祈っています。(キーエンスは株主を大切にしていませんのでそこはまねて欲しくはありませんが)

アクセルは、ダヴィちゃんみたいに急進しないとは思いますが、ゆっくり見守って活きたいと思います。

自分で探すと失敗ばかりするので、これからも、注目銘柄を教えてください。
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アッシュさん、これですね (HTTPS)
2005-04-29 04:03:04
「株でゼロから30億円稼いだ私の投資法」遠藤四郎(著)

横レス失礼致します。私も株式投資初期の頃購入して読みましたので少々コメントを。

『低PBR、含み資産、メインバンク』の組み合わせは今の時代にはそぐわなくなってしまいましたが、それ以外にも『投資する金額の規模と発行済み株数の関係』など、大きく財をなすには知っておいて損は無いことをこの本で学べたと思います。

いつかはその株の取引金額に占める自分の取引割合を気にするようになりたいものだと思いました。

今の時代は、ファンダメンタルズはあまり重視されない短期トレード全盛ですが、株で財をなすには「企業を良く調べ、信念を持って買い、人気化するまで長期保持」することで資産を殖やしていくことが王道という認識を強くもった覚えがあります。

最近は1週間程度の短期トレードもたまにしますが、私の基本はやはり長期保持です。遠藤氏の手法は割安に放置されていて化ける銘柄を狙うものでしたが、ダヴィンチやヤフーなどを見ると、今の時代は「どの株価水準からでも、とことん伸びる会社と伸びが鈍くなるまでお付き合いする」ことでも億の財を築けるのではと感じています。

有価証券報告書も持株は買う前に必ず読むようにしていますが、読みこなす知識がまだまだと痛感しています。

特にダヴィンチはほとんど金融業なので、私には読みこなせず、うささんの解説で勉強させて頂いております。



さて話は変わりますが、Yahooの板の方で他の銘柄の話題がありますので便乗させて下さい。

4849を30万円から参戦しているのですが、皆さんの見立ては如何でしょうか。ご意見を頂ければ幸いです。
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核さえできれば財は自然と集まる (アッシュ)
2005-04-29 08:42:45
皆さん、おはようございます。うささん、HTTPSさんのご意見を興味深く拝見しました。遠藤さんはヒラでサラリーマン生活を終わったそうですが、在職中にすでに1億円を達成しておられました。氏の本を読むと、最初の1千万を達成するのが難しく、そこから1億にはわりあい簡単にたどり着いたような書き方をしています。「核となる資産ができると、後は面白いように金が集まってくるもの」とは誰の言葉だったのでしょうか。それを地でいく人生だったと思います。



不動産重視で含み資産を調べ、メインバンク、系列を探って、倒産可能性の低い業績悪化銘柄に集中投資して長期保有する、という氏のやり方は現代ではもう通用しません。でも長期投資をしていく上で、知っておくべきことを多く教えてもらいました。低位銘柄に投資する理由は少しでも多くの株数を所有することであり、儲かった金額で別の低位銘柄を探し、さらに多くの株数を保有する。つまり株式投資は、「株数を増やしながら長期保有するゲームだ」というのが氏の信念であったようです。



氏はバフェットのようにROEの複利効果については何も語っておりません。この辺に氏の限界があり、複利効果のすごさをを娘に教え込もうとしたバフェットとの違いです。バフェットがROEの複利効果に儲けの源泉を見出したのに対し、遠藤氏は所有株数を増やすことを繰り返し強調し、膨大な所有株数でもって株価上昇の恩恵を十二分に享受するところに儲けの源泉を見出したと言えましょう。わたしの場合は、長期投資の哲学を、バフェットから8割、遠藤さんから2割の割合で学んでいます。



HTTPSさん、4849を調べました。財務数値は問題がなく、典型的なバフェット銘柄ですね。総売上高、営業利益、経常利益、純利益、すべてが右肩あがりで力強く美しい形をしています。ただしPERがすでに高すぎるようですのでこれからの参戦は躊躇しますが、すでに30万円代で仕込んでおられるのなら、当分持続されてはいかがでしょうか。うささんに代わって僭越ですが、わたしの拙いコメントでした。
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みなさんおはようございます。 (うさ)
2005-04-29 11:08:55
寝坊してしまいました。

かぶかぶさんお久しぶりです。

かぶかぶさんの投稿は個人的にすごい楽しみにしています。

注目銘柄出すのは実は難しいのですが今私が注目している企業というのはチップワンストック(ヤフーファイナンスは分割前の財務指標なので割高)の底値。

アッシュさんお勧めのエプコなどです。

アッシュさんの推薦銘柄はいい線ついていますので参考になるかと思います。

私自身も実は目をつけているのがあるのですがPERが高いので難しいです。

アクセルいいでしょ?ダヴィをAAAとしたらアクセルはAAぐらいの株なんです。評価の違いは米国型の株主中心化という点です。

米国型経営が社会のためにいいか悪いかではなく、株主を重視している以上私たちにはそっちの方が得だ。という単純な理由です。

そういった企業を見分けるために必要な知識は八城政基の「日本の経営、アメリカの経営」を読むと分かりやすいです。(アッシュさんにもお勧めです)

かぶかぶさんは何か注目しているのありますか?



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エンジャパンは... (ろっし)
2005-04-29 17:06:48
時代のニーズに応えている優良企業です。記憶によれば新春のアナリスト人気ランキング(?)で最上位だったと思います。



業種的に最も近いディップのファンダ面と比較しての割高感はないですし、直近のディップの値動きをみていると、丁度2月頃のダヴィンチがエンジャパンで、リサがディップのようなイメージです。30万前後の買い玉は羨ましいですね。



Ciao
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みなさん こんばんは^^ (ほた)
2005-04-29 20:27:57
うささん!久しぶりにお邪魔します。

ダヴィ君昨日は、一昨日の上げの後の割にはよく踏ん張ってくれたと思いたいんですが、一度は282を味わってしまいましたので、まるでー10000の気分でした。

でもあんまり派手な動きをしてしまうと、後のしっぺ返しが長引くことになってしまうかもしれませんので、連休前の割には「良くぞ頑張った」と思うことにしました。



ところで去年の5月のような暴落は、今年はこの前の暴落で前倒しとなったのでしょうか?!

ダヴィ君に出会ってもうすぐ1年です。

ちょうど1年ほど前にMSCBだの分割などがあり、全体相場の流れもあり、悩ましげな日々が続いたんですよね?!

ひどいトラウマとなりました 笑



それにしてもrossiさん!!

あんまりrossiさんが「フェイス」ことばかりおっしゃるので、ほたも以前にもまして気になりだしてしまいました 笑



1年前、新興の色々な銘柄の中で「エンジパン」と「サンジャパン」を天秤にかけました。

??何で「エンジャパン」と「サンジャパン」だったんだっけ?!

まさか「ジャパン」つながり??忘れました^^

で、ほたは「サンジャパン」を射止めました。

「エンジャパン」のチャートを見ると、少々後悔しないではありません。



rossi証券様は、ほたを惑わしてばかりです^^



またお邪魔させてくださいね^^



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