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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

源内焼 その25 三彩太公望図陽刻輪花皿 

2012-07-09 05:14:00 | 陶磁器
先週末は北海道、本日は九州で明日は北陸。まずは全国行脚の開始です。ざっと訪問したら個別に行脚の予定です。

私の骨董の心構えは靴にも??  歩く商売ゆえ? 靴は大切にしています。30年以上履き続けているものも複数あります。要は手入れですね。内も外もきちんと日頃手入れをして、修理もきちんとすることです。そのためにはある程度いい靴を買うことと、同じ靴を履き続けないことです。

だて収集しているとまでは言えない作品群に「大津絵」がありますが、今週の日曜美術館で取り上げられていました。そんな作品群のひとつに「源内焼」もあります。「その25」となりましたが、なかなか作品が少なく集めにくい作品です。

東京美術倶楽部の正札会に出品されていた源内焼は一点のみでした。本ブログでも紹介された作品でした。値段は欠けがあり補修されていたこともあり2万円でした。手頃な値段であり、購入してペアで使えるようにとも思ったのですが、金繕いが大きかったので控えました。

源内焼 その25 三彩太公望図陽刻輪花皿 
径257*高台172*高さ42



作品が少ない理由のひとつに「脆い」ということが上げられます。無傷の完全な作品は少ないように思えわれます。本作品も傷が多数あり、私が補修しました。また汚れがひどく着きやすいので、洗うこともありますが、本作品も洗った跡があり、釉薬の発色が薄いようです。



「釣りをする人」という題でしたが「太公望」といたしました。本ブログでも取り上げた作品に画題としてあります。

本作品は資料にはない画題です。イマイチはっきりしない紋様のせいでしょうか?



縁の輪花はしっかりしています。高台には欠けが多く、実際に使用されていた作品でしょう。



縁があれば少しずつ引き続き集めておきたい作品です。



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