うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

メナムの残照

2008年06月06日 11時49分57秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
みなさん、こんばんは
以前の記事からだいぶ時間がたってしまい申し訳ないです。
ここのところ、仕事、投資、プライベート全てが多忙でして、皆さんには関係の無いところでご迷惑おかけしてすみません。

まずは、いつものようにお返事から始めさせていただきます。
しかしながら、コメント返信するのも違うと思うのでみなさんの横槍・議論を歓迎します。

zuzuさん

ドル資産に関しては、最近の元財務官の発言にもありますがドル建て資産を毎月一定額売っていってはいかが?というのは全面的に賛成です。少なくとも分散しないとリスクでありますし、ドル→複数通貨へ、米国債→米大企業の株式ぐらいは可能だと思います。
それが先日のオイルマネーやSWFへの「資本陣営の守護」SWF構想の提案と考えています。困った時ならば米国でも歓迎されます。
また政治的に不可能ならば、米政府も米国債→例えばゴーOドマンOックスとかモルOン或いは米国防企業への転換であれば目くじらを立てるわけにも行かないでしょう。
それにしてもあちこち板を見ていて「ゴーOドマンの旦那~どこまでも付いていきますぜ!」と就職しようかなと思わざる得ない今日この頃(笑)

フラットさん

アデランスの役員のニュースは驚きました。特に日本の個人投資家になにか水面下での変化が起きているのかもしれません。
個人株主といえば総会のお土産目当てに出席し、会社の将来、株価の未来などまるで他人事で他の株主の質問などさっさと終わらないかなーと考えている株主が大半だと思っていました。
微力ながらブログを通じてそれを啓発しようと書いてきたつもりですが、ここまで意識が変わってきているとは思いませんでした。
間違いなく、光明だと思います。
誤解が無いように留意したいと思いますが、実はこれ自体は戦後の緊急事態からの平常化に過ぎないのです。
株主地位の議論は、戦後の実に大半に渡り、旧商法の趣旨を汲みながらも、法律解釈を変更することでなんとか経済の緊急事態を「国家総動員体制」で乗り切ろうとした財務省の産物でした。それ自体は非常に効果的だったと自分は考えていますが、少なくとも今はそれが時代に合わなくなり、ようやくあるべき姿に戻り始めているという印象です。
kabunokami2000さん

マイナーどころかコメントされた内容ですが良く覚えています。
kabunokami2000さんは、確かあの頃は少し弱気であられたような(笑)で、今は強気ですよね?僕は逆にあの頃は強気で、今はその頃に比べると少し展望に疑問を持っています。強気一辺倒ではないです。
おそらくkabunokami2000さん同様、大半の投資家が同じようなイメージでダヴィを考えておられると思うのです。
僕はそれがコワいです。
誤解の無いように書いておきますが具体的な何か?はないです。
しかし、投資家は「盲目的な信頼」は慎まねばと思います。
その頃にアロハさんという方がおられたのを覚えていますよね?
彼のコメントはとても傾聴に値するもので3年たって忘れるどころか、毎日ますます彼のコメントを思い出す日々です。
そう思うとアロハさんならどうするかな?と考えると臨時総会に?と思わざるを得ないわけです。彼は実際に金子社長と仕事をした唯一の証人でしたから。
kabunokami2000さんだけでなく昔の仲間は、全員生き残って欲しいと願うのが正直な気持ちです。
スズキは、面白いと思います。僕はあの経営者好きです。課題は娘婿の急死ですよね。
あのように戦ってきた経営者にとってその心境いかばかりかと思うこともありますが、会社自体は新興国の成長でイケイケドンドンに上手く戦略を乗っけていると思います。
今のところ新興国との付き合い方も正しい判断をし続けていると思います。

