年末年始の帰省しての取り掛かりは神棚から始まります。神棚をきちんとしてない者に福来らず。苦しいときの神頼み・・・・。さて本日の作品は棟方志功。棟方志功の作品は工芸品や模倣作品(贋作)がたくさんあり、選別は当方のような素人の及ぶ領域ではありません。妙韻 伝棟方志功画 倭絵(色紙)紙本彩色額装 誂布タトウ+黄袋 裏書「大塚大兄へ」と記されています 作品サイズ:色紙サイズそれでも棟方志功とは郷里が近いこ . . . 本文を読む
明日から郷里に帰省しますので、今年のブログの投稿は本日にて終了です。本日の投稿作品はお正月らしい作品です。紅梅 中村岳稜筆 その8色紙着色 作品サイズ:縦270*横240今年の8月は豪雨とコロナ禍で帰郷を断念しています。手配していた家の修理の確認もあり今回はちょっと無理をしての帰郷となります。大雪も心配ですが、郷里に久方ぶりに帰るのは楽しみです。額裏の破れは補修しておきました。梅ということで明末漳 . . . 本文を読む
家内が稽古先で使う来年の初釜のお道具探し・・。その一つが茶入れを載せる盆。「釣花入ニ梅図青薄漆塗角盆」かな?家内がインターネットオークションで落札した作品ですが、氏素性は不明です。漆の塗りがちょっと雑なのは気になるもののデザインや他の出来は良い………。本日紹介する作品は杉本健吉が良く描いている「華精」と柘榴を組み合わせた作品です。この手の作品の多くが版画な . . . 本文を読む
天井の改装を終えた廊下の展示です。その一角に本日紹介する作品を展示しています。子供の頃から縁のあった木村武山の作品ですので、ちょっと良さそうな作品があるとついつい入手していくことになります・・。日蓮上人之図 木村武山筆絹本水墨金彩 誂タトウ+黄袋額サイズ:縦928*横594 画サイズ:縦605*横415軸装ではなく額の作品となります。どうも日蓮上人を描いた作品のようです。日蓮上人の説明をしだすとき . . . 本文を読む
そろそろ我が家のメダカも休眠時期・・・。11月中旬まで孵化していましたがそろそろ限界ですし、大人のメダカも動きが鈍くなっています。今年の後半に孵化した稚魚もだいぶ大きくなりました。大きめの稚魚は大人の仲間入り・・。大きさも同等になりつつあります。さて本日は色紙の作品紹介ですが、思いつきのようによさそうな色紙の作品を都度都度衝動的に入手する当方ですが、そろそろ色紙の作品は卒業かな?色紙 白菖蒲 金島 . . . 本文を読む
家の改修は少しずつ高級感のある材料に変えていますが、あまり高級すぎては嫌味になります。その点、木にするというのは嫌味もなく、今では森林保護の観点からも推奨されています。その木材を地のままにするか、塗装するかはその使用部分、日当たりの環境、手入れの頻度で異なります。当方の離れの縁側、地のままだったのですが、塗装にすることにしました。これは庭側のガラス掃除や庭の水まき、洗濯物の干場なぢの理由で木部にシ . . . 本文を読む
4日間にわたる年末前の庭の手入れが完了したようです。毎回のことながら結構な大仕事です。家内に撮影するなら今しかないと言われて、慌てて撮影。たしかにきれいになり、人間でいうなら理髪のあと。それにしても庭というのは結構な手間と時間がかかるものです。庭のないマンション住まいも味気ない気がしますが、手間のかからだけ気楽かも・・。郷里のおとこの隠れ家も庭には苦労していますが、その分楽しみも増えるのも捨てがた . . . 本文を読む
インターネットオークションで1000円で落札した作品・・。すみれ 福田豊四郎筆紙本着色 共シール タトウ入画サイズ:縦*横板の描かれています。父と交流のあった福田豊四郎の母宛てのハガキ(父が亡くなったあとのもの)には、画材としての板を送ったお礼の文がありました。当方にある福田豊四郎が亡くなった後に出版された画集には、福田豊四郎の奥様のサインのある画集があります。父が亡くなった際にお世話になった方々 . . . 本文を読む
さて本日は本ブログにて幾つかの作品を紹介している我が郷里になじみの深い藤田嗣治の作品紹介ですが、とくに今回は陶芸で縁があった平野庫太郎氏の本家筋にあたる平野政吉とも関連のある作品のようです。氏素性のわからぬ作品 双蟹之図 藤田嗣治筆 昭和13年頃紙本水墨デッサン額装 平野政吉(旧蔵?)シール額寸:縦638*横700 画サイズ:縦450*横505やはり藤田嗣治の水墨画はうまい・・。ここには筋目書やた . . . 本文を読む
11月になろうとするのに我が家のメダカはまだ産卵し、孵化しています。上記写真は孵化用の水槽であり、多い時には1日で200匹近い稚魚が生まれました。現在は10数匹ほど・・。稚魚用の水槽です。今は寒いので稚魚がうまく育つかどうか心配ですね。夏頃に生まれた稚魚は順調に大きくなっています。メダカにはいろんな種類がいて見ていて飽きませんね。さて本日の作品は、同時期に描かれたと推測される杉本健吉の作品を3点ま . . . 本文を読む
当方で紹介する作品を贋作と嘲笑う方が多いと思いますが、蒐集は簡単には真作には辿り着けないもののようです。今回は川合玉堂の作品では下記の作品の入手で失敗しています。贋作考 閑村秋景 (伝)川合玉堂筆紙本着色額装F10号 全体サイズ:縦627*横705 画サイズ:縦455*横530全体の雰囲気はいいのですが・・。筆致が下手・・・。描き方に下手さがある・・。額の裏には共シールがあります。遠景の山のぼかし . . . 本文を読む
本日の作品はインターネットオークションにて2万円弱にて入手した作品です。一見すると福田豊四郎の作品ではないように見えるかもしれませんが、かなり初期の真作と判断できます。郷里の画家を研究する対象として美的価値より資料的価値の方が高いかもしれません。またこのような作品に愛着を持つ当方は、同郷の画家として蒐集しているならではのこと。落款に「生」を用いて自らの修業時代を示していますが、この頃の郷愁のある代 . . . 本文を読む
今年の9月の最初の連休は河口湖まで一泊の旅行。湖畔の山の頂上までロープウエイで行きましたが台風が近づいていたせいで目当ての富士山は御覧の通り。富士越えの龍、狩野探幽、谷文晁、葛飾北斎の世界かな?それでも皆、それなりに愉しんだようです。息子は温泉、クラフトコーナーなど愉しかったようです。さて、本日は福田豊四郎の作品紹介です。福田豊四郎の故郷は秋田県の小坂町ですが、秋田犬の故郷である大館市に隣接してい . . . 本文を読む
本日は篁牛人の大きな作品の紹介で、衝立になっている作品です。画風からは戦後まもなく渇筆の作品を描き始めた頃の作と推定されます。太公望図衝立 篁牛人筆紙本水墨衝立 衝立サイズ:幅1197*奥行422*高さ1193 画サイズ:横918*縦845篁牛人が生まれ、活動した富山市からの入手です。大きな作品で見ごたえのある立派な衝立ですね。ほとんど傷などの痛みはありませんし、作品にもヤケなどもありません。描い . . . 本文を読む