
当方の福田豊四郎の所蔵作品は100作品を超えることになりました。蒐集作品の数が100作品を超えた現在になってようやく製作時期や印章、落款の判別がつくようになりました。呑み込みが悪い蒐集者なのでまったく長~い道のりです。
夏菜 福田豊四郎筆 その100 昭和10年頃
絹本着色軸装 軸先象牙 戦後共箱
全体サイズ:横480*縦1185 画サイズ:横360*縦280

昭和10年頃に描かれた作品に戦後間もない頃に箱書された作品でしょう。

戦前の作品にたいして箱書きされている作品は数が少ないでしょう。「豊四郎生」と「生」という字を落款に記した最後の頃の箱書きでしょう。一般的に落款に「生」の文字があるのは「初心に戻る」という意味があるので、初期の頃の作品に多い落款です。ただ大橋翆石のように途中で「生」と記する落款が復活したり、野口幽谷のように終生「生」を記する落款を使うが画家もいます。

印章と落款は下記のとおりです。

当方も近くに畑がありますので日々野菜には親近感がありますが、福田豊四郎の野菜に対する慈しみが溢れている作品だと思います。

展示室の廊下に飾っています。

さ~、この作品をつまらぬ作品と観るか、情緒豊かな作品と観るか…人さまざま・・・。福田豊四郎の100作品目の蒐集作品です。
夏菜 福田豊四郎筆 その100 昭和10年頃
絹本着色軸装 軸先象牙 戦後共箱
全体サイズ:横480*縦1185 画サイズ:横360*縦280

昭和10年頃に描かれた作品に戦後間もない頃に箱書された作品でしょう。

戦前の作品にたいして箱書きされている作品は数が少ないでしょう。「豊四郎生」と「生」という字を落款に記した最後の頃の箱書きでしょう。一般的に落款に「生」の文字があるのは「初心に戻る」という意味があるので、初期の頃の作品に多い落款です。ただ大橋翆石のように途中で「生」と記する落款が復活したり、野口幽谷のように終生「生」を記する落款を使うが画家もいます。

印章と落款は下記のとおりです。


当方も近くに畑がありますので日々野菜には親近感がありますが、福田豊四郎の野菜に対する慈しみが溢れている作品だと思います。

展示室の廊下に飾っています。

さ~、この作品をつまらぬ作品と観るか、情緒豊かな作品と観るか…人さまざま・・・。福田豊四郎の100作品目の蒐集作品です。