うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

越南考

2008年06月29日 22時20分06秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
まずはお返事から

ケイシンさん

まあ、元をたどれば教育行政の失敗。
とりわけ、大学教育が「実学」としても、あるいは「俗世間を離れた教養の世界」としてもどっちも通用しない中途半端な存在であることも問題です。
そもそも入る前の大学入試の時点で、「記憶」では一定のレベルまでは保障できても独創性なんぞ出るわけないシステムですからまあ仕方ありません。
しかし、これもまた既得権の問題があり難しいです。

あささん

BNF氏については良くわからないというか自分の能力限界を超えているので凄いナーという感嘆に尽きます。
まあ、しかし得手不得手があるように、デイトレを含むトレーディングの場合は必ずゼロサムゲームですので彼に代わって誰かが損をしているわけです。
社会的に付加価値を産まないという点において、今後アメリカのように政策が変更され厳しい規制が入るとヤダナーと思います。
投機とか投資とかテクとかファンダとかそういうレベルの問題ではなくて、もはや行政に振り回されるのはもうこりごりというのが今の心境です。
どっちにしろ得意な方、あるいは両方できるのが一番良いと僕は思います。
しかしそれ以上に大局観、特に今がどういう局面なのか?正確に大きなトレンドをつかむそれが一番大事だと思います。まさか365日同じ手法で戦うわけにも行きませんしね。

フラットさん

上記のテーマとも続くのですが、サブプラからインフレ(スタグフ)にテーマが移動しつつあります。当然、今までと違う手法で対抗しなければなりません。
過去は過去、今回は今回、いつも同じようには行かないでしょう。
ただし、似たような歴史というのはあります。それは担い手が過去を忘れたとき、あるいは過去が歴史の世界になり、当時の当事者が入れ替わった時にあるような気がします。

カッパさん

アラブの買い方は正直なところ自分には理解しかねる手法なので、これまた???ですが、ブッシュの戦争の為に日米英の3国がボロボロです。
彼は世界の多様化に最も貢献した21世紀を切り開いた大統領かもしれません。
無論、本人の意図とは正反対でしょうが(笑)
さて、そういえばケネディクスだかダヴィンチの総会だったかで中東資金の取り込みを図るとかいっていて様な気がします。
しかし、正直言ってアラブのお金の動きはわかりません。

どんきぃさん

お気の毒です。トーセイの場合は先行逃げ切り形で銀座の小型とかでしたから、まああそこで利食いが正解ではないかと個人的には思っていました。
どんきぃさんは視野も広いし、ココはセクターの転地を狙ってみてはいかがでしょう?
前回同様に反発するとは思いません、二番をつける気もします。
大サービスですが「日経平均騰落レシオ」を見られたほうが良いと思います。
自分は先行き不透明な時は、これを見て自分の資金を拠点に置く「歩兵」ではなく「機械化部隊」にして防御と攻勢を使い分けています。

pさん

日本の商社は、戦前と異なり政治・軍事のバックアップがありません。
したがって源流でもないし技術だけではつらいものがあると思います。
さて、歴史をさかのぼればいろいろ見えてきますよね。
「鈴木商店」。
まあ、今は金利キャップが買えるだけマシかもしれませんけど。
それと数年前から公定歩合ではなく無担保コールレート翌日物に変わっているはずです。実はあの市場はかなりコントロールが利きやすい市場である意味、国家安全保障
危機管理強化なのか?と思わなくもありません。



ベトナム考

自分の考えでは、少ない数とはいえVNが800台から飛び込んでますから、その辺は当然含み損ですが、やはり上陸なり先遣隊無しに本隊のタイミングを計ることはできません。
この一週間、半年以上考え抜いたセクターに本隊を投入しました。
この先は分かりませんが、皆さんと議論をするたたき台として提示したいと思います。
以前から言ってますが、ベトナムの大地の何が他と違うのか?ソコに着目して投資しました。
安易にベトナム株と話す筋とも、昨今のベテランやプロの世界からの危険信号での総悲観も雑音だと思います。
これだけプロ、アマ問わず悲観論がはびこれば間違いなくチャンスは今です。

①通貨が問題だ→では通貨が切り下がるところで儲かるところを探す
②インフレが問題だ→インフレのどの分野がインフレ数字なのか?どこが押し上げているのか?それを見れば落ち着くか落ち着かないかは予想できる。
③株よりもインフレ抑制の金融政策→だからこそ儲かる、ベトナム政府が必死でテコ入れしているインフレ解消に役立つ産業がある。
④高インフレの影響で業績の先行き読めない→歴史を見ればこういうときに通用しやすい株式指標がある。それは「PBR」(ちなみに僕は日本市場での投資ではPBRをホトンド全く無視しています)。
なぜPBRか?その理由を深く考えてみましょう。

すると答えは見えてきます。
高インフレ、経済混乱、そんなの戦争が絶えなかったインドシナの大地で何回もあったことです。大混乱の中で日本軍が目をつけたものがあるでしょ?。
ベトナム沖合いの海底には、忘れられた戦争遺跡として同胞の遺骨と共に無数に眠っています。
それこそがインドシナの大地でしか取れないインドシナの恵みです。
それに一転集中で投資します。



なかのひと