隆佑の卒業式に嫁さんと出かけた。
外は、あいにくの雨だ。
中高一貫の3年間が終わっただけで、高校生になっても通う校舎は同じ、周りの友達も同じ。
なので、通過点のような感じで、卒業する本人達には感慨がないようだ。
泣いてる生徒も周りにはいないし、淡々としていた。
スライドを映す場面で、卒業生の気持ちが一緒になったように思えた。
校歌は3番まで聴けた。
グリー部の合唱で聴きたいと思った。
高校の入学式には、聞けるのだろうか？
学校長告辞
在校生の送辞も卒業生の答辞も女子だった。しっかりしてて、親は将来が楽しみだろうと思う。
来賓の祝辞は省略。
祝電の披露で、長い祝電は誰かと思ったら京都府知事だった。
山井衆議院議員さんの祝電もあった。
中学校の卒業式で知事や国会議員の祝電なんて。少なくとも私が通った中学校ではなかった(+_+)
賛歌斉唱はレミオロメンの3月9日。なぜ3月9日なんだろう？
流れる季節の真ん中で
ふと日の長さを感じます
私とあなたで夢を描く
3月の風に想いをのせて
桜のつぼみは春へとつづきます
溢れ出す光の粒が
少しづつ朝を暖めます
大きなあくびをした後に
少し照れてるあなたの横で
新たな世界の入り口に立ち
気づいたことは 一人じゃないってこと
瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたのでしょう
あなたにとって私もそうでありたい
砂ぼこり運ぶつむじ風
洗濯物に絡まりますが
昼前の空の白い月は
なんだかきれいで 見とれました
上手くはいかぬこともあるけど
天を仰げば それさえ小さくて
青い空は凛と澄んで
羊雲は静かに揺れる
花咲くを待つ喜びを
分かち合えるのであれば それは幸せ
この先も 隣で そっと微笑んで
瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい
蛍の光の演奏には少し驚いた。シンバルのパンチが効いていて、まるで行進曲のよう。
実にユニーク。涙ぐむシチュエーションではない。
これはこれでいい。
卒業生の退場のあと、校長先生の保護者への挨拶があった。
そこで、高校生の合格実績の報告があった。
式後の報告にびっくり(*_*)
東大17名、京大85名。今のところ京大合格者数は、22年連続日本一らしい。
防衛大学校、医科大学校の合格者も結構いた。
内部進学生の実績だったようだ。
運動部の活躍も報告してほしかったなぁ。
最後は、東寺に卒業生ともどもお参りして、クラス単位で解散。
仲良し3人組で記念撮影。パチッ。
校舎から、東寺へ向かう際には、吹奏楽部の校歌演奏と、教職員、在校生総出の拍手。
卒業生だけでなく、保護者にも拍手。在校生も保護者に拍手。
先生方は、皆さん元気。覇気があって、凛としてるって感じ。平均年齢は高そうだ。
入学式には行けなかったので、いい経験になった。
簡素で、時間も短く、いい式だったと思う。生徒たちにとってはどうだったのだろう。
洛南、ユニーク。
隆佑にとっては、附属中の3年間は、毎日が楽しくて楽しくて仕方がなかったらしい。
卒業おめでとう（＾◇＾）
