夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

銅彩鷺文壺 田村耕一作 その3

2016-08-27 00:01:00 | 陶磁器
男の隠れ家の心臓部への一部へ初めて侵入したわが息子・・。



「これはいったいなに?」と尋ねたので、「なに、がらくたさ」と小生。



さて、その中から今年もいくつか引っ張り出してのメンテナンスです。漆器、軸類はメンテが重要です。今年から息子もお手伝い。



片付いたら、手伝い疲れたようなのでご休憩・・。



ところで、佐野市庁舎の工事に関わった元同僚から「さのまるくん」のぬいぐるみの贈り物をいただきました。息子が生まれたばかりの頃に戴きましたが、今も大切に息子は抱っこしています。



佐野市出身というと陶芸家の人間国宝「田村耕一」が思い起こせますね。ということで本日は当ブログでおなじみの田村耕一の作品の紹介です。

銅彩鷺文壺 田村耕一作
共箱 
高さ238*口径52*高台径108*胴体径190・180



すでに幾つかの作品が本ブログで紹介されていますので、田村耕一についての詳細の記述は他の本ブログ記事を参考にして下さい。



本作品は田村耕一の真骨頂といっていい作品です。



「銅彩」という一種の青磁の釉薬と絵付において、人間国宝のなっています。「鷺」と「ほたるふくろ」の絵付が代表的です。



作新学園が今年の甲子園で優勝した栃木県、その栃木県から浜田庄司に次ぐ二人目の人間国宝の田村耕一です。意外に知られていないかもしれません。



陶芸を知る方法でもっとも効果的な方法は人間国宝の作品から知ることだと私は思っています。作品も観ることはたやすいし、真贋は明確になっていますし、小さな作品なら手の届く可能性もあるますから・・。 



古陶磁器、中国陶磁器、西洋陶磁器から入り込むと迷路に入り込みます。小生のようになかなか抜け出せないことのなります。


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