元さん

かの国は資源あれど金あれど、国土の広さと技術のある分野と無い分野が偏っているんです。したがってかの国がもっとも熱望しているのが日本との経済的同盟です。
しかし、社会主義仲間だった中国に先を越され、日中が更に親密となることでもっとも危機感を持っているのがロシアなのです。
重要なのは日本と経済的に相互に協力関係にある国は全て発展してきているということです。はじめ韓国・台湾、中国です。中国の輸出貿易の中身を見れば日本企業が如何に強大な存在かよくわかります。
プーチンは賢明な政治家で気がついています。
日本の戦略は「一切妥協無く北方四島の返還あるべきであること」、「ロシア政府で無くロシア国民に対して積極的に説得する」、「お互い無いところが双方がたくさん持っている為もっとも弱いところが強みに変わる理想的な同盟関係と未来を語る」、「ロシアとの日露戦争の捕虜の扱いとソビエトのシベリア抑留の違いをことある毎に伝える(戦争の是非・結果ではなく、友情を求める相手に対してすることか?ロシアなのかソビエトなのか?ハッキリしろ!)」「貧困、女性問題、チェルノブイリなどの全人類的な課題に対しては敵であっても援助を惜しまなかった」とこういう内容を「ロシア語」で主張するわけです。
こういうのが外交というものだと私は考えています。

ホッキョクグマは子供のためにも守りたいものですよね。日本として何かできることがあればいいのですが。

Unknownさん

私にもいろいろと諸事情がありまして悪い&感謝も感じているし、悪口は嫌いですので控えましたが、基本的にそういう線で考えています。

Inaさん

Inaさん自身は、どう思いますか?
その後にお答えしたいと思います。

pさん

タイですが、政局自体は面白いとつまり前向きと考えています。
ただし、自分ならみんなが買う銘柄は買いません。特に銀行とか不動産ですね、ベトナム同様タイでもこれらを買いたいとは思いません。
基本的に私はリカードの国際分業を持論にしていて、これは異性、友人、子供に対してもそうで、もっとも良いところを積極的に評価する、伸ばす、勉強させてもらう意思です。
タクシン前首相の評価も同様です。
タイの産業でタイのどこが良いか?ソレをひたすら見ています。
ベトナムも逆境を逆手に取る産業だけを見ています。






実際のところ日本の財政の苦しさは夕張市を遥かに凌駕し相当なものです。同市のニュースへの世間への関心の高さが潜在的な国民心理を表しているのではないでしょうか?はっきり言って他人事ではありません。
 しかし消費税=引き上げなどの話になるとソレは違うだろーと言いたくなります。
自分は若い頃に経済学の基礎の基礎を叩き込まれています。
それによれば、直接税(所得税・法人税)に比べ、間接税(消費税)税収が同じ場合は、国内経済を縮小させると結論を出させているハズです。
よって同じ税収ならば直接税の方が「効率的」です。
この科目は、国家一種の公務員試験でもありますので知らないはずが無いと思いますので役人は完全に確信犯です。また役人が役人である唯一の根拠は試験に受かったからです。
試験に受かることではなく、試験を活かすことができていない典型だと思います。
世のため人のためではなく、自己の出世のための学問なのでしょう。
経済=経世済民ということを暗記させる方が先ではないかと思います。
無論、増税の前に無駄をなくせばよいのです。これに国民資産の効率的運用がなされれば財政危機回避は可能です。

同じく、役人が駄目そうな国家にベトナムがあります。いずれの国でも日本やベトナムのようなことはあります。
前もって書いておきますがロシア・中国でもひどいです。
というか、両国の場合は歴史を勉強すればその腐敗が世界で1、2を争う悪名高い民族習慣です。しかし、同時に両国の場合に今共通しているのは「締めるところは締めている」と言えることです。
ベトナムは役人の腐敗以上に対応が資本主義に対して未熟な傾向が出ています。しかし、それは解消するまで長い時間がかかる問題でありましょう。
問題はソレをどう機敏に対応するかですが、基本的に日本、韓国、台湾、中国のような発展モデルは僕はどうかナ?と思います先ほども述べましたが、商品高が予想される現在では70年代、80年代の商品安のなかでの発展モデルでまた上がるだろうから投資するみたいな特に欧米人にありがちな短絡的なアジア感に一線を引きます。
自分は、むしろ本来その土地のあるべき生産性に注目しています。
ベトナムが本当にすきなのか?タイが本当にすきなのか?知ろう、理解しようとする気があるのか?付き合う気があるのか?それが試されていると思います。
現地に行くのがベストですね。
だからそれが個別企業で安いものがあれば拾います。
為替は心配ですが、心配には資金管理、いわば投入部隊の拘置で対応するだけです。
むしろ個別企業を早く買ってしまいたい気持ちです。
そういうことです。
そうですね、自分ならラオス、カンボジア、ミャンマーに注目しますね。
ミャンマーも証券取引所があるぐらいですから。
みなさんのコメントを熱望します。